紙の本
タクタク読み
2014/05/09 08:59
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投稿者:たくちゅん - この投稿者のレビュー一覧を見る
母の愛情の深さが、心に打つものがあり、時間を忘れてしまう。
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久々のお鳥見女房。いつも、読んでいる時も、読み終わっても、心がホッとする好評シリーズ。
娘に「胸が張り裂けそうに悲しいことでも、十年たてば思い出になるものですよ」と、語りかけるやさしさ、常に「あきらめてはならぬ、前を向いてさえいれば、物事はよいほうへ動いてゆく」を心持としている、主人公珠世のキャラクターが魅力的。時代物だからこそ描けるホームドラマといえようか。
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シリーズ4作目。前作が2008年だそうなので6年ぶり。相変わらず色々なことが巻き起こる一家。それをしっかり者の女房が受け止めて前に進んでいく。長男の初めての仕事。それぞれの恋に妊娠。決して楽しい話ばかりではないのですが、この家族をずっと見ていたくなります。
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シリーズ第六弾。
密命を受けた久太郎を案ずる矢島家の面々。どんなに辛い事も明るく乗り越える珠世さんのマインドは、見習いたいものがあります。
一方、石塚家の子らはすっかり成長しましたね。
生まれたばかりの多門が、どんな子に育つのか楽しみです。
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シリーズ6作目の本編、胆が座った主人公「珠世」の言動が一家と周りの人達の気持ちを救っていく様子、後半にはドンドン面白さが加速して行って寝不足になりました。
笑窪が人をホッとさせる「珠世」には、まだまだ出番が沢山ありそう。
ポジティブシンキングは今のご時世に必要な事かも知れません。
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結局は礼も弁明もしないまま出てゆくことになってしまった。後ろめたく、心苦しい。しかし一方では、これでよかったのだ、とも思った。なにを言っても、いや、言えば言うほど、二人を苦しめるだけだろう。