紙の本
シリーズ内にも順番がありました。
2016/04/17 15:36
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投稿者:ミカちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
うっかり、「月へ行く」の前に買ってしまって、小学4年の息子にクレームをつけられた。確かに、シリーズのどこから読んでも大差ないように見えるが、実は細かい設定がつながっていた。
相変わらず、ドリトル先生は自分ではあまり努力をしないが動物に助けられて物語が進行していく。
子供のころ、動物の好きな子の読書の定番は、このドリトル先生とシートン動物記だったように記憶しているが、今になって読んでみると、ドリトル先生は決して立派な獣医さんではないなあ。
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月三部作の三。もうこれで生きているうちには会えないだろう、それが判っている別れというのがどれぐらいつらいことなのか、初めて読んだ頃には知りませんでした。
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月へ行ったきりのドリトル先生の帰りを待ちわびていた動物たちは、月蝕の晩、ついに月からの合図を見つけます。ところが、巨大なバッタにのって帰ってきた先生は、なんと6メートル近い巨人になっていました
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現代の科学に照らし合わせるとちょっとアレな内容だけれど、理想郷を月にもっていくあたり、ロフティングも地球の社会に失望色を強くしていたのであろうか。ドリトル先生がどのように人生の終末を迎えたのか、気になるところ。(2009-03-15)(2009-05-15)
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ドリトル先生物語の9作目
月シリーズのなかで、いよいよドリトル先生が帰ってくる。
動物たちとの生活の中で、トミーの役割が重要になっている。自然とドリトル先生のファミリーになくてはならない人物になっているのがうらやましかった。
それにしても、バンボがいなくなったのはさびしい!
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前半は、ドリトル先生の帰りを待ちながら奮闘するトミー・スタビンズくんの話。
動物たちを養い、畑や庭の手入れをし、けがや病気の動物の診察をする。
先生が帰ってきたら、何にお金が必要になるかわからないからと、稼いだお金を節約して貯金に回すんだよ。
ドリトル先生より生活力あると思うわ。
そして、先生が帰ってきた後半。
動物たちを養い、畑や庭の手入れをし、けがや病気の動物の診察をする。
そのうえ、月での出来事を本に書き記したいと強く願っている先生。
時間がいくつあっても足りはしない。
そこで、執筆の時間を捻出するために、トミー・スタビンズくんに仕事を任せ、さらにゆっくり執筆するために考えた作戦が、『牢屋に入る』
人がいいなんてもんじゃないドリトル先生が、牢屋に入るためにさんざん苦労した挙句、予定の半分の帰還で強制的に出所させられてしまうあたりが可笑しくって。
しかし、善意の妨害にもめげず、不老不死の研究に余念がない先生の後ろ姿は、少し物悲しいような気もしてくるのである。
だって見果てぬ夢だと、先生以外は思っているのだから。