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・「いい男」とは、要するに雰囲気の読める男
・暮らし方の粋こそが、「いい男」を育てる
・"スケベ"ははやく老け、"女たらし"は歳をとらない
・年齢など豪快に無視しないと男は年齢に裏切られる
・男は男の正義感に惚れる
・正義感のある男は色っぽい
・正義感の強い男ほど、歳をとらない
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新聞広告で気になって図書館で借りてみた。かなり文字量が多く読むのに手こずった。科学的根拠のない著者の偏見に近い好みの話がずっと続く。
以下メモ
●小泉首相の若い頃は変人がそっくり顔に出ていたが、総裁選に出る頃には、鋭い毒が抜け、髪型がライオンめいてきて芸術的渋みが加わり、目の下のたるみなどの老化と相まって立派な顔が出来上がる。
●やんちゃと上品と貫禄
●三角関係の場合、男の嫉妬は、敵である男に向けられるのか、それとも裏切った女に向けられるのか。夫は妻に裏切られたことに矛先を向ける。妻を取り戻すことよりも、プライドを傷つけられた怒りに耐えられないため復讐に必死になる。
●劣等感の処理ができずに固執する人は屈折していき、劣等コンプレックスと呼んで、劣等感とは分けられている。日本では劣等感そのものをコンプレックスと呼ぶ場合が多い。
●会話において評価が高い男は、一般論のうまい男。自分の話はしない。
●音楽を聴いて時には自然を目前にして涙を流せる人は、f分の1ゆらぎが読み取れる幸せな人。
●他人のことに涙を流すのは良いことだが、見えるところで自分のために泣いてはいけないこと。
●人は歳を重ねるにつれ、悲しい者の気持ち、困った者の気持ち、他者に迷惑をかけた者の苦悩、逆にホッとした者の安堵までがもっとわかるようになり、どんな立場の人のどんな気持ちにまで、心を震えるようになってくる。だから涙もろくなる。
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最後の方は人間論みたいでスケールが大きくなってたけど、おもしろかった。女はすらりとした男ばかりが好きなわけではないというのに同意した。まあでもエッセイなので意見に大分偏りがある、わかる!があると面白いと感じるところに己の女性性を感じた