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「ジウ」シリーズの第2章?、
「歌舞伎町セブン」シリーズの3作目です。
また、
「姫川玲子」シリーズとのコラボ企画の片方で、
『~R』で掠っていた?、上岡慎介殺人事件が、
本作品の、お話の骨格となります。
本「歌舞伎町セブン」シリーズは、
1作目から、尻上がりによくなっていますが…、
3作目となる本作品は、事件の背景も深く、
エンタメ感もあって、面白かったです。
ただ…、前半で、
ガンテツが、がっつりと絡んでいますから、
コラボ企画としては、成立するでそぅが…、
お話的には、必然性はなかったかな~とも。
個人的には、
『~R』→『~N』の読書順がオススメかな~。
本シリーズは、端的に言えば、
歌舞伎町の必殺仕事人、ですからね。
そのメンバーの一人(上岡)が殺されるといぅ、
シリーズとしては、重要な転換期ともなる作品、
となるのかな~?
諸々、次回作が、気になりますね…。
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R同様、コラボの場面が少ない。姫川とのコーヒーの場面は同じだったがもっと姫川がセブンと関わったり、ガンテツがさらにいやらしく絡んでほしい。東が歌舞伎町セブンのメンバーになるのか次回作に期待。
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こちらは東警部補と歌舞伎町セブンの話。名作ジウが懐かしい。2冊ともさすがという出来。これを書いていたからしばらく新作が出なかったのか。
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活発化する反米反基地のデモ。
そんな中、歌舞伎町セブンの一人フリーライターの上岡が、何者かに殺された。
ガンテツや姫川玲子も顔を出す。
歌舞伎町セブンの陣内と、新宿暑の東警部補が、全てと繋がり話が転回していく。
日米地位協定って、今と違う時代の話だと思うけど、調べてみよう。
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東さん大活躍!嬉しい!!
陣さんも好きだけど、やっぱり東さんはいい!
姫川サイドのRと比べると、こちらの方が男臭くダークな雰囲気かも。
でも、どちらも面白かったし、両方読むことでさらに面白い!
リンクの仕方が絶妙で、知らなかった事実や新たな1面も見られて満足★
まだまだ続いて行きそうな終わり方で、早く続きが読みたい!
やっぱり誉田哲也の刑事ものはいいなぁ。
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ジウシリーズと姫川シリーズ全部読んでるけど、忘れてる部分が多々。けどおもしろい。同時にでてるのもはやく読みたいな。途中まで米軍の事件を目撃したのは女性だと思っていたけど、男ですよね。
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姫川玲子×〈ジウ〉サーガコラボの〈ジウ〉サーガサイド。っていうか、東+歌舞伎町セブンだな。姫川サイドと同様、ミステリとしては文句ないんだけど、コラボならでは感はいささか物足りませぬ。
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覆面グループによってルポライターが殺害事件が起こり,安保廃止を目論んだ集団による官房副長官の娘の誘拐事件が起こる…。一見関連のなさそうな事件だが,それらは底流でつながり,東弘樹警部補と仲間の仇を取ろうとする歌舞伎町セブンが交錯することになる。面白い!
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ノワールサイドは、歌舞伎町セブン&東警部補。米軍基地問題を絡めつつ、何とも殺伐とした事件と、一筋縄ではいかない捜査が繰り広げられます。そして徐々に明らかになる真相、なのだけれど。
よりによって、あの人殺しちゃうだなんて。そりゃまずいよねえ(苦笑)。
仲間を殺された歌舞伎町セブンの本領発揮が、そりゃもう恐ろしくはあるけれどカッコよくて。もちろん犯罪者ではあるけれど、ただの人殺しではないので。ある程度黙認してしまう東警部補の気持ちもわかるなあ。
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帯文:”〈ジウ〉サーガ×姫川玲子 衝撃のコラボレーション” ”誰が、歌舞伎町セブンを売ったのか?” ”特捜・姫川の訪問を受けた東警部補は、この国に仕掛けられた黒い罠を嗅ぎつける” ”動機も真実も闇に堕ちる、戦慄のノワールサイド”
目次:第一章、第二章、第三章、第四章、第五章、終章
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歌舞伎町セブン×東。
まさかのあの人が命を落とす。
今までのシリーズに比べると残虐性はおとなしめ…と思っちゃうあたりすっかり毒されてるか。
姫川とガンテツもちょこっと出てきた。
そっちメインのRも楽しみ。
【図書館・初読・7月21日読了】
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この本はニコイチなので片方読んだだけで評価するのは本来では無いと思いつつ…
いや、書き下ろしでこの人本来の実力が発揮されており『圧巻』でした!
