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TVドラマから文庫化を待ち続けて3年、ようやく原作を読了。良かった。
自衛隊に対する知識から心情面への理解。
あとがきと鷺坂室長のモデル 荒木正嗣さんによる解説も読めて良かった。
リアリティーがあるから登場人物たちがきらきらしている。
さわやかなラストも、作品全体としてのバランスが取れている気がして気に入った。でもドラマのあの最後があったからこそ、これで満足できたのかも。
ドラマに原作に、双方良い関係が出来ていると思った。
原作ありきだからドラマがよく出来ているのか。
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パイロットとしてブルーインパルスという目標を持っていたが、事故により夢が断たれてしまった空井。P免となった空井は、航空自衛隊の広報室に配属される。テレビ局のリカと出会うことで、成長していく空井を描く。
とても良い話だった。何も知らない私としてはリカと同じように学びつつ読み終えた。震災での自衛隊の活動、あまり深くは考えたことはなかったけれど、読み終えて、新たな視点をもらった気がした。何も考えていなかった自分を反省。「あの日の松島」とか、最後のあとがきとかを読むことで、今まで身近には全く考えられなかった自衛隊も少し近づいた気がした。
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テレビドラマは数話をたまたま見ただけだったので、自衛隊広報担当の話と言う程度の認識を持つだけの私。電車で読み、部屋で寝転がって読みお昼休みに読み‥‥どこで読んでも泣けて笑えてました。陸海空の性質を表す熟語は特に受けました。人の性格も上手に表現出来ると面白いと思うけれど知識が足りません はい。
登場人物のその後が気になります続編はないのかなぁ
戦争するのは嫌です。けれど、他人を攻撃しないと言う約束の中で他人の攻撃から守ってくれる警察があるように、他国を攻撃しないと宣言したうえで他国の攻撃から守るための軍隊も必要かもしれないと思えてきました。地球上の全ての国や民族が一つの連邦国家のような形になるまでは。
アメリカの大統領候補のおじさまが、金を出さないならアメリカ軍を引き上げると言うてるそうな。とりあえずアメリカ軍は日本に要らないと言えるといいのになぁ
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テンポよく読みやすく、面白かったです。
有川さんの本は本当にキャラがみんな魅力的!
そして、震災後に書かれたという『あの日の松島』。自衛隊の方々には本当に頭が下がります。
賛否はあるでしょうが、有川さんが度々自衛隊を舞台に小説を書かれるので、より身近に感じるようになりました。
この本もまた、良かったです。
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なりたいものになれなくても、
別のなにかになれる。
やりたいことができなくても、
だれかの役にたてる。
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有川ストーリーに期待する恋愛色が薄くて少しがっかり。でも目が潤む場面も結構あって、やはり有川浩すごい。話の面白さで引っ張られてしまう。
最後の自衛官の解説も驚いた。なんだ、この文章の質の高さは。仕事の前向きさも含めてすごい。
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夢に手が届く所まで来ていたのに、他人の所為で道が絶たれる。どんな気持ちなのだろう。想像してみるが、自分の中に落ちてこない。
だが、この物語は、一つのイメージを作ってくれたと感じる。
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面白かった。自衛隊については人並みの知識はあったつもりやったけど、広報官の仕事は全然しらなんだな。フィクションやけど、広報官の楽しさや気苦労がよくわかった。
思ったより恋愛的な要素は少なかった。
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読んでいたうちに続きがはやく気になり一気に読める本でした。自衛隊についてや航空自衛隊広報室について、そして自衛隊の任務のことや隊員の方々の思いなど、この本を読んで初めて知ることが多く、自衛隊をより身近に感じれるようになりました。自分の語彙も増えた気がします。
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有川さんの描く働く人達がすてきすぎて、自分ももっと頑張らないとと、気が引き締まる。
空井さんメンタル強すぎる。鷲坂さんかっこよすぎる!なによりモデルになった自衛官さん全員素敵や!熊本の地震あったタイミングで読む「あの日の松島」が余計心にぐっとくる。
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自分の知らない仕事の世界を見せてくれて、そうかこんな仕事もあるんだな・・・と感心する。かなりみっちり取材しているんだろうなぁ。話の筋じたいは面白かった。
ただ・・・
登場人物それぞれが、思いが至らなかった・・・と反省したり自己嫌悪したり。相手の気持ちや状況をかなり深くまで慮って初めて人として一人前、みたいな空気さえ行間には漂う。
なおかつどういうふうに配慮が足りなかったか、気づかされた機微を長々と独白。そういえば有川さんの小説ってこのパターン多いな、と思った。たぶん自身の信条というか、自分にも人にも求めたいことの筆頭なんだろうな。
しかし現実問題かなりハードル高いと思う。目の前の相手の第一の層までは見えていても、その更に奥の層なんか、とっさの会話の中で考えていられない。そこまで考えてモノ言えたら逆に気を使いすぎなんじゃなかろうか。配慮のある人だ、と思うより、深読みされすぎてこわい、と思う方が先に立つような気がする。
一度そんなことが気になると、もうあとはそればかり目についてしまって・・・。ちょっと素直に楽しめず。
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ドラマを先に見てからの原作だったが、失望感なく世界観に入り込むことができた。
発刊間際の東日本大震災、そして松島の津波被害…作者の望むところではなかっただろうが、「あの日の松島」を描くために本編があったのではと感じられるような運命。
荒木氏の解説にも心響くものがある。
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読んで本当に良かった。
最後の松島の話なんかは、すごく良かった。
熊本で救援活動している自衛隊の皆さん、本当にお疲れ様です。
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テレビドラマが面白くて繰り返し見た作品。文庫本が出ているのを見つけて買ってみた。
原作が良いのか、テレビドラマとして作った部分が良く出来ているのか興味があったから。
結果。
原作の出来が素晴らしい。テレビのほとんどのエピソードが原作から来てた。
テレビで追加されたエピソードもすごく効果的でテレビドラマ化がすごく上手く出来た作品だったんだなぁと感心した。