紙の本
君は死なない
2002/03/21 04:54
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投稿者:とうめい - この投稿者のレビュー一覧を見る
理由のない死に憧れ、16歳の誕生日に自らの命を絶つことを決めているホタル。誕生日まであと半年、そんな時にシンジが現れた。非合法組織『MEDA』に追われ、警察からもマークされている彼に戸惑いながらも惹かれていく。しかし、シンジがMEDAに追われている理由、それはホタルにとって衝撃の事実だった。
16歳を迎えたホタルは死ぬ? それとも生きる?
自分はからっぽ、そう思ったことありますか。ある日突然、自分が理由ない死を遂げたら周りはどう思うだろう?
正直、考えたことあります。ビックリするほど共感しました。
徹の不器用ながらもの妹へのサービスには泣けます。シンジのホタルの前で見せる頼りない子供のような姿がいいですね。
本には書かれてないその後、すごく気になります。2人が無事再会できてると嬉しいです。
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はかなくて、危うい。
こんな恋がしたいと思った。
桜井亜美との出会いはここから。最初はいとこに読ませてもらったんだけど自分でも買いました。高2あたりに読んだ。
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待つのは、辛くない。
永遠より長い時間なんて、決して存在しないのだから。
死のうと決めていた彼女が、
最後ココに帰結したのは本当に素敵。
亜美の中で1番好きな作品。
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謎の多い桜井さん。自分はそんな彼女に引き寄せられたひとりです。彼女の感性・世界観と理系・詩的な表現がとても気に入っています。もろい十代の『性』と『生』のお話。人によっては嫌悪感を抱くかも…。
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★あらすじ★
半年後の16歳の誕生日に自殺することを決めているホタル。警察と非合法組織から追われるシンジ。桜井亜美が切なくリアルに描く、脆い10代の「性」と「生」。
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読始:2009,2,18
読了:2009,2,21
≫理由のない死に憧れを抱き、十六歳の誕生日に自ら命を絶つことを決めているホタル。……桜井亜美が切なくもリアルに描く、脆い十代の「性」と「生」。
裏表紙より抜粋した。
で実際読んでみてどうだったかと言うと、はっきり言って内容がない。
性という観点から見ても、生という観点から見ても中途半端。いや、全然だめ。それらの表面をなでただけで少しも深くないし、読んでて特に思うこともない
この話を通して表現したいものが何なのか伝わってこないが故に読んでて面白くない。
さらっと読めるがそれだけって感じ。
読んでて不快にはならないので★2かな?
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・生きてる意味がないと思うなら、誰かを犠牲にしないで自分が死ねばいい。
・永遠より長い時間なんて、決して存在しないのだから。
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内容としては「理由のない死」に憧れを抱く「ホタル」という女の子が、あるシンジという男の子と出会って、変わっていく話。
簡単に言うと、そんな感じ。
多分、ホタルがシンジに抱いた感情を「恋」と人は呼ぶのだろうし。
その点で言ったら、この本は十分に恋愛小説だと思う。
でも。
「桜井亜美」っていう作家が書いてるのって、多分きっと、今の僕が一番書きたいもの……「飢え」だと思うんだよね。
「愛に飢えている女の子」とか、「愛に飢えている男の子」が、身を寄せ合う。
もちろん、飢えている理由も様々だし。
その表現の仕方も人によって様々。
だから、同じテーマでいっぱい小説をこの「桜井亜美」って人は書けるんだと思う。
でも、根底に流れる色、というか基本はきっと一緒。
だから私は、この人の話のタイトルを僕は覚えられない(苦笑)
色が似過ぎてて、混乱する。