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クラウド・ビックデータに続いての衝撃シリーズ、
今回はFintech。
やはりブロックチェーンとAPIエコノミー(OPENAPI)
が有用だと思います。
ただ、日本としては金融よりも流通や産業にこの流れ
というか、技術が生かされていくのではないかと
思います。
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面白かった。単にFinTechのおもしろサービスを紹介するだけでなく、そのサービスの課題や今後の見通しまでが分析されている。また、金融機関の取るべき戦略もきちんと構造化して、整理されている。文章自体も非常にわかり易く書かれていて、すいすいと読めた。これ一冊読めば、他の本を読む必要はないかな。
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クラウド、ビッグデータ、パーソナルデータに続く著者の衝撃シリーズ第四弾はフィンテック。フィンテックが勃興した背景を皮切りにフィンテックサービス実際について切り込み、従来の金融にはなかった新サービス、テクノロジーで使い易く安価なサービスとして生まれ変わった代替サービス、既存の金融サービスのインフラからより便利なサービスへ転換した補完サービスに分類して説明する。
フィンテックの中核テクノロジーであるブロックチェーンについては、その仕組みから多岐に渡る活用方法を現状の金融の問題点を含めて解説。
コンサルタント目線でその状況においての選択肢を挙げて金融機関のフィンテック戦略を解説し、専門特化しモジュール化する金融サービスの将来に言及しAPIの重要性を説く。
終章の日本に於けるフィンテックの方向性では、改正銀行法の早期成立など政府の異例とも言える支援にもかかわらず、米国などとの人口構成の違い(要するに日本は年寄りが多い)やスマホ普及率の低さなど難しい局面があることを指摘して、日本ならではのフィンテックを再考せよと締める。
金融という分かりにくい業界にも関わらず完結かつ丁寧な説明で抵抗無く読み進むことができて、とても勉強になりました。フィンテックには直接関係ないですが、日本のスマホの普及率が5割強で海外が7~9割との事実はまさに衝撃でした。
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今話題のFinTechがうまくまとめられています。
概要だけでなく、個々の例についてもうまくバランスされて書かれています。
個人的にはブロックチェーンはFinTechの中核ではなく、最も注目を集めた技術だと思っています。これは編集者が付けたタイトルでしょうか。内容は良いです。
この本が出たのが9月で、2016年の6月の時点の話も含まれていますが、10月のApple Payについて当時の判断(まだ時間がかかる)が含まれているので、環境の変化の激しさを改めて感じさせる一冊となっています。
そのため、読むならなるべく早くをお勧めします。
1章から5章まで解説で、6章で日本のこれからを予想しています。
2020年以降に予想が当たったか、再度6章だけでも読み直したいと思う本です。
参考文献(サイト)も充実していますので、もっと詳しく知りたい人にもおすすめです。
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「FinTech」という何やら得体の知れぬものを野村総合研究所らしく構成要素を分解し位置付けを整理し海外事例を引き合いに出しながら、既存金融に対するその衝撃度を伝える。
日本だと金融規制関連の法整備が追いついてない関係上、まだまだブレイクするまでには至ってないが、特に欧州におけるFinTechの躍進は顕著だ。ここはリーマンショックとイノベーションのジレンマに起因するところだが、AtomBankやOndeckに代表されるビジネスモデルの革新と、ブロックチェーンというテクノロジーの進歩によってまさにビッグバンが起きようとしている。本書内では日本独自のFinTechも提言されているが、規制事業的な側面が強いとはいえ、シームレスなビジネス環境の昨今では取り残される日本に危機感を覚えざるを得ない。
本書で語られるような衝撃波が早く日本にも届くことを切望したい。
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「ー」
いろいろなフィンテック企業が紹介されていて面白い。
ロボアドバイザーはETFよりも有効なのだろうか。
個人間融資の成長に期待。
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「金融機関がAPIを公開したがらない本当の理由は、実は別のところ(セキュリティ以外)にある可能性が高い。それは、APIの公開によって自分たちが「土管化」してしまうことに対する懸念である」
「一般的に、本当に新しい何かを生み出そうとするイノベーションの創出活動には数多くの失敗がつきものである。そして、この「失敗」にはある原則がある。それは「早く失敗するFail fast」ということだ」
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サービス、各国の施策、法令についても情報が新鮮でわかりやすい。
海外と日本の対比は興味深い。デジタルシニアの取り込みは確かに現段階では重要だと思う