紙の本
楯を突け
2020/11/06 20:02
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投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る
「芸術は爆発だ!」しか知らなかったので、、文章も爆発していてわかりにくいのかと思ったらとても読みやすく、深い内容で良かったです。
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投稿者:かい - この投稿者のレビュー一覧を見る
岡本太郎の著書である「自分の中に毒をもて」のもう一つの著書です。岡本太郎節がきいててめちゃくちゃおもしろかったです。
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投稿者:タタ - この投稿者のレビュー一覧を見る
毒を持ての方が面白かったので、こちらもいいのかなと思って読みましたが、インパクトは毒の方がありました。
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印象的だったのは、
尊敬する人は、と聞かれて、ほとんどの人が、偉人の名前をあげることに対する彼の記述です。
「歴史の中に埋もれた人間の中に、ほんとうの人間がいる 人間は99.9パーセントが成功しない 成功者でないほうがより人間的な運命だ 無名の運命の中で、自分のスジをつらぬき通して、歴史にも残らないで死んでいった者の生き方にぼくは加担したい」
彼自身、戦前フランスに留学し、戦後、数多くの作品を世に送り出した偉人であるにもかかわらず、こちら側の目線で語っているところが、面白いですね。
以前、糸井重里さんの「ほぼ日」で、「太郎を使う時代」がきた、という記事を読んだことがあります。
確かに、この本も、「負け戦」に挑む上での、考え方が満載でした。
私は、読後、強力な武器を手に入れたつもりでいましたが、ふと考えてみると、自分は、どのような立ち居地で、ここに存在すべきか、定まっていないことに気づきました。
自分の立ち居地を把握し、そこで何をすべきか、課題をつくり、挑んでいかなければならない、そこまではわかっているのですが…。
その課題は…どうしましょうかねえ…。
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読んで数日が経ち、内容的なことほとんど忘れてしまい、
改めて本書を軽くめくった。
そこで思ったのは岡本太郎の言葉は強烈だということだ。
少し気を抜くと、保守的な考えや行動に走りがちな私に対して短い一文で「人生を開け!」と後押ししてくれるのが岡本太郎の言葉だ。
私的には本の内容はなかなか頭に入ってこない。どちらかというとじわじわと体に染み込むというほうが感覚的には近い。
窮屈さを感じているときにまた読もうと思う。
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シンプル。
自分の本当にやりたいことをやろう。他の何にも惑わされずに。
これが簡単なようでほとんどの人には一番難しい。でも、憧れ求めている人は多い。そんな人たちに対する応援の本だった。
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常識を疑い、物事の本質を捉え、
自分の感じたことを表現する。
他人に媚びす、感じたままことを大切に、
自分の信念を貫く。
死んだっていいじゃないか。
死に直面してこそ、生きる歓びを感じる。
瞬間瞬間を懸命に生きることへの情熱を
死ぬまで燃え続けていた情熱を
20年経った今でも遺した言葉から、作品から伝わってくる。
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岡本太郎がまだ20代だった時のパリ時代の話が面白い。
太陽の塔を語る項もグッとくる。
「凡人だと言う人に限って、人生に甘えている」
「ほんとうの孤独とは、すべてに妥協しないで自分を貫いて生きていくこと」
先生、ありがとう、よくよく、分かりました。
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岡本太郎の人生観が詰まっている本です。
「芸術は爆発だ」という有名な言葉。
この言葉の意味は、未来や過去を考えずに、今という一瞬に自分の全てをぶつけるという意味だと理解しました。
今に全力で取り組むことは、最高の成果を出すために欠かせない考え方だと思います。
過去を悔やまず、未来に不安がることなく、今出来る最善の行動に集中していきます。
また、発想の転換がとてもすばらしく、一見良くない事象でもだからこそ最高だと全てをプラスに転ずる考え方は学びでした。
まさに事実は一つで解釈は無数。
全ての結果からプラスを引き出し、自分の成長・成果に変えていきます。
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いちばん大切なのは、自分自身に打ち勝って、自分の生きがいをつらぬくこと。それがいちばん美しいことなんだよ。いいかい、怖かったら怖いほど逆にそこに飛び込むんだ。やってごらん。
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なんかふしぎな構成の印象だったんですが、人生相談を編集した本だったんですね。今なら村上隆が人生相談に答える的な感じだったんですかね…ちょっとちがうか。「人生、即、夢!」ってフレーズがいいですね。「悪・即・斬!」みたいです。太郎さんの本はいつも熱くて情熱的で、ソルボンヌ大学出身のインテリなのに(だからこそ?)八方破れでかなり人間的に魅力的です。周りにいる人はたまったもんじゃなさそうですが…。写真家のキャパの恋人ゲルダとの話にはビックリしました。太郎さんはもはや歴史上の人物ですね…。細かい価値観などはけっこう異なるのですが、いろんな人がいておもしろいじゃん!ということで星5つです。
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巨匠の生き様は、表面に血管が剥き出ている如く熱い。ウソがなく、真っすぐで、怖い位に人間だ。
生きているはずの私が、故人の巨匠より今を生きれてないなと猛省。すると「人のことなんか気にしないで、キミ自身が英雄になれよ」と、一発喝が入る。
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誰だって死ぬのは怖い。でも怖がって尻込みするのではなく、むしろ恐怖と面と向かい、死と対決する。そうでなければほんとうに生きる喜びは湧き上がってこない。岡本太郎はしあわせ反対論者だという。しあわせとは死と1番遠くにあり、生きがいを失ったということだから。燃え上がって生きなければほんとうに生きることはできないんだと思う。
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一つ一つの言葉に迷いがなく、ズバッと本質をついているところが素晴らしい。何度も読み返したくなる。
職業「人間」っていいなと思った。
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シンプルで力強い言葉!
心を奮い立たせる、パワーワードの嵐!
やはり、時折り、読み返すべきだな!
最高です!
NOTE記録
https://note.com/nabechoo/n/nc2e123ff0a63?magazine_key=m9672e1d4fe74
「勝って結構、負けて結構、ただ完全燃焼、全力つくす!」