紙の本
いつもの語り口
2017/06/08 01:39
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投稿者:イシカミハサミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
日向夏さん安定の語り口。
どの分野を書いてもこの安定感が出るのは、
ちょっともう、うらやましい。
紙の本
醜さを書きながらも
2019/01/05 17:48
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
人間の奥に潜む醜さを書きながら、どこか清らかさのある不思議な作品です。
玉繭神社は傷ついた絹子の魂を包む繭そのものなんでしょうね。
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投稿者:あゆ - この投稿者のレビュー一覧を見る
妖が入った女性と、その周りの人々を描いた作品 妖となった理由や周囲の人々の悪を読んでいくと、妖なのか神なのか、捉え方でどちらとも取れるように思った 作品としては秀作テーマだと思うが、文章の要となるところと、余談となるところの力の入れ方が同量で読みにくい 今後の作者の慣れ方を期待したい作品でした
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あんまり謎解き系読まないからのかもしれないけど
難しくて途中で読むのやめてしまった
話があんまり入ってこなかった
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田舎の辺鄙な村から出てきた絹子。玉繭神社の巫女をしつつ、大学で機織りを教える講師をしている。絹子の周りで不可解な事が起こり…
思ってたよりホラーでした。信じていた人達が次々と犯人だったのが、若干ショックでした。
絹子には味方は大家やシロ、クロしか居ないと思ってたけど、故郷にちゃんと味方がいてそれだけは救いでした。
続けて続編読み進めたいと思います。
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『薬屋のひとりごと』作者の日向夏の作品.次の『薬屋・・・』が出版されるまでの間に読みました.ちょっと不気味さが漂うのですが,最後まで何故なのかがわからない構成です.(ネタバレを避けます.)
これも普段は読まないジャンルですが,なかなか良かったです.次巻も読みたいと思います.
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織物と妖とそして人間と
優しい物語なのかと思ったらちょっぴりホラーでぞくっとしてしまう
不思議な出来事、そして事件
それは一体誰の仕業か……
絹子ちゃん、可愛らしい天然の女性なのかと思いきや過去がドーンと重たい
絹子ちゃん…大変だったという言葉では言い表せないけど、大変だったんだねぇ……
結構多く種明かしがあったけれど、絹子ちゃん、そして大家さんにはまだまだ秘密があるのかな?
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オチを言う!瓜子姫の話だった(民俗学のるつぼ)
「瓜から生まれた瓜子姫」の民話
歌いながら機織りをするがアマノジャクに騙されて
という本来の民話が本書にどのように描かれたか
桃太郎・シンデレラ・猿蟹合戦・おおかみと七匹の
子ヤギ・そらまめとわらすみ・カチカチ山と同じ様
だが瓜子姫の物語は桃太郎よりも古いらしい
しかも、京極夏彦フアンなら狂気する狂骨・絡新婦
・ぬりかべ・くだぎつね等のパワーワードが飛び交
う中、多くの事件が続くし読者を良い意味で裏切る
なぞとき、仕掛けも随所にある
しかも、続編もあるのだよ(´・ω・`)
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一話ごとにしっかりとオチがあり短編のように感じ、ホラーは苦手な方だがどちらかといえばミステリー色が強い話だったので普通に読めた。
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【図書館本】読友さんの読みたい本から拝借。古都の小さな神社に住まい、大学で非常勤講師として働く絹子が、“あやかし”にまつわる生徒からの相談を受けたことで始まる謎解き物語。作者が日向夏先生なだけあって設定も面白く、内容に深く入り込めた。ところどころに撒き散らされた伏線が後半から徐々に回収されていくのも魅力。喜成村になおも残る因習が、“伝統ある村だから”という理由で黙認されているのはとても恐ろしいと思った。次巻に続きます。