投稿元:
レビューを見る
自分とは縁遠い世界のことと思いながらこの一冊を読み終えた
しかし確実に存在し、ニーズの消える事のない世界とも思う
ただ昨今はニーズに対して供給過剰な事があり、作品単価が下がっているのもご時世なのかもしれない
親になって、職業に上下はないが後悔する事だけはしてほしくないと感じた一冊です
投稿元:
レビューを見る
本の感想(オフィス樋口Booksより転載、http://www.books-officehiguchi.com/?p=23283)
この本を読む前は、AV女優とかAVの撮影関係者といえば、反社会的勢力とか社会的に評価されていないと思っている人が多いと思われる。この本によれば、アダルトビデオの関係者というだけでマンションの入居審査に落ちたというエピソードが紹介されている。
しかし、この本を読んでみると、親が応援してくれる女優がいるということで、社会的地位が向上したと考えられる。小遣い稼ぎで始めたAV女優の仕事がプロ意識を持って仕事をしているということも忘れないようにしたい。
この本のインタビューに応えている女優については親に仕送りができていたようだ。
AV女優の仕事が評価されている一方で、依然として借金返済のセーフティーネットになっていることも忘れてはいけない。
ただ、借金返済のセーフティーネットとなっているが、AV女優としてデビューしている人が多くなっている一方で、年間8割が入れ替わっている。AV女優を本業にすることができるのはほんの一握りとなっているので、稼げる仕事になっているとは言い難くなっている。
内容(「BOOK」データベースより)
「親公認」は売れるAV女優の必須条件だ。事務所へのお中元、お歳暮を欠かさない母親。父の暴力とお金のない家。母を守りたい一心だった娘。ファン向け動画についてアドバイスする父親。不特定多数を相手にする風俗よりAVのほうが安心だという親。52歳の人気AV女優が父親に打ち明けた理由…「裸を売る仕事」をめぐる親子関係、価値観の変容を浮き彫りにする衝撃作!!
著者について
1978年生まれ。幼少期をアフリカ、メキシコ、ブラジルで過ごす。
大学卒業後、映像翻訳のアシスタントや派遣事務を経て2003年AVメーカー「DEEP’S」に就職。
その後、「アイデアポケット」に転職し、09年退社、フリーライターに転身。
現在はスポーツ新聞でのコラムや男性誌でのAVレビューを主に執筆中。
またイベント「スナックアケミン」も不定期開催。
本書がはじめての著作となる。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
アケミン
1978年生まれ。幼少期をアフリカ、メキシコ、ブラジルで過ごす。大学卒業後、映像翻訳のアシスタントや派遣事務を経て、2003年AVメーカー「DEEP’S」に就職。その後、「アイデアポケット」に転職、09年退社、フリーライターに転身。現在はスポーツ新聞でのコラムや男性誌でのAVレビューを主に執筆中。またイベント「スナックアケミン」も不定期開催。『うちの娘はAV女優です』がはじめての著作となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
コメ
投稿元:
レビューを見る
「うちの娘はAV女優です」
そう認められる親、そして娘は、どんな関係にあるのだろう
ライターのアケミンさんが、「親バレ」しているAV女優さん10人にインタビューした企画本
なんかよくあるイメージの「借金を返さないといけなくて…」とか「契約書を書かされてしまって…」なんていうじめっとした理由の人は一人もおらず、あっけらかんと理由を語る彼女たちの姿はすごく新鮮だった。
「自分が選んだ人生と仕事に誇りを持つ」
だからこそ、親にも自信をもって、AV女優になったことがちゃんと言える…
で、必ず最後に聞く質問が
「もしあなたの娘がAV女優になりたいと言ったらどうしますか?」なんだけど、この答えもそれぞれの人生観が出てるな~と
「人生いろいろ」
まさにそう思える10人それぞれの生い立ちと生き方
投稿元:
レビューを見る
聞き手が女性で元AV会社勤務、という立場なので
インタビューとして成功している
それでも「脱いでもいないアンタに何が分かる?」って
言われたこともあるそうだ
登場人物は半分以上が匿名
自分から言う人、兄弟からバレる人、親公認までの過程も様々
家庭環境も様々で母親と心中未遂した人も
連日の撮影でも体調を崩さない肉体的タフさも必要
地上波に出ると許されることが多いみたい
恵比寿マスカッツみたいなアイドル活動も