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新装版。今と絵柄がかなり違っていて懐かしいかんじ。
ストーリーも青い!学校全部ホモ状態という、以前の狭量だった自分ならゼッタイ受け付けなかった世界観です。
しかし、こうして読んでみるとその青さが快かったりするのは、もはや描かれている時代がストーリー的にも世代的にも「懐古」でしかないからかも。ふるきよき、ってやつですね。
4組のcpが登場します。高校1年から3年まで様々ですが、全部サッカー部がらみになっていて時代を感じます。そして、彼らの思考がみんなふつうの高校生らしいところが好感持てます。
カワイイってことですね。かっこつけてても初心だったりするのが安心感もあったり微笑ましかったり。
信吾と京介なんてよくよく読んだら手も握れないって…!どんだけ純情なんだ。こういうところにツボります。
そして、描きおろしで8年後の二人が描かれてるんですが、進歩が無くてすごく笑えました。よかったです。
真木×桜が古いタイプのcpではあったけど印象的でした。おバカなんだけど、青春の複雑なものをいちばん抱えてる感じの真木。
かわいかったのは友×遥人。絵が今と全然ちがうけど、これはこれであってるかんじ。
いちばん気になったのは井上くん。不憫です。
楽しく読めた1冊でした。