投稿元:
レビューを見る
奇抜な設定と、どんな展開が待っているのかわくわくした上巻に対し、悪に立ち向かう派手な超能力バトルシーンの多くなった下巻では、アニメ的なカラーが色濃くなる。
主人公のタイムリミットが近づくにつれ、残りのページもあとわずか、なのにまだ何も解決してないけど、と首を傾げた。
まさか駆け足で強引に解決?!と思ったら、続編があるとのこと。しかも、この上下巻のほかに5シリーズも。
個人的には、おもしろい要素を凝縮させて、この2冊ですべて終わらせてほしかった。壁の謎や解決方法も気になるし…。
でも、世界20か国で読まれている人気のシリーズだそうで、中高生を中心に支持されるかな。
ともあれ、ブクログの献本企画に当選しなかったら、こういう若い人向きの作品には巡り会えなかったはず。ありがとうございました!
投稿元:
レビューを見る
「スティーブン・キング絶賛」キターー! あれほど注意を促されているにもかかわらず振り込め詐欺にひっかかる人がいるように、この「キング絶賛」に反応してしまう人はいまだにいるんだろうか……。
私? 私は買ったんじゃなくてブクログさんに応募したら幸いなことに当選したのでプレゼントされたのです。どうもありがとう。
全編にわたり『蠅の王』『十五少年漂流記』の空気を露骨に漂わせつつ、途中から『Xメン』やマンガ『漂流教室』『ワンピース』が混じり(ケインはグラグラの実っぽいし、サムくんはピカピカの実、火事の少女はメラメラの実だ……そういえば『ドラゴンボール』のデンデみたいな少女もいるな)、映画『猿の惑星 ジェネシス』(コヨーテがそうなるとはディズニーアニメだよ)。
。
で、既視感満載のこの上下巻の小説はこれで終わらない。あとがきによると6冊のシリーズらしい……。はっきり言って今後お付き合いするつもりはない。
さらにあとがきによると「アメリカの若者の間で大人気」ということである。アメリカの若者、つまりマーベルコミックス原作の映画なんかが大好きな連中ということで、そういう子供だましの超能力合戦みたいなのが好きな人には面白く読めるだろう。
投稿元:
レビューを見る
一気に謎が明かされて終了、とはならなかった。途中から話が膨らみアメリカンコミックの世界へ。もう笑うしかない。
6話完結の第1話だったそうで、読み始めてしまったからには、あと5作の翻訳を待つことになるのだろうが、どうかな?
投稿元:
レビューを見る
ある日、街中から15歳以上の大人の姿が消えた。
街には、子ども達だけが残された。
そして、丘の上には、少し変わった子ども達を集めた学校があった。
やがて、丘の学校の子ども達は、リーダーと共に街中に降りてきた。
と、ここまでの展開を読んで、ヘンリーウインターフェルトの名作「子どもだけの町」の長閑な物語を期待したのだが、そこから話は急展開する。
電気だけは確保されていた。
町の外れにある原子力発電所が稼働していたのだ。しかし、その原子力発電所を中心とした半径 kmのところで町が終わっていた。
その後は、超能力者は出てくるは、リーダー争いは出てくるは、冒険は出てくるは、謎解きは出てくるは。そして、もちろん淡い恋物語も。
冒険活劇てんこ盛りのこの1冊は、6部シリーズの第1作目。ドラマ化の話もあるというこの1冊。
読み始めるなら今だ。
投稿元:
レビューを見る
兄弟対決でエンド
なんだが、これは序章に過ぎず、あと5作続く。映画化されたらマシなんだろうけど、情景がイメージできないまま終わってしまった。残念だ。続き読まないかもね。
投稿元:
レビューを見る
2016/07読了。サイキック要素が増大し、力のぶつかり合いと瓦礫の山に。他の方のレビューにもあるように、なるほどこれはXーMENだ…
まだまだ続くシリーズの第一部ということで、謎は何も明かされずモヤモヤしたまま。登場人物が急増したのでちょっと消化不良でした。
そもそも、娘が書店で見つけて買ってきた本。続編が出たら、娘と読むと思います。
投稿元:
レビューを見る
