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偉大な政治家がいなくなりアメリカのような大国が衰退していくという。政治面や軍事面ではある程度は当たっているのかもしれないが経済面では別の展開をしているわけで、むしろそちらの方が影響は大きいのではないか。本著ではその経済的な角度からの視点がやや弱い気がしたのでバランスを欠いているかもしれない。
それはそれとして相変わらず挑戦的で奇抜な論調は健在で楽しめた。
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高校生の頃から大いに影響を受けた、落合信彦の本を久しぶりに読んだ。
彼の主張であるところの出発点、光り輝いていた、ケネデイ時代とその影、その後について復習する感じで読み進めた。改めて読んでも目新しいことはなかったが、覇権国アメリカの光り輝いていた部分の劣化、それがオバマ時代でピークになり、その結果がトランプ、クリントン選挙を生み出した。その後の希望は何もないと、非常に暗いトーンに終始したのが印象的である。
実際トランプ政権になって以降、ロクデモナイ方向に世の中が向かっているのをひしひしと感じるのだが、落合氏をして、移民がここ近年極端に増えた結果、アメリカが劣化しているとの視点にも、愕然とするものがあった。国家のもつダイナミズム、ダイバーシティと、その影、というところをひしひしと感じさせられる。
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ゴルバチョフはロシア人には血的すぎた。例えば工場で働く男性はウォッカを飲んでいたが、ゴルバチョフは生産性が落ちるとして、それをストップさせた。労働shあは怒り狂った。仕事場における唯一の楽しみだったから。そもそも休憩時間にウォッカを飲むなんて普通の国では考えられないことだが。
AIIBは中国の内部で資金が使われている。