紙の本
泡沫君主の活躍
2016/08/26 14:19
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投稿者:アキウ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ミルザー戦。
めまぐるしく変化していく戦局に大興奮ですよ。
それにしても、レガリア、ハマーン、キルヒスといった、いわゆる泡沫君主が(失礼)、いろんな意味で大活躍するとは。
戦の中にも、様々な価値観を提示してみせる面白さ。
やはり水野先生、おそるべし。
いろいろと一段落して、次巻以降はちょっと違った展開になるのかなーと、楽しみであります。
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だんだんと勢力が束ねられてきましたね。このまま行くと終わりは近そうですが、聖印教会の件とか、一波乱あるんでしょう。
ミルザーの最期はちょっとあっけないかな。
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話の主軸も大陸に戻り、カリスマティックな君主たちと、個性と苦労溢れる魔法師たちにワクワク。邪紋使いたちの活躍も描かれているけれど、今回はより大きい規模の戦いが主軸だった。
エーラムで語られるバルギャリー殿下の過去に驚いたり、モレーノ先輩可愛すぎたり、ミルザー&テリウスの挿絵がキュンキュンだったりキャラ萌え燃え要素も満載。
惜しむらくは誤記(「。」であるべきところが「?」だったり、ルビが明らかに間違っていたり)で萎えたので-1。二版では直ってますように。
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故郷システィナを治め新たな理想を追うテオとシルーカ。
だが、彼らの行く手に大陸最強の剣士、黒衣の太守ミルザーが立ち塞がる。
王道を行くテオと覇道を進むミルザー。
相容れぬふたつの道がついに戦場で重なる!
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システィナから大陸に舞台を移して、とうとう因縁の敵であるミルザーとの決戦に挑むことになる7巻目ですが。
しかしミルザーはアレですね。単騎で戦況を覆すほどの武力もちとか。完全に「一人戦国無双」状態ですか。グランクレストには稀有なキャラクターですよね。
ただまあ、やはり現実でもそうあるように、ただ一人の武力で「戦場の現実」をどうにかできるわけがなく。戦いの勝敗は始まる前に決しているとはよく言ったもので、戦争とは戦端が開かれる前の段階でどれだけ策をめぐらし準備を積み上げたかできまるのでしょう。
テオとミルザーの勝敗を決したのは、それぞれについた軍師の力量差であったと考えられますか。