紙の本
呪縛を解き放つ言葉の銃弾
2011/01/20 19:59
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
桐ケ谷和人は、ゲーム内での銃撃で実際に人を殺す死銃の存在を調査するという依頼を総務省総合通信基盤局VRワールド管轄部門の菊岡誠二郎から受け、ガンゲイル・オンラインへとアクセスした。銃による対人戦闘を基本とする世界においてあえて光剣を使い、対物狙撃銃使いの少女・シノンの助けを得て、目的の人物が参加するトーナメントの決勝バトルロイヤルへと進出することに成功した。
ソード・アート・オンラインの亡霊、ラフィン・コフィンの生き残りと対峙することでキリトによみがえる、自身のPKの記憶。ゲームでの死が現実の死を意味したあの世界では、それは殺人を意味しており、その記憶は彼を苛み始める。そしてそれは、かつて銀行強盗に巻き込まれ人を撃ってしまった朝田詩乃の悩みと似たものがあった。
そして決勝バトルロイヤルが始まる。かつて自らが放った銃弾、そして剣閃は、幻の銃弾となって彼らを竦ませる。その幻を振り払い、いま目の前にある現実に立ち向かうことができるのか?恐怖を振り払う一撃が放たれる。
茅場明彦の起こした事件が未だに犠牲者の心を捉えて離さない。投じられた一石が起こした波紋は新たな波紋を呼び起こして干渉し、大きなうねりが目に見え始めている。この事件はその序章と言うべきなのかもしれない。
今回も仮想世界で結城明日奈の活躍のチャンスはなかったけれど、現実世界ではキリトをサポート出来たと言えるのかな?次は活躍のチャンスが与えられれば良いけれど。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なまもの - この投稿者のレビュー一覧を見る
前巻の続き。GGOでのキリトとシノンの戦いが描かれています。デスガンの人を殺す手口や、思想などがわかる巻です。
紙の本
ファントムバレット
2019/12/22 17:07
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:大佐 - この投稿者のレビュー一覧を見る
デスガンの正体が誰かわかり、死銃との勝負に勝った、と思いきや詩乃の知り合いの新川君が詩乃を襲う。
いったいどうなるのか。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:AIZOU - この投稿者のレビュー一覧を見る
プログレッシブの方が好きなのはやっぱりゲーム感があるからかなあ
ゲームの世界という事で、普通の学生の主人公が戦えるってことなんだろうけど
ゲームだと強くなることの説得感がでて、その方が安心して読めるのかも
投稿元:
レビューを見る
相変わらずの俺Tueeで、それがいい味を出している。
それに、わりと強いだけでなかったところが意外。
んなこと言っていけないんだろうけど。
元のWeb連載版を知らないので何とも言えないが、続けば続くほど登場人物が増えていくのは勘弁してほしいところではあるが。。。
投稿元:
レビューを見る
まず売り場の本を見て一言「今回長ッw」と思いました。
とはいっても、私は5巻読了して以来6巻の発売日を楽しみにしておりましたのでとても嬉しかったです。
内容については「キリト、相変わらずカッコエェェ!」や「シノン、よくがんばった!」などといった言葉が自然に出てくるぐらい白熱していて面白かったですw
またweb購読者でも今回はほとんど【書き下ろし】なのだそうで楽しめる一作となっていると思います♪
投稿元:
レビューを見る
おもしろい。このシリーズの新刊を読むたびにネトゲへの復帰を考えてしまう。SAOからの因縁がストーリーの根っこにあるので仕方ない部分はありますが、せっかく銃メインのゲームを設定したのに、あまり銃器が活かされてないのは残念。
投稿元:
レビューを見る
銃の世界を得意の剣で突き抜ける主人公が反則(いいいみで)
ヒロインの、自らの傷に立ち向かう姿勢が眩しい
個人的な趣味を言えば、銃より剣、剣より刀
投稿元:
レビューを見る
まずはこの物語も一段落してくれて何より。川原さんの作品は基本2冊セットで買えばOKかしら(笑)内容は相変わらずのキリトさん無双。見た目が女の子でも関係なし。ただ珍しくフラグはちょっと弱めか?最後にお子様を出すのは反則でしょー。次はようやくアスナのターンらしいので楽しみ。
投稿元:
レビューを見る
始めに書店で見かけたときは、その本の厚さに驚いた。
しかし、一度読み始めてしまえばいつもより話しが長いにも関わらず、相変わらずの安定した面白さで一気に読破。
まるで自分がゲームの当事者になっているかのようなワクワク感を与えるのがこの作者は本当にうまいと感じる。
久しぶりにオンラインでFPSをプレイしたくなった。
投稿元:
レビューを見る
2010/12/10
⇒まんだらけ 420円
Webのと較べると大幅にかわっとる。
書下ろしお疲れ様でした。
投稿元:
レビューを見る
相変わらず安心して読めるおもしろさ。題材をゲームという架空世界にしておいて、犯してしまった殺人に対する少年少女のトラウマを描くとか、なかなかヘヴィ。まさに「ゲームであっても遊びではない」を地でいっている感じ。サブタイトルに痺れました!
投稿元:
レビューを見る
ガンゲイルオンライン版の話の後編。
440Pと厚目の一冊だが、それに見合うだけのドキドキワクワク感がギュッと詰まってる一冊。
死銃の正体が分かったとしても、緊迫感が途絶えることなく最後の最後まで続くので文量としては多いが飽きることなく読めた。
そしてキリトのフラグ立ては相変わらずで。。
シノンの性格的に他のヒロインほど前面には出てこないが、さりげなくキリトの隣にいる。みたいなポジションに合いそうなキャラw
次はメインヒロインのアスナの話だそうで、そちらも楽しみ。
投稿元:
レビューを見る
死銃ちゃんのネーミングセンスがわらける『ファントム・バレット』編でしたが、ある意味正統派な小説というかなんというか。だって主人公がちゃんと強いんだもん。フラブを立てまくるのはパターンですが、ちゃんと主人公をストーリーの中心に据えているところはいいところだと思います。ライトノベル的な作りから言えばどっちかっていうとヒロインが中心になっていて、主人公はその語り部として機能するって言うのが多いんですけどね。
最初の設定では普通っぽかったのに、実は大規模サーバのCPUを超える演算能力の持ち主でした!みたいな設定なので、共感されにくいところがあるんじゃないかなーって思ったりもするのですが。
面白かったです~。
投稿元:
レビューを見る
5巻の続きで、GGO完結編です。首を長くして待っていたので長く感じましたが、実際にはそれほど待たされていません…よね?
現実世界で幼い頃に人を殺してしまった少女と、仮想世界での死が現実世界での死になると知っていてそれでも相手を殺めてしまった少年。
互いに大きな傷を抱えながら、それぞれに過去と向き合っていく物語。
不謹慎ですがごめんなさい…かなり好みなテーマでした。
【死銃】のやり口がわかってからのシノンの今後にはやきもきしましたが…無事で本当に良かった。彼女の未来に光明が見えたのも良かったですね。
また、明かされた【死銃】の動機やらその辺には…こう、複雑なものがありましたね。
ネットゲーマーとしては、少なからず理解出来る所もありますし(同調出来るかはともかくとして、ですけれど)…以前付き合っていた人を想うと、ますます苦いものが……。
物語としてだけではなく、実際に現実世界にも警鐘を鳴らしたりとか……は、してませんかね?
菊岡氏の、「自分達だけではなく、検察や裁判官などにも、一度振るダイブを経験させる必要があるな」的な発言に、苦笑しつつもうんうんと頷いてしまいました。