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棋士同士の対談、めずらしいと思います。「将棋世界」に掲載されたものから。2016.7発行。プロの世界、将棋も囲碁も厳しい世界だと思います。私としては、将棋は特に厳しいと思います。3月31日順位戦にとても強い森内俊之九段が順位戦を引退しましたが、羽生さんは目標、ライバルは佐藤康光さん(谷川会長から将棋連盟会長を)だそうです。7つのタイトルの保持者は、渡辺明竜王・棋王、佐藤天彦名人、羽生善治王位・棋聖・王座、久保利明王将の現状、これがどう動いていくのか興味はつきません。
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棋士同士の対談集で、珍しく建前ではない棋士の本音を窺い知ることができる。三段リーグの辛さ、過去の会心の一手、新手に掛ける思い。モテ光先生の惚気も微笑ましい。しかしどの対談でも出て来るのが「羽生」の文字。敬意なんて生半可なものでは無い。極限の畏怖・恐懼。
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各棋士の簡単な紹介がないのもどうかと思うが
対談集でありながら対談日時が記録されていないのは致命的マイナス
内容は面白いものも多いのにこの一点だけでかなり心象よろしくない
『将棋世界』の連載記事をまとめたものだが
一冊にまとめるにあたってなんら通しての作為が感じられないのも問題
聞き手がかなり前に出る回もあるのにその補足がまったくないのも困る
それぞれの対談記事内容自体は良いのだが『将棋世界』での連載企画としては良くとも
書籍として失格