紙の本
思ったより収穫がありました
2021/09/04 09:43
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投稿者:makiko - この投稿者のレビュー一覧を見る
30歳以降の人生を4つに区切って、時間の流れがそれぞれ異なること、それぞれの時期に次の時期を見据えた過ごし方をすること、という指摘は目新しく、興味深く読みました。でも、30代の私が最も刺激を受けたのは、ストップウォッチで仕事をするとき時間を測ることという部分でした。残業代が支払われるため、つい時間を冗長に使ってしまっていると反省しました。あとは、他人の時間を無駄に奪わないようにするという視点も共感しました。無意識に他人の時間を奪っている人、多いですよね。さしたる期待なく手に取った本でしたが、思ったより収穫がありました。
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人生の各ステージの過ごし方について書いてあって、親にこそ読ませたい本。
も少し、早くにこういう思想が広がっていたら、親世代も立往生しなくて済んだろうに。
まぁ、個人差かなと思うけど。
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今まで、基本的には時間をいかに効率的に使い、忙しくすることが美徳だと考えてきました。でも、自分の今の年齢のことを考えると、ただそれだけではなく、これからの人生をいかに充実させていくか、ということも考えながら、時間を過ごしていけない・・・と考えさせられました。
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45歳の人生観とぴったり合う本であった。
これからの時間の使い方に付いて検討してみたい。
メモ
P39
山脈と山脈をうまくギアチェンジすることが必要。
P57
自分の時間に他人を侵入させない
人は2回断るともう誘ってこない。
P80
3秒、20秒ルール
P100
迷惑の掛け方は時間制約に対する迷惑だ
自由とわがままの境界線は、他人の妨げをしているかどうかだ。
P135
若いときは仕事でも何でも質が要求される。ここまでできなければダメという世界。
第2の人生は、そこの線引きがなくなる。
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この本の構成は前半は効率的仕事術について、後半は45歳以降を如何に過ごすかについて。45歳を過ぎたら文化に時間を割こう、45歳から始める質の高いダラダラ読書法、一人遊びのアイテムを見つけておく、晩年のパートナーとして犬が最適な理由、ソーシャルネットワークサービスも使い方によっては重要なコミュニケーションツールだと言える、友を求める場所はネット上でもライブでもいい、など納得させられる内容であった。60歳でリタイアしたとしてその後の時間は男性で約20年ある訳で、会社員生活をしていた時間の約半分もある。リタイア後の過ごし方を今から考えないと濡れ落ち葉となりかねない。定年後の過ごし方、趣味の見つけ方等読んで損はない一冊と思料。
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人生の段階に応じた時間術が必要だと。
①30-45歳:狩猟期
②45-60歳:ダブルスタンダード期
③60-75歳:円熟期
④75歳~:ゼロ出力期
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効率化を求めた時間術ではなく、"人生"のライフステージに合わせた時間の使い方について述べられた本。若いビジネスパーソンには向かないけれど、30代・40代以上の人には役に立つかも。
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齋藤孝先生、病気をされたのですね。
病気をきっかけに時間使い方が大きく変わった、と書いてありました。
「効率良い時間の使いかた」と「人生全体を見通した時間の使い方」の2本立てが、著者が進める時間の使い方。
若い頃は「生産性」を重視し、やがて「内面性」を重視した生き方を目指す。そうすると45歳頃からは、その両方がオーバーラップした年代になります。
1分、1秒を使い切る時間術の本は数多くあります。ある程度、それらの本を
実践してきた人が次に手にするべきはこの本かも。
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■時間
1.時間術といえば、効率的な時間の活用術を想像する人が多い。だが、人生全体を見渡せば、効率一辺倒の時間術ではダメで、人生の段階に応じた時間術が必要である。
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時間のバランス感覚の提唱。まずは時間感覚を養うためストップウォッチを使ってみたくなった。そして、時短だけではない、生きている実感を味わうための時間感覚への緩やかな移行。そのための準備は、人との関わり合い方も見つめ直す必要を感じた。
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人生における時間の使い方のポイントを学ぶために読んだ本です。
この本で学んだことは、
・生活全体を見渡し、一分一秒を争ってやる場面と、緩やかに過ごす場面を区切ることが必要である。効率をずっと考えると疲れるため、メリハリをつける。
・一日30分程度歩くという時間はなかなか生み出せないしムダなようだが、人生最大の利益である生きている時間を延ばしていることと心得る。
・手帳は今年と去年のものを二冊セットで持ち歩く。前年のものを見ることで見通しがたち、やるべきことを前もって予測できる。
という点です。
そして、この本で学んだことを生かすため、
・手帳は今年、去年のものを持ち歩くき、去年のものを参考にする。
・歩く時間の意義を再確認する。
・休日の時間を効率的に過ごす場面とのんびりする場面に分ける。
ということを実践します。
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人生を四住期に分ける。今が狩猟期であるということ。この時期をいかに過ごすか。
気になった部分を引用
・家事は、追って、追って、追いまくる
・頭がいい回転に入っているときは休んでは行けない
・15秒ルール
・ゴールに向かって、シンプルに
・宇宙からもらった命はまた宇宙に返す
・三十には三十の四時がある
著者の本を初めて読んだが、引用が面白い。内容も、だだの、時間本、効率本に止まらなかった。このため好印象。
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付箋がたくさんついたのはやはり「効率的時間術」のところ。自分の時間が大切なのはもちろん、人の時間をうっかり“泥棒”しないように。
もうひとつは「手帳」の活用。手帳にその日の出来事や感動も書きとめ、一日の「プラス」「マイナス」を清算してちょっとだけ「プラス」で終わらせる。そうすると「ちょっとだけプラス」が積み重ねられた人生の記録が残る、とのこと。イイネ!
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人生を4分割して、その中でポイントとなる時間の使い方をレクチャー。
30歳から45歳、その後15歳刻みで4期に分類している。逆にいえば20代は完全に人生を充実させるための準備期間と割り切っているのが独特だ。一番共感したのはそのうち30~45歳での第一期での時間に対する考え方と、60歳からの第三期での考え方には軸として違いがあるので、その移行のために途中の第二期を挟んでいる、という部分。
いきなり定年を迎えたバリバリのビジネスマンが、会社に行かなくなった途端何をしようか困る事例があるのを観ればわかるように、いきなりブレーキを踏んでも上手くいかないのを見越して準備が必要なのだろう。
45歳までは全力で仕事に打ち込んでいくのが望ましいが、それを60歳まで継続しようとすると体力的に続かず途中で頓挫してしまうので、45歳を過ぎたら定年後のスローな生き方を意識して、徐々にブレーキを踏んでいく、というのがポイント。
確かに全力投球を60歳になるような頃までアクセル全開で続けるのは無理があるのだと思うので、あるところでブレーキングを意識させることが大切なのだと思う。
一方で、45歳に至るまでの間は、効率的に時間を使って、仕事・やりたいことを全力投入して続けていく事が重要。
今はまだ20代なので、そもそも第一期にも至っていない自分としては、全力投球するための燃料をじっくりと溜め込むのが今あるべき姿なのだろう。
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自分の時間の過ごし方、少しの過ごし方が自分の人生につながっていくのだから思うように過ごしたい。そのための時間の作り方、過ごし方がのっている一冊です。