紙の本
夏休みが終わる前に
2015/09/18 15:49
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投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
伯母の桐生冴子の仕掛けを切っ掛けにして、春咲千和は季堂鋭太に告白した。未だ彼女のことを幼なじみとしてしか見れないという鋭太に、千和は女の子として見てもらうための努力を開始する。一方、鋭太は遊井カオルに相談して心の平穏を手に入れようとするのだが…もうカオルについてはっきりさせちゃおうよ。
自演乙を鋭太のハーレムサークルと解釈する風紀委員長の石毛まつりの誤解を解くため、冬海愛衣に連れられて風紀委員会に出向いた鋭太は、委員長の誘惑に耐えられたら合格という奇妙な試験を課せられることになる。
そんな風に、残る夏休みを幼なじみと婚約者に追い込まれていた鋭太の家を、家出してきた秋篠姫香が訪ねてくる。姉の秋篠優華が、彼女が大切にしていたマンガなどを捨ててしまったのが家出の理由だ。偶然外で出会った夏川真那を巻き込み、非オタクを説得する策を練る3人だったが…。
そして彼女の夏川真涼は、彼氏の季堂鋭太が他の女の子たちと遊んでいる姿を見て、なにやらモヤモヤした感情を抱えていた。フェイクのはずなのにフェイクじゃ無い。やがて、季堂鋭太を囲む少女たちは、それぞれの想いをぶつけ合うことになる。
主人公が未だ立ち止まっている内に、ヒロインたちはそれぞれの想いに対するゴールを見据えて動き始めた。出遅れることは即敗北を意味する。しかし、季堂鋭太の前で喧嘩をすることは出来ない。奇妙な連帯感と、相反する利害が軋み合い、自演乙の部室を満たしていくのだった。
そして、その奇妙な均衡状態は、ちょっとした気の緩みから崩壊していくことになる、かも。
電子書籍
ヒロイン達の変化
2015/01/31 00:27
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投稿者:ざらお - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回は前巻での合宿後の各ヒロイン達の変化を掘り下げている感じですね。そのヒロイン中でも特に真涼は前巻の終盤から引き続き「別人ではないか?」と疑うほどの変化でとても可愛らしいです。他のヒロイン達も鋭太への想いを強めていて、さらに激しい修羅場になっていますので次巻以降の物語の進行が楽しみになる一冊だと思います。
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4人の「カノジョ」「幼なじみ」「元カノ」「婚約者w」をそれぞれピックアップした短編+エピローグ。
ジョジョ可愛いカノジョがデレてるのがコワイww
「元カノ」編は、イリヤの夏、UFOの空を思い出し、涙が…w
あっちは「好きな人が、できたから」だったけどな。なける。
いまいち魅力を感じなかった「幼なじみ」と「婚約者w」が超カワイー。
ヒロイン4人が、今、同じスタートラインにつこうとしてる。
今度こそ公平な競争が始まるのか?
果たして「恋愛脳」を克服することはできるのか?
恋愛アンチに明日はあるのか?勝利を掴むのは誰だ?
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流れは変わらず、平常運転。真涼さんの人格崩壊がががが・・
怖すぎだろw 今回は、ヒロインごとの短編集といった漢字だったし、結局のところ流れはいつもっと同じ。真涼さんの感情にいろいろと幅が出てきたので、真涼派の自分としてはこのまま彼女のままでいて欲しい。
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・・・ごめんなさい。表紙のチワワが「ヤンデレ」に見えて仕方がありません(笑)
「え~くぅ~ん?」とか言いながら、後ろから首締めているようにしか見えません。るろお先生のファンの方には申し訳ありませんが、表紙だけで一時間ほど腹抱えて笑っていました。ごめんなさい。
さて。肝心の内容だけど、前半チワワ。中盤中二。後半偽彼女→淑女協定という感じでしたね。
ただ、前にも書いたけど、やっぱりカオルくんが女の子にしか思えない……このシリーズ。最後にどう「オチ」をつけるのか知らないけど、最後の最後で「カオルくんエンド」を選択したら、ラノベ史上最高の「ラブコメ指定」をしてもいいと思いましたが、無難に終わりそう(曖昧にして終了しそう)なのがコワイ。
ただ、少しずつ面白くなってきているのも事実。次が楽しみだー!
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ライトノベルって夢も希望も想像も妄想もなんでも盛り込んでオッケーで、それでいて浅くても深くても広くても狭くても良いから面白いんだろうなあ。
疲れた頭を休めるのにはちょうどよかった。
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なんだかんだで普通?のラブコメ化してきちゃいましたね.
チワワの告白とチューによって面倒な事態に.
もにょもにょする真涼さん可愛いわー.
厨二病は卒業しましょう.
恋愛妄想もほどほどに.
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吹き出しと表情の細やかさが光る「おそと走ってくる…」、そして、音喩的に表現された「愛衣ちゃん大勝利」の描術は、マンガにあっているんだなぁ…、と。
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これまで千和の想いを家族愛のようなものとしか認識してこなかった鋭太ですが、彼女はもはやかくすことなく鋭太にぐいぐいアプローチします。愛衣も、風紀委員会の仲間の後押しを受けて、これまで以上に暴走していきます。
そんななか、ヒメが家出をするという事件が起こります。ヒメのオタク趣味に無理解である姉の優華が、彼女のマンガを廃棄したことがきっかけでした。ヒメと鋭太、それに真涼の妹の真那もくわわって、ヒメの悩みの解決のために協力します。
さらに、もはやフェイクという設定が苦しくなってきた真涼が「もにょもにょ欠乏症」を発症させる話がえがかれています。
主要キャラクターはすでに出そろっているので、しばらくはこの調子でわちゃわちゃ感をたのしむような進行になっていくのでしょうか。