ブクログの献本で頂戴しました。
面白くない訳では無いのだけれども色々と中途半端すぎる。ラノベに慣れている世代ならこういうきちんと終わってない所で一巻が終了しても続き読もうって気になるのかなぁ…
色々と盛り込みすぎなんですよねぇ。異常事態が発生し、大人の居ない場所で少年・少女が生き抜いていく設定は割とよくみかけますが問題は何を主題とするのか。主人公たちの淡いロマンスに事態の原因究明、仲間内の格付け争いに特殊能力持ちの戦闘まで盛り込んでまさに盛りだくさん。そしてどれも中途半端で消化不良気味で終わりました。
主人公が何を考えて居るのかよくわからないのであまり感情移入も出来なかったのが一番の問題かなぁ。異常事態が発生してパニックになるのはわかるけどあの場面でリーダーシップを発揮する人は居なかったのか。というか14歳が何人居て他の子供たちが何人居るかもよくわからなかったし。食べ物はマクドナルドはきちんと書かれてたけどそれだけ?14歳って料理ぐらい出来ないか?さらに食料は今後どうするんだ?(パーティやってる場合じゃ無いだろうとかツッコミを入れたくなる)一番大事な飲料水は?訳は分からないけどバリア外から運ばれてくるからそれはそれOKなのか?
日本だったらどうだろう。一応学級委員とかいるし生徒会とかあるからその辺りがイニシアティブを取りそうな感じではある。ああいう感じにやりたい放題・好き勝手にはならなさそうかなぁ?
お話もただただ時間が過ぎ問題を先送りにした結果なんかカオスが広がってるよ…みたいなお話になってしまったような。ヒロインが天才少女という割には何の役にも立たずさらに魅力的でもないため読んでいてナンダカナ~という気持ちになりました。
個人的にはラナはどちらにも合流させず孤独な状態でコヨーテと対決させてた方が良かったように思います。それで後々の二組の話とつながれば面白かったのではないかな、とか思ったり。とりあえず異能者バトルは読んでいて想像が追いつかなかったので二巻以降はまあいいかな…と蠅の王が好きな自分は思いました。
投稿元:
レビューを見る
【ブクログ献本企画】
一応の決着はついたが、謎の解明は続刊持ち越しで少し残念だった。
原因が明かされてその点は進展あったものの、ほぼバトルな内容だったので、謎のほうは…?という感じだった。
映像向けというか、中高生向けなのかな。
個人的にはアストリッドよりラナの方が好きかなあ、あとはエディリオとかアルバート。
全体的には、つまらないというわけではなく、最終的にフェイズがどうなるか気になるので、機会があれば続きも読んでみようかなと思いました。
投稿元:
レビューを見る
タグの一例にある『なんか闇の王みたいなの出てきて終わった』に集約される。
ちなみに終わるっちゃ終わるけど今回の上下巻で明らかになった謎は幼児が超能力で大人を消し去ったことくらい。ストーリーは投げっぱなし。
全6部作でおそらく毎回上下巻。読み続ける根性が持ちません。
投稿元:
レビューを見る
海外版ライトノベルですね。
読みやすい、展開速い。
まだ続く。
2018年2月現在、原作は終了してるみたいだが、日本では途中までしか出てない。刊行ペースからして今月あたりに出そうなんだけど、ちゃんと続き最後まで出るのかい~??
投稿元:
レビューを見る
ストーリは面白くないとは言わないがドラマのノベライズみたいで小説としての面白さが足りない感じた。それとあまりにも邪悪なティーンの敵役たちとの攻防はちょっと読み疲れ。
投稿元:
レビューを見る
SF。ファンタジー。
特殊設定でのSFスリラー。
基本的にはティーンエイジャー向けのエンタメ作品だと思う。
登場人物が全員子供ということもあり、文章的にもストーリー的にも非常に読みやすい。
内容的にはやや物足りなさがある。
舞台設定の謎の解明や、物語の盛り上がりも中途半端な印象。
とはいえ、それはあくまでこの上下巻での評価であり、6巻まで続くシリーズの始まりとしては当然かも。
続編も見つけたら読む予定。