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トオリヌケ キンシ みんなのレビュー

    一般書

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    みんなのレビュー99件

    みんなの評価4.3

    評価内訳

    99 件中 1 件~ 15 件を表示

    紙の本

    結局、泣いちゃった・・・。

    2016/04/16 16:28

    0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

    投稿者:かしこん - この投稿者のレビュー一覧を見る

    実は通勤電車の中で別の本(ケイト・モートンの『秘密』)を読んでいて、それが佳境に入って泣きそうになる予感があったので、あわてて本を閉じ、カバンに入れていたもう一冊のこの本に切り替えた。
    6編入りの短編集。
    が、冒頭の『トオリヌケ キンシ』がまた・・・泣けてしまう話、なのであった。
    で、その日はいさぎよく<泣いてしまうこと>を受け入れた。 最寄駅に着いてもホームのベンチに座って読みふけってしまった。
    この本、連作短編ではないが、最後の話で他のエピソードの登場人物が出てくる(明確にわかる人と、もしかしてそうかな?のレベルと)おまけつき。

     『トオリヌケ キンシ』・『平穏で平凡で、幸運な人生』・『空蝉』はほぼ同じ構成。
    幼き(若き)日のエピソードから始まり、その後成長した主人公たちがあの日々の記憶によって救われる。
    誰もわかってくれないという苦しみを抱えつつ、自分の思い込みが自分の首を絞めているということにも気付かないほど痛めつけられた過去を持つ人たちに、さりげなく訪れる救い。 そこに、つい泣いてしまいました。

    時間軸の移動はそんなにないが、残り3編『フー・アー・ユー?』・『座敷童と兎と亀と』・『この出口の無い、閉ざされた部屋で』も、いろんな事情で「他の人には理解してもらえない」ことを抱えている人々の物語。 そこで自棄になるのも若さ故だし、ついお節介したくなるのは年長者の証かな。
    全体的に、加納朋子節が全開!
    『この出口の無い、閉ざされた世界で』は冒頭、非常に吉野朔美的でどぎまぎしてしまったけれど、中身はどの作品以上に加納朋子だった。

    個人的には『トオリヌケ キンシ』と『空蝉』が特に印象深いかも。 泣いたから、というだけではなくて、後味のよくない内容を取り上げておきながらそれでもやっぱり読後感はよろしいから(その点、若竹七海と真逆なのだが、私はどちらも好きです)。

    もともと多作な人ではないが、結婚して子供を産んでから作品の発表ペースは落ち、病気してから更に落ち、回復に伴いちょっとずつ発表ペースが上がってきたのは大変よろこばしいことです。
    ただ・・・病気が理由ならば仕方ないと受け入れられるのが、結婚・出産は作者本人が自分で決めて選んだことだからとわかってはいるのだが、夫君も作家であるのでなんか微妙にムカつく部分があるのはファンの感情としてお許しいただきたい。 だから貫井徳郎の作品は読む気になれない・・・(この人の刊行ペースは全然落ちないどころか上がってるもんね!)。 勿論、生活を支えるという意味では片方の仕事量が減るのならばもう片方は増やしていかないといけない、というのはわかっていますよ。
    でも、作家はサラリーマンとは違うから!
    かわりのきかない仕事ですから。(2015年1月読了)

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    紙の本

    ファン向けの心安らぐ短篇集です。

    2017/12/25 22:34

    0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

    投稿者:たけぞう - この投稿者のレビュー一覧を見る

    加納朋子さんは追いかける対象の作家さんです。
    優しい雰囲気の作風と、どきりとする場面、日常の謎の要素に
    魅力を感じています。

    六篇の短篇集です。設定や展開に都合がよすぎるところが
    ありますので、ファン向けではないかと思います。
    ファンの方ならば、少々の強引な部分もうまくスルーして、
    作品のよい面を拾われると思いますので。

    表表紙の見返し、つまりカバーの折り返してある部分に
    セリフが書いてあります。

    > とにかくね、一度でいい、愛の告白ってものをしてみたかったの。

    うほっ。どの作品に入っているのでしょう。
    期待が高まります。
    一作目は表題作の「トオリヌケキンシ」。
    田村は、その札を見るたびに心の中がざわついていました。
    学校でおもしろくないことがあった日、突如、通り抜けて
    やろうという気持ちになったのでした。
    二作目以降の題名を書き留めておきます。

    「平穏で平凡で、幸運な人生。」「空蝉」「フー、アー、ユー」
    「座敷わらしと兎と亀と」「この出口の無い、閉ざされた部屋で」

    日常に落ちてきた非日常。
    せつなくなったり、哀しくなったりします。
    でも、最後には笑って顔をあげる、そんな作品ばかりでした。
    うん、ごちそうさまでした。

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    紙の本

    トオリヌケキンシ

    2015/12/19 12:17

    0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

    投稿者:とも - この投稿者のレビュー一覧を見る

    軽い短編の話で、軽快に進むのですが、ところどころ内容が重い、暗い。少々感動的な話もありますが。私的には、もうちょっと元気の出るような話がいいなあ。

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    2014/11/09 15:09

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    2014/12/05 13:16

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    2015/02/01 10:42

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    2018/04/10 00:20

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    2015/01/18 20:17

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    2014/11/26 19:59

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    2015/06/15 17:52

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    2014/10/15 18:56

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    2014/10/17 15:13

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    2014/10/18 11:57

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    2014/10/31 18:48

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    2015/02/13 10:46

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