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元ANAのキャビンアテンダントで、現在はマナー講師として企業研修などを行う著者による、ほんの少しの気遣い、心配りで、自分も相手も気持ちよく・うれしく過ごすためのポイントの紹介。
結果に感謝することだけでなく、相手のプロセスを想像してねぎらう。
お客様とは一生おつきあいをするという心構えから、何ができるか考える。
自分から先に動き、変わる。
相手の心を救う笑顔。
限界は自分自身が決めている、1メートルは無理だとしても1センチ前に進むことを続ける。
相手をきちんと見て、相手の状況や想いを想像し寄り添うことができるかどうかは、ほんの少しの心がけを様々な場面で意識することだと感じた。足元を見られていいように、しっかり靴磨きもしたい。
16-195
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前作と被った項目もあったのが残念。
いくつか新しい発見もあった。
幸せにする、幸せになるは全て人間関係、これはアドラーにもつながる。
気がきく人とは、優しさを、行動、言葉、態度で表現すること。
これは名言と感じる。
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相手のことを常に考え、先回りして行動できる人を「気がきく人」というようだ。
気がきく人になるためのわかりやすい具体的な事例やサジェスチョンが多く、読みやすかった。
いくつかは実践してみようと思ったが、常にこのように行動を取っていたら自分がすり減ってしまうと、気が利かない私は感じてしまった。
また、ハーバード大学の心理学者ロバート・ウォールディンがー教授がTEDで発表した、人を幸せにするものは何か?という研究結果が紹介されており、TEDのプレゼンを見て感銘を受けた。
人を幸せにするものは、良い人間関係である。
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おばあちゃんは、日頃から、お母さんに感謝の気持ちを伝えていました。でも、お母さんにとって、「娘を通して間接的に伝えられた感謝」は、いつも以上に嬉しかったのではないでしょうか。なぜなら、「人づてに伝わった感謝」には、直接、感謝を言われるよりも、真実味があるので、「本当に感謝されているのだろうな」と感じることができるからです。(p.37)
私が考える「わかりやすさ」とは、「私の頭の中のイメージ(思い浮かぶ映像や描写)」と、「相手の頭の中のイメージ」を近づけていくことです。(p.42)
【人前で話すとき】
・いつもより、声を「1.5倍」大きくする
・「間」をつくって、ゆっくり話す
・「主語」を省略しない(「誰が〜をした?」「何が〜をした?」をはっきりさせる)
・身近な事例を入れる
【文章を書くとき】
・「主語」を省略しない(「誰が〜をした?」「何が〜をした?」をはっきりさせる)
・句読点の位置を考える
・あいまいな言葉を多用しない(たぶん、だいたい、朝イチ など)
・手書きのときは、文字を「大きく」書く
・身近な事例を入れる
「人は手を洗うことで、自分の失敗やそれによって生じたネガティブな感情を洗い流すことができること」がわかっています。(p.125)
自分が扱っている商品やサービスを好きになれないと、「心の底から相手にすすめる」ことができません。ひとつでも多く、その商品の「いいところ」「好きになれるところ」を探して、愛情をかける努力をしてみましょう。(p.131)
感謝の気持ちを伝える前に、「その結果に至るまでの過程」を想像するクセがある人は素敵です。「結果」と「過程」の両方に感謝の言葉を添えられる人は、わずかに「1%」。私は「結果の感謝」と「過程の感謝」の2つが揃ってこそ、「本物の感謝」を伝えることができると思っています。(p.149)
「で」と「が」のたった1文字しか違いませんが、「でいい」は、「選ぶのが面倒臭い」「ほかに頼むものはない」といった否定的なニュアンスが含まれています。一方で、「がいい」は、「それがほしい!」という能動的な気持ちがあらわれています。
相手の気持ちになって「一文字」を吟味する。そうすれば、「でいい」よりも、「がいい」と答えたほうが、「相手の気持ちに寄り添っている」ことがわかります。(p.158)
言葉のセンスは、何もしなければ磨かれません。けれど、「相手の心に届くひと言を伝えたい」と意識したときから、伝わり方が変わりはじめます。
「相手の気持ちを軽くしてあげたい」という思いを持って人と接する。それだけのことで、使う言葉の質が、徐々に、変わってくるのです。(p.167)
変化に必要なのは、大きな勇気を振るうことではなく、「一歩だけ前へ出る勇気」を積み重ねる事だと私は考えています。(p.191)
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【全体の感想】
著者の気のきかせ方(心持ち)はプロだなぁと、感心してしまいました。
しかし普段の生活でこんなに気を遣われてることを知ったら逆に居心地悪く感じてしまうほうなので、、、
自然に相手を思いやる心だけを忘れないようにしたい、と思います。
プロフェッショナルとして気がきく人を目指す方には一読しておくと、心構えが学べると思います。
【おすすめしたい人】
・接客などのサービス業を仕事としている人
・気がきかないと言われるけど、何で?と思ってる人
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元CAで、現在マナー講師をしている著者が書いたこの本を手に取り、自分自身の日々の生活態度を今一度思い起こすきっかけになった。気づけば覚えておきたいと貼っていた付箋の箇所は沢山あり、非常に勉強になる本であった。あとは、自身の生活の中に活かしていくことが次なる課題。
「思い」は目には見えない。だからこそ、表情・態度・話し方などで相手に伝わる印象は変わる。気遣い、心遣いを常に持ち続けたいと思う。
☆教育現場で使えると思ったこと
・目をかけ、気にかけ、声をかけ
→日々行なっているけれども、このように文字にして心に留めたことはなかったため、今後は頭の中にこのフレーズを残していく
・共感、共汗、共歓
→思いに共感し、一緒に汗を流し、一緒に喜び楽しむ
☆読みながら、本当にその通りだなと思ったこと
・「お手伝いできることはありませんか」に救われる
→この一言って、非常に仕事の時には大きい。実際に、そこで手伝ってもらうことは少ないけれども、相手が自分に寄り添ってくれていることを実感。
