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紙の本
毒草師シリーズ第二弾。うん、トリックのことはもはや突っ込むまい(笑)。嫌いじゃないです!
2011/07/27 11:37
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:惠。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
待ちに待った毒草師シリーズ第二弾のノベルズ化。長かった~。だって、単行本は幻冬舎刊なんだもの。次回からはいきなり講談社ノベルズで刊行していただきたいと強く願う。
「毒草師」というけったいな職業を自称する御名形史紋が歴史と実際のミステリの謎を解く本シリーズ。今回のテーマは、千利休はキリシタンだったのか。
『利休にたずねよ』を読了していたので、千利休という人物の生い立ち~最期まで、また新たな視点で興味深く読むことができた。同じテーマでも、観点が変わると新鮮だ。
さて…現実の事件――家元殺人事件――については、アレですよ。アレ。トリックというか凶器というか…アレなんですよ。ほら、アレ。まぁ、QEDやカンナシリーズで耐性がついているから、わたしにしてはどうってことないのですけれど、ね。あえて触れないでおこう、うん。
登場人物の中に「琴美さん」という女性がいるのだけれど、この方、たしかカンナシリーズでもちらっと登場したような気がする。こういう横のつながりがあるのも、QED、カンナと共に読んでいて楽しめる点だ。
QEDもカンナもそれぞれ完結まであと2冊。特にカンナは雲行きが怪しくなってきたけれど、ちゃんと収まるのか心配だ。
最後に、史紋ファンにひとつビッグニュースを。本書のラストで史紋に助手がつくことになる。ちなみに貴湖ちゃんではありません、が、女性です。このシリーズは今後もまだ続きそうで、楽しみ。
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