紙の本
分かりやすく読みやすい
2016/12/06 23:26
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投稿者:はな気 - この投稿者のレビュー一覧を見る
すごく楽しくよめました。前々から気になっていたキリスト教についての疑問や謎が明らかになりました。主にみっつの宗教について書かれてますが、宗教とはなにか?という問いに対する答えは、あらゆる宗教に通じています。
文体が非常に柔らかいので、ちょっと楽しいエッセイを読む感じでするする読めます。
個人的に免罪符のくだりが興味深かったです。
紙の本
ユーモア
2016/01/08 13:32
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投稿者:メロリーナ - この投稿者のレビュー一覧を見る
あなたも教祖になれる!という体で、教祖になる、教義をつくる、布教するという感じでステップアップしながら既存の宗教ではどうだったのかという知識を得る事ができます。
教祖はステキなビジネスという悪ノリで書かれているので面白く読めました。
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これを読めば誰でも教祖になれる!!
コンセプトはあほ過ぎますが、内容はなかなか面白いです。
宗教を合理的に解説してるので、「宗教って結局何なの?」っていう人への導入書としていいかも。
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ちくまはいったいどうしちまったんだ!?
という本を出版しています。
こんな本(内容も含めて)を出版できる出版社だったのか、
と驚くばかり。そして買ってしまった私。
著者が若いだけあって、書き方も非常に平易に、ブログを読むようにしてざっと読み終える事ができる。けっして、つまらなくならないし、ポイントポイントをうまく突いていると思う。(実際教祖になれるかは別)
しかし、そういった内容が同行という以上に、冒頭に書いたとおり、この本がちくまから出版社されてしまうことに驚かないわけにはいかない。
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信者をハッピーにするのが宗教。
宗教は揺るがない一つの価値観を持つこと。
選択肢(現代は多すぎる)を減らすことがハッピーにつながる。
「家族」は一緒に活動する人のこと。
コミュニティでの茶飲み話の会が非常に重要。
浄土宗の「講」(こう)、神道の「直来」(なおらい)など。
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マニュアルだから。
なんとなく「よくわからない」「近寄りがたいもの」というだけで避けてるけど、歩み寄りも大事よね!信じてないけど!
あれです。空飛ぶスパゲッティーモンスター教とか、ダゴンとか。むしろ私が新世界の神ですよ。
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宗教って聞くとうさんくさいよねって思いがちだけど、ちゃんと理があるんだよ、っていうのを教祖になろうって視点で書いてあるのが面白いです。文章自体も面白くって読みやすい。
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宗教とは大衆心理学なんですね。
漫画の様にサクサク読めちゃう。チャート式。
教祖の最終形は「甘い汁を吸い」「奇跡を起こす」などと言い切るところが笑えます。
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面白い。
掛け値なしに面白い。
ふざけた皮を被っておきながら「現代宗教」というものを多面的にとらえている。
宗教を毛嫌いする人に是非とも読ませたい。
様々な読みとり方も出来るので読んでいて楽しい。
読書の愉悦というものを久しぶりに味あわせてくれた。
ただ、時事的なものを多く盛り込んでいるので
時間が経つと魅力が落ちてしまう可能性も。
今、この時にこの本とともにあることに感謝をして読んでみましょう!
教祖になる気がなくても面白おかしくちょっぴり知的に楽しめますよ!
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最初は完全にギャグのつもりで書いているいるのかと思えるくらいネタ的な本だったけど、語り口がギャグなだけでその中身は見事なまでに本質をついている。「聖☆おにいさん」をもう少しラディカルにした印象。宗教「批判」というほど肩肘はったものではなく、むしろ宗教「いじり」。楽しく読めて、宗教の一面が理解できる。エンターテイメントとしても面白い。一冊を通して、マジメにふざけきった印象。こういう本大好き。宗教嫌いの人にはおそらく大ウケ。宗教理解ある人はニヤニヤ。信心深い人は他宗教のところでは爆笑という素晴らしい本。(自宗教のところは激怒の恐れあるけど)
楽しく、宗教が理解できます。入門書としてはすばらしい。
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新書でこんなにも笑ったのは初めて。本書が一種の聖書としてかかれている。内容は教祖を目指すためのマニュアルの形を取って、宗教の共通点を説明していくもの。
「教祖はひとをハッピーにするお仕事」という切り口が痛快。
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分かりやすくて面白いです。
主な宗教の考え方や由縁がぶっちゃけて書いてあって、一部の人は怒りそうな本。
宗教とは、人をハッピーにするもの、という定義はいいですね。
著者のテンションが、時々ウザい芸人系です。
たまにはじけるのはいいけど、ベースはもう少し大人しく書いたほうが読みやすい気がする。
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なさそうで当然なかった「作る」側からの宗教ガイド。これは面白い!
体裁こそ教祖になるためのガイドブックという形をとって宗教の作り方を解説しているというフザけた本なんだけど、そのおかげで宗教の本質を軽く抉り出すことに成功している。宗教を作るにあったて沸いてくる「神ってなんで必要?」「宗教団体ってなんで反社会的な主張をするの?」「教祖って奇跡を起こす必要ってあるの?」「仏像や十字架って何で拝むの?」「なんで宗教にはいろいろなルールがあるの?」「そもそも信仰って何よ?」、、、といった疑問に(時には乱暴に)理屈付けしながら宗教でサクセスする過程が理論(教義)と実践(布教)の2段階で説明されてる。
作ろうとしている宗教は基本的には既存の宗教のおいしいとこ取りなので最もサクセスした3大宗教を中心にかなりざっくりに(時に小馬鹿にしながら)引用されてる。へぇ、イスラム教の屠殺ルールってけっこういい加減なんだなぁ、とか、念仏を一発唱えれば万事オッケーな浄土真宗ってかなりハードコアだなぁ等々、トリビア的知識も満載。文章の書き方も新興宗教のやり口を意図的に真似していて、にやにやしながら読める、初版本なのに「感謝の手紙」ってなんだよw
教祖になってウハウハ人生を夢見る人は勿論、宗教ってなんであんな面倒くさいことやってんの?と思ってる人は是非。マジメにフザけてる、そして考えさせられるいい本です。読み終わったころにはきっとあなたも教祖を目指すことに、、、はならないのでご安心あれ。多分。
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教祖になるためのマニュアル本という体裁で、宗教のしくみをプラグマティックに解説した宗教学入門書。『よいこの君主論』と同様に内容だけでなくスタイルでも楽しませてくれる。「教祖を目指すのは甘い汁を吸うため」などの言い切りが素敵。
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宗教について、教祖目線で楽しく学べる本。
宗教について無知な日本人向けだと思うし、単純に作者のテンションの高さで笑えること間違いなし。
仏教、キリスト教、イスラム教というメジャーな宗教を対象としているため、何かの時の小ネタに使えると言う点でも優れていると思う。
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多くの人をハッピーにしながら、大きな尊敬を受ける――教祖ほどステキなビジネスはほかにありません。キリスト教、イスラム、仏教などの大手伝統宗教から、現代日本の新興宗教まで、古今東西の宗教を徹底的に分析。教義の作成、信者の獲得の仕方、金集め、組織づくり、さらには奇跡の起こし方――あらゆるシチュエーションを実践的に解説した本邦初の完全宗教マニュアル。
わかりやすい文章でした。純粋に楽しかったです。
教祖というものに少しでも魅力を感じている人は、手にとって読んでみると世界が開けるのかもしれません。
具体的な例が挙げられていて、丁寧な文章だなあという印象を受けました。