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“「わ——、小林く——ん!!」
「きゃーきゃーきゃー!!」
女子たちの黄色い歓声である。
何事か?とふたりが振り向いて見たが、なんてことはない。タキシードを着こなした小林が、ただステージに登場しただけだった。
なんだよ、なんだよ、あれは。
ついさっきまで完璧無視だったのに!
むーっとしている元だったが、ステージ上の小林はたしかにすごくかっこよくて、まるで本物のマジシャンのようだった。”
小林くんは本当羨ましいなぁ。いい性格してるし。
桐山亨がさらりとイケメン。
“「中西とちゃんと話してみればいいのに」
瑠香がぽつりと言った。
みんなが黙っているので、
「だ、だって、ちょっとした誤解かもしれないじゃない?そんなに仲良しだったんなら。話してみて、わかり合えることかもしれないし」
と、付け加えた。
「たしかにそうかもしれないけど、なかなかね。むずかしいもんだと思うよ。言いたいことがうまく言えない人もいるし」
小林が言う。
元も同感だった。昔、仲が良かった友達ならなおさらかもしれない。言いたいことはいっぱいあるだろうけど、それをうまく伝えられない。そうやってくうちに、どんどん時間ばかりが過ぎていって、ますます話づらくなっていく。
そういうこともあるだろう。”
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マジック探偵団、名前がかわいい
そして桐山がかっこいい
あんまり謎要素がなかった
田崎と中西のことが少しもやもやする…
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大木のダンシングステッキのタネをしりたいと思っています。(本当にタネは何だろうとすごく気になってます。)
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上巻の続きだった。
いじめていた中学生にも色々事情があり、人は一面だけで判断してはいけないと改めて感じた。
また、自信は練習の多さと比例していることを学んだ。