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蘭子の推理を読むまではもしかして超自然現象もありなの〜?!と思っていた私ですが、ちゃんとトリックがあって驚きもの!一応、スッキリ完結してくれたものの・・・ここまで長くする必要も・・・と方や思ってしまった。
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ドイツ・フランス編の謎が蘭子によっていとも簡単に解明されるんやけど、それにしても壮大なトリックやった…。事件の背景もスゴイし。この事件以後の蘭子にはやくあいたいなーーー!
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人狼城殺人事件の怪異に満ちた謎のすべてが、名探偵・二階堂蘭子の冷徹な論理によってついに解き明かされる。死屍累々たる惨劇の舞台≪人狼城≫で、蘭子を迎えた真犯人とは?その想像を絶する殺人動機とは?そして不可能を可能ならしめた驚天動地の大トリックとは!?本格推理小説の金字塔、華麗なる完結!
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蘭子に振り回されたー。
城の構造なんて二巻読めば分かるって!やっぱり、探偵篇に続き、だらだらした話の進み方で、切れがないです。
長さで期待した分、残念と思ってしまった。
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---あらすじ---
人狼城殺人事件の怪異に満ちた謎のすべてが、名探偵・二階堂蘭子の冷徹な理論によってついに解き明かされる。死屍累々たる惨劇の舞台≪人狼城≫で、蘭子を迎えた真犯人とは?その想像を絶する殺人動機とは?そして不可能を可能ならしめた驚天動地の大トリックとは?本格推理小説の金字塔、華麗なる完結!
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二階堂蘭子シリーズ
人狼城に招待された蘭子たち一行。フォン・リッベントロープ伯爵の弁護士であるアマン弁護士の助手ホルツ氏に依頼。人狼城での殺人事件がでっち上げであったことを証明してほしいとのこと。蘭子によって解き明かされる密室殺人事件の謎。バリスタの秘密。人狼城の謎。正体を明かされたアマン弁護士の罠。使用人たちの死。レイモンドの逃走。事件があった人狼城で冒険。消えた蘭子。
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二階堂蘭子シリーズ。
人狼城の恐怖、怒涛の完結編です☆
ここまで読んできた割には、
最後ちょっと『・・・』となってしまいましたが;
行方不明中の蘭子の消息がやっぱり気になりますよね。
謎は終わったはずなのに、新たな謎が・・・
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ネタバレです。
それぞれの密室については面白く読めました。ただ、いつもながら蘭子が迷いもせずにスパっと解明しちゃうのがつまらんといえばつまらん。
昔はそういう、名探偵=迷い無し、間違い無し、みたいなのが好きだったけど、今はもうちょっと凡人らしい方がすきなので。
でも、そういうのが蘭子だから、この点はしかたないか。
第三の城の存在はともかく、第三の城自体に施されたトリックは、黎人がサンドイッチの話を出す直前に思いついたんだよね。でも、黎人が考えついたからダメかと(笑)、世界不思議発見で野々村真と同じ答えになったからオシマイ的な考えになってしまったのでした。
そして謎が明らかになった際、黎人と同じ感想を…(笑)
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ついに読了!満足度高い!城の謎すごすぎ、鳥肌。後半のやりとりも重みがあってよいですね。この作者は本当に博識だ。
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久しぶりの蘭子シリーズでしたが、こんなにオカルトな感じだったかなぁ。思ったより長さは感じなかったけど、三部と四部はもっと短くできた気がします。
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「世界一長い推理小説」の完結編。
読んでる最中は寂しくて仕方がなかった。
「ああ〜これで『人狼城』が終わってしまう〜」という寂しさ。
LOTRの「王の帰還」を観ている時の寂しさ。
スターウォーズの「エピソードIII」を観ている時の寂しさ。
それと同じだ。終わって欲しいような欲しくないような複雑な心境。
この物語で列挙されている謎は次の通り。
「ハーメルンの笛吹き男」の真相、古城の伝説の謎、人間消失、死体消失、次々と起こる密室事件、衆人環視の毒殺、被害者の共通項、秘宝捜し、《人狼》の怪奇、そして残虐な殺人者の正体。
これら全ての謎がこの1冊で解き明かされる。そりゃあもう全編謎解き。清々しいまでの解決。
基本的に謎は第1部、第2部で解けるようになっている、とは作者の弁だけど、まぁもってそんなん無理に決まってます。だから映画を観るように物語りを楽むべき。
しかし、あの部屋であの人と対峙して戦わせるあの理論の部分は、ちょっと風呂敷を広げすぎたんじゃないの?という気がしないでもなかった。
どうやら作者的には阿部謹也の「ハーメルンの笛吹き男」の結末に納得が行かず、この展開を思い付いたらしいのだけど、ううーん、どうだろうなぁ、言いたいことは分かるしロマンはあるけどなぁ、広がりすぎかなぁ。
(ちなみに阿部謹也の件の書は読んだけど、内容を完全に忘れた)(もったいない・・・)
それからエピローグ。「アウスラ修道院」とも通じる部分が多大にあるんだけど、これはこれで好きかも。エピソードタイトルも「終わりのない物語の始まり」だしね。なんとも二階堂黎人らしいエンディングではありました。
という訳で、私が2005年に何か一つ偉業を成し遂げたとすれば、それはこの「人狼城の恐怖」を読み終えたという一言に尽きると思った。オレ、すげえ。
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このミスベスト10、1999年版9位。4000枚の大作で世界最長の本格ミステリらしい。トリックは素晴らしいと思うけど、なんしか長すぎ。1か月以上かかったけど殆どの時間が苦痛でした。まあ面白かったのは4巻の前半だけでした、時間がタップリある本格の大作好きの人は好いかも。
最近長いのばっかり読んでるけどこの本でこのミスベスト10の1988年版から1999年版までやっと読了した。
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再読。蘭子シリーズ10作目。
4部作完結編。
刊行当時、世界最長の推理小説と謳われていたこの作品。
初読はノベルス版でリアルタイムに読んでいたので、この解決編まで随分と待たされ、やきもきしたものです。
やはり蘭子は名探偵ですね。
思わせ振り状態の蘭子は嫌いですが、解決に向かう蘭子は好きです(笑)
数々の謎は、ああそうだったのかと納得のいくフェアなもの。
特にメイントリックは素晴らしいです。
4部作でボリュームはあるのですが、無駄がなく、やはり良い作品だなと改めて思います。
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世界最長ミステリーの記録はまだ破られてないのでしょうか。全編通して私的には、満足行く内容でした。密室の謎が全て、ちゃんと解かれたのいいですね。しかしあとがきは言い訳めいていて読んでちょっといらないと思ってしまった。
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ようやくの完結編。読み終わった感想としては、長さに見合っただけの驚きはある。特に一番大掛かりなメイントリックは、まさに奇想と呼ぶにふさわしく、必見。他の不可能殺人のトリックも、一つ一つで長編が書けてしまいそうな素晴らしい出来栄え。ミステリファンなら一度は読むべき傑作と言って良いのではないだろうか。