紙の本
ショートショートです
2019/01/31 13:42
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投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
「超能力」「星は生きている」「最終兵器の漂流」「怪物たちの夜」「007入社す」「コドモのカミサマ」「無人警察」「にぎやかな未来」など、41篇の名ショートショートを収録しています。かなり昔に書かれた本ですが、今の世の中を予言しているような話もありドキッとしてしまします
紙の本
良い本です
2024/01/29 10:59
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投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
地下鉄の笑いが好きです。映画でも本でも作り手の意図しないお門違いな批評がされて独り歩きすることってありますね。 星新一さんの解説も面白かったです。
紙の本
貴重な初期のコレクション
2020/04/10 18:04
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
江戸川乱歩に認められた、「お助け」が斬新です。後に断筆にまで追い込まれるきっかけとなった、「無人警察」も読み返してしまいました。
電子書籍
一気に読んでしまいました
2021/10/24 19:29
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投稿者:あきちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
短編ばかりで読みやすい。かなり昔に書かれた短編で、中には時代を感じるものもあるけど、総じて、2020年を越えた時点でさえ、面白いと思える内容です。
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旧版初版は昭和47年というからワシの産まれる前。短編集ゆえに好みもそうでもないのもあるが、それをおいても書かれた年代を意識せずに読めるのがまずすごい。SF的なのも多いが、今に至るも普遍的なネタだな、と思う。短編の面白さと難しさを楽しめる。
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短編集。まるで日本の未来を描いたような作品で、SF要素を散りばめながらも「ありえなくはない?」をふんだんに盛り込んだ良作。
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皮肉っぽいラストとショートの読みやすさがよかった
ものすごいショートでシンプルな到着とかはそれこそあーと思ったら終わってた
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超能力
帰郷
星は生きている
怪物たちの夜
逃げろ
事業
悪魔の契約
わかれ
最終兵器の漂流
腸はどこへいった
亭主調理法
我輩の執念.幸福ですか?
人形のいる街
007入社す
踊る星
地下鉄の笑い
ながい話
スペードの女王
欲望
パチンコ必勝原理
マリコちゃん
ユリコちゃん
サチコちゃん
ユミコちゃん
きつね
たぬき
コドモのカミサマ
ウイスキーの神様
神様と仏さま
池猫
飛び猫
お助け
擬似人間
ベルト・ウェーの女
火星にきた男
差別
到着
遊民の街
無人警察
にぎやかな未来
著者:筒井康隆(1934-、大阪市、小説家)
解説:星新一(1926-1997、文京区、小説家)
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筒井康隆のショート・ショート集。筒井康隆を読むならこの掌篇集から、の言葉通り非常に読みやすい。筒井康隆はアクが強いが、このショートショート集はそのアクの強さをアイディアの内に留めつつ、奇想天外なオチを置くことでよりショートしょーとらしさを際立たせている。ある種の様式美となった投げっぱなしオチも少ないため、とっつきやすい作品集だろう。SF色も強く、特にお気に入りなのは「ベルト・ウェーの女」で、ベルト・ウェーで見かける女性に恋した青年があの手この手で女性の正体を調べようとする話だが、徐々に明かされていく設定の一つが意外な角度でオチに繋がるという名作である。また断筆になった問題作「無人警察」も往年の管理社会への警鐘を鳴らしつつ、諦観を引きずる余韻もいい。表題作「にぎやかな未来」はディックの「CM地獄」を思い出す過剰広告社会という内容で、アイディアは同じながらも描いている社会像が違うため、その差異を楽しめる。またラストの「静寂」というオチは日本的で面白く、さらに周囲が騒がしい「にぎやかな未来」では永遠に手に入らないものとして象徴的に扱われている。一日でサクッと読めるショートショート集である。
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超短編って入り込めるのかなと思ってたけど、数個読んだあたりから空気感に入っていけた。
今まであんまり短編は読まなかったけど、いろんなアイディアを膨らませるって意味では、このタイプのものも面白いのかも、と思えた本。
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鳥居みゆきさんのYoutubeで小沢さんと鳥居さんが話していたからすぐに本屋に駆け込んで購入。
「現代でもっとも高価なものは静寂です」ってしびれますね。
筒井康隆の世界観ってすんばらしいと思える本でした。
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筒井康隆の短編集。
ユミこちゃんという、耳の聞こえない女の子の話は謎だった。解釈がいく通りもありそう。
到着という作品はなんと5行しかない。星新一が誰が音を聞いたのかと言ったらしい。
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表題の「にぎやかな未来」を含む、41篇にもなるショートショート集。
ショートショートなので、語れることは少ないですが、
書かれたのが、昭和47年ってことで10年後であればよかったのですが、
ってのも、10年でだいぶ変わるので、未来を描いている作品が
多い中で、2023年に読むと違和感を覚える、ちょっと古い考えの
未来と言うのを感じるかもしれません。
10年後の昭和57年ってのは、CDが生まれ、500円玉が発行され、
パソコンもちょこちょこ一般に出回り始め、ゲーム機もってな時代で
それまでの、タイプライターやレコードと言う時代とは違うので、
そこら辺のギャップが、筒井康隆先生には想像が及ばなかったのか、
知識として入ってきていなかったのか、ってなところがあります。
SFってのは、どうしても未来を描くことが多く、
そのなかで、現在を発展させることが多いと思うのですが、
著者にとっては想像しえない未来と言うこともあり得ますからね。
「疑似人間」と言う作品は知識があると一部違和感がありつつ、
人工臓器の進化というのが2023年に読んでも医学の発展として、
凄いものを感じたりします。
表題作の「にぎやかな未来」に関しては、近年の作品だと、
野崎まどのタイタンが近いのかもしれませんが、
技術が発達して、金持ちや有名人になりたいという欲がなければ、
働かなくても生活ができる世界を描いています。
働かない人が多い世界で、税収をどう得るかってのが
キーポイントで、そこで時代を感じる部分が出てくるのは否めませんが、
現代だと無料で観たければ・・・ってなところは似てますね。
解説の星新一先生曰く、狂気的な作品と語られてますが、
自分としてはユーモア作品として読みました。
時代の違いギャップってことなんでしょうか。
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Kindle Unlimited で読了。
そのナンセンスさに、読みながら、クスっとしてしまう。
だいぶ以前に、七瀬シリーズを夢中になって読んだことを思いだした。