良い意味で、しかし身も蓋も無い言い方をすれば『面白いのにためになる』…あくまで『セブン』の世界観を踏襲して、面白い劇画という体のなかに社会性のある問題提起が盛り込まれている。
(しかも偶然にもごく最近実際に起こった、怒り心頭のある事件を彷彿とさせる)というか、娯楽の要素は隠れ蓑的なもので、本来のテーマはむしろこっちなのかも知れない。
稀有な小説の書き手でありながら、表現者としてもレベルが高い。どうしたらこういう人間になれるのか?
直ぐに『R』に進みたいけど、今少しこの余韻を楽しみたい。
さてどうしょう?
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歌舞伎町セブンを読んでおいてよかった。ダムドも読んでおけばよかったなぁ。でもハングは読んだはずなのに、何にも覚えていないんだ。
ミサキさんのことが分かるまで時間がかかりすぎちゃったな。
さてRではもう一つの事件が語られるのかな、と。
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『ジウ』のシリーズ自体が、現実性に乏しい歌舞伎町封鎖という事態まで風呂敷を広げてしまったものなので、その続編がその影響を受けて軽めになってしまうのも仕方ないと思うが、事実続編として次々と作品を上梓してゆかなければならいのも、作者、あるいは版元の方向性によるものだろう。一旦完結したかに見えた『ジウ』シリーズの続編として『歌舞伎町セブン』が書かれた時点で、何もシリーズに無理やり繋げることはなかったように思うが、『歌舞伎町セブン』が、単発であるかに思えた『ハング』と、シリーズ『ジウ』のそれぞれの生き残りの主要キャラクターがメンバーにいるという点でのみ、『ジウ』でも『セブン』でもない『歌舞伎町』シリーズが継続されることになった。
そもそもが『歌舞伎町セブン』は現代の歌舞伎町を舞台にした『必殺!』シリーズである。この世の悪を制裁する闇の殺し屋たち。だからこそ殺しの方法を知っている者。その殺人のプロのような存在を、過去の作品からひねり出したというのが、過去作品の読者をも引き込もうという目的を明確に感じさせながら進行しつつ変異してきたのだろう。
一方でドラマ化や映画化がなった姫川玲子シリーズと、同タイトル同時性の別事件でクロスオーバーさせることで、ジウ+セブンの『歌舞伎町』シリーズの方もさらに参政権を得ようとしているのかもしれない。主語は作者か出版社なのかは不明だが、ともかく。
『ジウ』で広げた大風呂敷を、どちらかと言えば『硝子の太陽 R -ルージュ』の姫川玲子ヒロイン作品ではなく、こちらの『N -ノワール』で広げざるを得なかったのも、宣伝活動の必要性がこちらの方が大きいからかもしれない。
というわけでこちらの大風呂敷は、沖縄と米軍の問題。それに対する反政府団体の闇の活動、しかしその裏には裏がある。その裏の世界では、まるであの残酷で何ものも生み出しそうにない腐り切ったような小説『けものの城』を想起させるサディズムと狂気に裏打ちされた支配的行動がある。だが物語は復讐チーム『セブン』のものだから、彼ら闇のサディストであり謀略者である者たちには、『必殺!』チームの仕置が待っている。
実は、ずっとこの作者を追いかけてきた読者の一人として、腐敗した暴力を面白おかしく描き続ける作者の傾向に少し食傷気味になってきていたのが真情である。腐敗があれば浄化が必要だし、再生なき未来には小説の道を辿りようがない。やはり『セブン』は本書ではカタルシスの役柄をきっちり引き受けてくれたし、『ジウ』の復活は不要だと思う。
本書は、『硝子の太陽 R -ルージュ』とペアリングされたクロスオーバー作品である。上下巻の作品ではないので、どちらを先に読んでも構わない。これまで『ジウ』シリーズも姫川玲子シリーズも読んでこなかった読者でも作品自体は7割くらいは楽しめると思う。しかし本作品は明らかに二つのシリーズからリンクされた続編である。過去作品も予め読んでおく方が登場人物を深読みすることができるのでよりベターであろう。
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面白かった。オールスターって感じで。
ただ途中で誰がどの情報を持ってるのか、ごっちゃになっちゃった。次はルージュ!