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うそつきパラドクスと同じ時期に完結したのは、偶然じゃなくて書きたい事の方向が決まったからなんだろうな。
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好きだから、忘れられない。好きだけど、会わない。もしあの時、違う選択をしていたら。そうじゃなかった可能性。遠回りしたけど、手を取ってくれてありがとう。/お皿で始まり、最後もおなじお皿で終わるのか。なるほどね。
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http://blog.goo.ne.jp/chiha_002/e/cdb92b57479b58a78ca863a6de9b6b96
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完結。
双子と愛とセックスの在り方。
最後を締めるに相応しい題材とラストだったと思う。
非常に感銘を受けた。響くモノがあった。
『子供をつくるのだけがセックスじゃないの』
この台詞をリビドー以外のニュアンスで聞いたのは初めて。
そしてそれが『子供をつくる』と同等に尊いものだと。
すばらしい。
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最終巻。
双子の姉妹が、やがて分かれていく話。
これは、双子でなくてもある話なのかなぁとも思います。双子にすることで、ものすごく見やすくされています。
最初の1、2話は最近の「うそつきパラトセクス」*1のイヤな印象があって、そっちに進むのかな~と、読み進めるのにすごく時間がかかりました。
でも、3話目ぐらいからは、全然そんな感じではなくて、なかなか考えさせられるお話でした。
これは、正義さんという人の安定感が、生み出すものなのかも。
物語は、双子の姉妹の少女時代から孫の代までを、たった1巻で一気に駆け抜けます。
姉は独り者として、妹は結婚しておばあちゃんとして生きていく。
お話は、最後には連れ添いとの死別もテーマにもなっていて、それは、うちみたいな家では、なんかいつもに考えたりすることもある。最近、伯母が亡くなって、伯父が一人残されてるのを見るにつけて、とくに感じたり、思ったりすることがあるので。
それは、うちに子どもがいないからかと思っていたけれど、子どもがいても同じなのかもしれません。
よいシリーズだったなぁと思います。1つ1つの物語の中で、突き詰められた結論は出ていないのだけれど、多分、突き詰めていけば正しいことが見つけられるというものでもないのだとも感じています。
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双子を軸に、『生きること』と『死ぬこと』を詰め込んだ一作。
セックスがなくても人は生きていける。セックスするからどうこう、っていうわけでもないし、セックスしないからどうこう、っていうわけでもない。
それを、等しい遺伝子、等しい容姿、等しいみちすじで分けた。
時間軸が飛び飛びで、どこから手を付けていいのか分からない、とひるむ部分もあります。
それでも、四巻までの集大成です。
悪くないというわけでもありません。あくまでとらえかたですから。ただ、少々子供っぽく聞かせすぎる、と思う場面・内容もあれば、嗚呼そうなんだよこういうふうになんで思わないの?と想わせるような場面・内容もあります。
最後に、あの、第一巻に一話目に出てきた女の子(別れたがらなかった女の子、みにゃこ)が数ページ、出てきます。「冷静な恋が、幸福なのか、不幸なのか」相手の男を忘れるために黒く塗り潰すために彼女は冷静で在ろうとする。それも一つの恋愛の在り方で、間違っているわけじゃない。
最後のこの数ページは、こんな(惰性な、怠惰な)恋愛もあるんだわよ、って感じ。
セックスって なんのため に あるのでしょうか?
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セックスっちゅうか人の恋ってなんだろうみたいな作品だったかな。思い通りにいかないからこその恋愛なんだろうか。安心感は恋ではないのか。いくら考えてもわからないのは人それぞれ自分なりの答えを出すしかないからなんだろうな
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4巻はまるごと1話、それまでの3巻は短篇集。
ヨイコノミライより前の作風を感じるものもあって、良い意味でやりたい放題でした。
印象に残った話はなかったけど、各話さらっと楽しく読めました。