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不時着する流星たち【期間限定!特別お試し版】 みんなのレビュー

    一般書

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    みんなのレビュー81件

    みんなの評価3.7

    評価内訳

    81 件中 1 件~ 15 件を表示

    紙の本

    おかえり、ものがたりたち

    2017/02/02 08:55

    1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

    投稿者:szk - この投稿者のレビュー一覧を見る

    ずっと待っていてやっと会えた安堵感。掌の小宇宙。すみっこに隠された小部屋。奥行きが深すぎて先が見えない。世の中は知らないことだらけ。昨日までのわたしとこの本を読み終えたわたし。ヘンリー・ガーター、ヴィヴィアン・マイヤー、牧野富太郎、、知り合った物語の分だけ分裂する細胞。近くにあって、手が届かないもどかしさ。取り残される焦燥感。でもそこはかとなく感じる絶対的で、揺るぎない何か。これがわたしの中に築き上げられた小川洋子のケイヨウ。アンダーグラウンドの神々はいつもきづかぬ不自然さでわたしに不時着する。おかえり。

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    紙の本

    物語に相応しい佇まいをして、すべては美しく在った。

    2017/02/17 07:06

    1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

    投稿者:ましろ - この投稿者のレビュー一覧を見る

    物語る声の佇まいに心惹かれながら、世界に密やかに息づく人々への愛おしさが募ってゆく。物事を見つめる眼差しの中には、仄かな狂気にさえ、グロテスクなまでの描写にさえ、静かな祈りと慈しみを抱かせる視点がある。一歩一歩に忠実さを覚え、白い息の慎み深さを巡らす。自分の今いる世界の十分さを謙虚に受け止める。出過ぎた真似をする必要などない。ただ誠実を貫く。果てのない円環を受け止め、気配を悟られないよう息を殺して片隅を見つめる。何の変哲もないものへも、望みのないことへも、物語に相応しい佇まいをして、すべては美しく在った。

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    紙の本

    神戸だったかなあ、古本屋さんで出会った本。

    2021/01/23 10:26

    0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

    投稿者:びずん - この投稿者のレビュー一覧を見る

    小川さんが近くに住んでおられるとかで、本屋さんに色々飾ってあって手にした本。「たくらみに満ちた」想像力の世界。この世界には光がある場所に必ず影がある。影は一般的に目立つことがない。その形が壊れないようにこっそり柔らかい光を当てたような、とても怪しくて魅力的な話たちだった。測量が好きだなあ。

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    紙の本

    独自の美学に邁進した短編集。

    2017/05/27 00:15

    0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

    投稿者:たけぞう - この投稿者のレビュー一覧を見る

    難しかったです。
    全十話の短篇と、各話の最後に種明しのようなメモが挿入されます。
    それは物語のきっかけを与えた事柄たちで、あまり知られていない
    偏屈の作家とか、人を食ったような社会実験とか、
    音楽家・写真家・俳優の風変わりな一面とかです。

    そんな偏執的なものを小川さんが好むことは、これまで読んだ作品から
    充分想像できます。

    一話目は誘拐の女王です。まだ十才にならない私と、
    再婚相手の連れ子で十七才年上のお姉さんとの話です。
    独立して遠いところで暮らしていると聞いていたのに、前触れもなく
    同居することになったのです。
    姉は私の耳元に顔を寄せ、吐息と変わらないくらいの囁き声で、
    「ゆう、かい」と教えてくれたのでした。

    > いいこと。他の誰にも内緒。

    秘密を守り通す儀式的なやり取りは、私の心をぐらつかせるのに
    充分でした。姉との同居で知らない世界の扉が開き、私は母の目を
    盗んでは姉の部屋へ遊びに行くようになったのです。

    皆さん、小さかった頃のことを思い浮かべて下さい。
    秘密の気持ちをもったことはありませんか。
    誰にも言えない自分だけに見える世界は背徳的で、隠微な魅力が
    ありませんでしたか。

    この話で描かれる世界は分かりにくいし、結局なにが起こったのか
    判然としない部分もあるのですが、こうして書評にまとめ直すと、
    それで良かったような気がしてきます。不思議です。

    きっと読んでいる私たちの心に、この話は直接語りかけているの
    でしょうね。話の筋は思い出せなくても、誰にも内緒といわれて
    不透明なもやに包まれた感覚は、いつまでも残り続けるのですから。

    ストーリー性は全般的に控え目ですが、狂気がちらつく短篇もあって、
    じっくりと時間をかけて読んでしまいました。
    難しいです。それはきっと、深さとつながっているのでしょうね。

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    電子書籍

    地上から3センチ浮いた世界

    2017/03/02 04:51

    0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

    投稿者:もうふ - この投稿者のレビュー一覧を見る

    を、小川洋子の作品の当時人物は、生きている。
    存在しないことを、さも、当たり前に書いてしまう作者には、いつも脱帽させられる。

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    2017/03/08 11:05

    投稿元:ブクログ

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    2017/01/28 17:53

    投稿元:ブクログ

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    2018/01/18 22:02

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    2017/01/29 16:56

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    2017/02/01 21:45

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    2017/08/31 13:12

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    2017/03/06 23:18

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    2017/02/05 23:50

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    2017/02/13 08:39

    投稿元:ブクログ

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    2017/02/20 16:39

    投稿元:ブクログ

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