紙の本
とにかく可愛い登場人物たち。
2016/08/18 19:48
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投稿者:Ai - この投稿者のレビュー一覧を見る
ハッピーエンドなのは分かり切っている感じの話なので、安心して^^;読み進められます。
出てくる人が皆いい人たちで、読んでいて幸せな気分になれるお話です。
読み終わるのが残念な感じ。
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重姫は、とんでもなく太ってしまったとしても、心根は優しいのね。
コウの気持ちが変わったのも、そのおかげ。
佐久や青木もいい人。
放蕩息子と思った黒光が、本当はちゃんとしているのも嬉しい。親子の様子が、なんだか微笑ましくて。
コウの相棒守市と、牢番のしりとりとかもおかしい。
ほんわかして、優しい気持ちになることができた。
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幼いころは伝説の美少女だったが、今は牛姫と呼ばれ、屋敷奥で外の人の目に触れないように生きてきた重姫。見た目は牛でも、心は美しいことを一瞬で見抜く黒光はただの女好きじゃなかったんだなぁ。努力した人は幸せになれる。諦めず生きていくことが大事と思った。
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猫弁の人だったんだぁ、大山さん。知らずに読んだ。 面白かった。
いつまでも読んでいたい作品でした。
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派遣忍者のコウと守市のコンビは,大名の誘拐見合いを請け負う.誘拐するは元絶世の美女の,牛のように太った重姫.元どうりの美女にすべく奮闘するコウ.その中で通い合う心情が優しく,微笑ましい.見合い相手も,色狂いのボンクラと思いきや,案外の拾い物の黒光.ドタバタしながらしっかりハッピーエンド.
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コミカルでハートウォーミングな時代物。物語の流れはそりゃもう完全な予定調和なのだけれど、それがいいところ。軽く読めて、読後感ほっこりの一冊です。
どのキャラも魅力的です。コウはカッコ良いし、重姫も可愛い。特に後半にかけての変化には、とてもわくわくさせられました。本来この時代なら、女性に自由や選択権なんてまったくなかったのでしょうけれど。だからこそこういういい人だらけの物語にもほっとさせられます。
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ライトなエンタメ時代小説。6代将軍家宣の御世。美人くのいち・コウ(名前からついつい柴咲コウをイメージしてしまう)と相棒・守市とのコウモリコンビは派遣忍者。何でも屋的な忍びなんだけど、今回の任務はとある大名の姫君の誘拐。依頼主が息子との「誘拐見合い」を企てたというから驚き。しかし、伝説の美少女という触れ込みだった姫様が…。映像化したら面白そうだけど、牛姫を誰が演じるか。デ・ニーロ・アプローチのできる女優がいるかな^^。
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絶世の美女と噂の大名家の姫君、重姫を誘拐するよう依頼された忍びのコウと守市。ところが実際に会った姫は、歩くこともままならない程牛のように太っていた。見合い目的の誘拐を成功させるため、重姫を変えようとする。
心の見えなかった重姫が少しずつ変わって魅力的になっていくのが読んでいて嬉しくなる。重姫、かわいい!ラストも大団円で、気持ちいい。
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絶世の美女と噂されている重姫を誘拐し、見合いをさせるという任務を命じられた派遣忍者のコウ。
ところが実物は・・・・。
ダイエットを通じ、重姫の為人にふれ、愛しさを感じていくコウ。
重姫の優しい心根と、コウを信頼し慕う姿は、本当に可愛らしいデス。
「人は見かけじゃなく中身だょ!」
そんな言葉、現実社会では夢物語にすぎないのかもしれないけれど・・・
物語の中だけでも、そんな夢物語が見れて楽しかったです。
小さな子供がいたら、昔話のように、枕元で読んで聞かせてあげたいような作品でした。
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「猫弁」の作者さんによる時代劇エンターテインメント。
時代モノになっても、ほんわかしたキャラ作りは健在。重姫はもちろん、忍者コンビ他、皆が皆、愛らしくて、皆好き!!ってなっちゃう。
コウによる牛姫のダイエット作戦も面白かったし、最初心の見えない重姫だったけれど、何故牛姫になるまで食べ続けたか、重姫が語った時は胸を突かれた。切なくなったり、笑ったり、ほっこりしたり。今作も素敵なお話でした。
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さくっと読めます。
本当の美しさとは?本当の幸せとは?
牛姫 の人となり、関わり合う人々とのエピソードに心がホッコリする。
【2016.08】
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「猫弁シリーズ」「あずかりやさん」「イーヨくんの結婚生活」などの大山淳子さん、どの作品も好きです。久しぶりに新しい作品に出会いました。「牛姫の嫁入り」、2016.5発行です。ほのぼのと心あたたまる作品です。読後、幸せな気持ちになりました(^-^)
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忍者の二人組が、絶世の美女という噂の姫を誘拐しに行くと、そこにいたのは…あれ、牛? 重姫の素直さや優しさに触れて、じんわり温かい気持ちになれました。良いことがある、と言ってくれた友を信じて一歩踏み出した重姫。本当に良いことがあったね。出てくる人が脇役も含めてみんな素敵で、この一冊だけじゃ物足りないので続編を書いて欲しいです!
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江戸時代中期。忍者派遣業を営む三日月村で育った美貌の女忍び・コウは、旗本・加納家に派遣される。コウの任務は、十万石の大名である藤代家の娘・重姫を誘拐してくること。かつて伝説の美少女と噂された重姫は藤代家当主の溺愛により、ここ10年、人前に姿を見せずにいた。しかし、三日月の夜に屋敷へと忍び込んだコウが見つけ出したのは、引きこもって丸々と太った重姫の、変わり果てた姿だった―。女忍びの真っ直ぐな生き方が心に響く。
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2016/11/20
おもしろかった。
続編いけるやん。書いて欲しい。
やっぱりやせて美しくなるには雑巾がけとかせんとアカンかね。
最後のお見合いのときに重姫が
「私はお洗濯とお掃除ができまする」
って言ったとこが特によかった。
すっぽり収まった。
黒光もたいした男だ。
素直に優しい気持ちになれる物語はやっぱり素敵だと思う。