・どんな些細なことにも「ありがとう」を言ってくれる
→気づいた時に、サッと声がけができる人に出会うと、非常に幸せな気持ちになれる
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もとCAさん
小さなことほど丁寧に
悪口言わない
喜ばす恩送り
コミュニケーションするほど信頼高く
挨拶笑顔丁寧
小さな約束
分かりやすく話す
元気なふり
不測の事態
誉めてしかって誉める
プラス1%の努力
結果より過程に感謝
あえてしからない準備と練習
相手をせめるまえに自分を見直す
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■2019.02.24 再読
再読すると、「今の自分が考えていること」に引っかかる箇所が違うので、以前とは異なる気づきが得られる。本は3回は読むべきですね、再読って面白い。また、自分が「キーメッセージ」として残したものとは違う箇所を覚えていたりする。脳って不思議。
・一流の人は絶対に悪口を言わない。
⇒一流の人は「人のいないところで人を褒める」。これは間違いない
・見る(俯瞰する)、観る(観察する)、看る(気を配る)
・PNP = Positive / Negative / Positive
・嫌いな・理解できない人は、コミュニケーションの総量不足
⇒相手の思想を理解すると、「心の声」が聞こえてくる。明らかにおかしい人は相手にしない
・結果を出す人は「基本」を徹底している
⇒変に自己流でやっちゃうことで損をしていることは多い。会社のPPTテンプレートは必ず使おう。Brandを守るだけでなく、効率化にもなる(いちいち色やフォントで迷わなくなる)
・Noで終わらせない
⇒Noの後に一言(代替案など)提案を加えられるだけで、相手への信頼感がまるで変わってくる
・100%キムタク
⇒客前ではスーツのボタンを締める。シャツの一番上のボタンを留め、ネクタイをきちんと締め、ディンプルを美しく作る
・「分かりやすさ」はそれだけで武器になる
⇒コンサルタントという職業柄、これは本当によく感じる。ビジネスで本当に難して理解しづらいこと等、実はほとんどない
・代替策の準備を怠らない(最低2重に) 孫正義のエピソード
⇒プレゼン前に機材確認、クラウドへのアップロード、メンバーにメールでファイル送付、変換コネクタを2つ準備、資料は前日に印刷
・ネガティブな冗談は人を傷つける。冗談にならない
⇒相手がやってくれたことに対して文句を言わない。文句言うくらいなら自分でやれ
・準備と成果は正比例する
⇒不安に押しつぶされそうなときは、現実逃避しない。少しでもいいから手を付ける。人に話す。少しずつ心が軽くなってくる。さらに進める。いつのまにかできそうになっている
■2018.12.01 再読
元CA・マナー講師さんの「気づかい」本。著者の想いが溢れた良書だと思います。明日からでも使えるアイデアが多く、かつそのほとんどが「基本の徹底」にフォーカスされていることに好感が持てます。新社会人はもちろん、ベテラン社員の方にも、改めて自身の言動を振り返るきっかけになるのではと思います。私は、この本をきっかけに「挨拶を笑顔で行う」ことを徹底するようになり、今まで以上に気持ちよく働けるようになりました。挨拶大事!
以下、キーメッセージを抜粋;
・「どんなお客様に魅力を感じるか?」→きちんと挨拶をしてくださるお客様
・フィジーにおける「幸せになるためには?」→人との人間関係を大切にする。人間関係を良好に保つためには、待つのではなく、自分から投げかける
・「人づてに伝わった感謝」には、直接言われるより真実味がある。「相手のいないところで感謝の気持ちを示せるなんて、信用できる人だ」という印象を持たれる
・勇気を出して、たった1秒の声掛け(頑張ってるね、い���もありがとう)
・3カン(共感、共汗、共歓)を心がけると、味方が増えていく
・コミュニケーションの回数が大きいほど信頼が大きくなる(最初の40分は雑談)
・小さくて些細な約束を守り続けることで、相手に信頼される
・「褒める」と「叱る」の割合は2:1。ネガティブをポジティブで挟む
・人は手を洗うだけで、自分の失敗やネガティブな感情を洗い流せる
・相手がうれしいのは、過程に感謝されること
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おもてなしの大切さや、人を大事にすることを学べる。
コミュニーケーションはちょっとした差で大きな結果の差が生まれる。
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たった1秒の気づきができるかどうかでなく、やるかどうか。
その積み重ねによって、その人の厚みが生まれ気がきく人へと変わっていくのだなと思った。
考えを変えるよう意識し、行動し続けたいと素直に感じた。
何度読んでもためになる本。
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決して目新しい内容がある訳ではないが、著者の経験・視点から、ホスピタリティの神髄を分かりやすく表現している良書です。日常生活で直ぐに心掛け実践出来るものと思います。
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ちょっとした気遣いの積み重ねが大きな結果となる。
いろいろな人の視点に立って、して欲しいことをする。
幸せにしたいからするという考えが大切。
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「気がきく」人とは周りの人に目を向けることができる人、自分から行動できる人、周りに感謝できる人。声をかけたり、何気ない言葉遣いだったり、ほんの些細なことを変えるだけで印象は変わる。言われてみれば当たり前のことばかりだが実践するとなると難しい。読みやすい本でした。
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成功する人は細かいところまでに気を配り靴をピカピカにしているというとこが響いた。細かいとこまで丁寧に心がけていきたいと思った。
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当たり前だけど難しい。
細かい気配りやったり、
「気が効くひと」の本質を知りたくて買ったけど、そーゆー感じではなかった。
気が効くエピソード本的な感じ