紙の本
みなさんに託しましたよ
2019/06/17 12:16
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投稿者:たあまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
お笑い芸人・松元ヒロさんのひとり芝居「憲法くん」をまるごと絵本にしました。
絵は『となりのせきのますだくん』の武田美穂です。
「ともだちみたいに「憲法くん」とよんでください。」と語りかけ、「わたしをどうするかは、みなさんが決めることです。」
「わたしを、みなさんに託しましたよ。」と結ぶこの絵本は、日本国憲法の意義と価値をわかりやすく伝えていて、憲法について考えるきっかけになります。
一人芝居では、全部引用されている憲法前文を一気に語るところが圧巻です。
読み聞かせをするなら、読み手にとっても前文をしっかり読むいい機会になるでしょう。
紙の本
『憲法くん』
2017/05/03 19:37
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投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
1997年に誕生した松元ヒロのひとり芝居「憲法くん」
井上ひさし、立川談志、永六輔が絶賛した芸を
武田美穂の絵で1冊にしたてた絵本
わたしは、この七十年間、
たった一度も、
戦争という名前のついたおこないで、
人を殺したことも、
人に殺されたこともありません。
わたしは、
そのことを誇りに思っています。
現代版『あたらしい憲法のはなし』ともいえる一書を
施行七十年目をむかえた憲法記念日に
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図書館の新刊コーナーで。
憲法について、やさしく、押し付けることなく、読み手に考えを委ねる感じにうまくできている。
武田さんの絵もかわいい。
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優しく語りかけてくれる憲法くん。わかりやすい言葉で説明してくれて、心地よい。子供から大人まで広く多くの人に読んでもらいたい。あとがきに誕生秘話が書かれていて、この絵本が現代の「新しい憲法のはなし」みたいになればいいなぁと。本当に私も心から思う。絵もとても可愛い。
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芸人・松元ヒロさんのひとり芝居「憲法くん」、憲法施行70年という節目に絵本作家の武田美穂さんとのコラボで製作された絵本です。
「憲法くん」のネタの全文とヒロさんからのメッセージ、そして日本国憲法という3部構成です。永六輔さんが亡くなる前、ヒロさんに「9条をよろしく」と託した話しなども紹介されています。
「絵がちょっと若過ぎ」などと思いながら、実際の舞台のヒロさんの声や姿が浮かんできました。まだ舞台を見ていない人でも十分にヒロさんの言葉が伝わってくる、「飛び出す絵本」とでもいうような感覚になれるものだと思いました。先日舞台を観た我が家のおばあちゃんも、「ヒロさんがいる」と、とても喜んでいました。
この絵本、時々に読み返して自分の中でしっかり根付かせようと思います。
お勧めの一冊です。
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小1の娘が武田美穂さんの絵本が好きで、武田美穂さんの絵本を探しているときに見つけた絵本。
とても良かった!!
憲法について学んだのは小中くらい(?) 当時あまり興味がなく、そのまま曖昧な理解のままアラフォーになってしまいました。この絵本は簡潔に分かりやすく書かれており、大人にも子供にもいい本だと思います。
日本国憲法は素晴らしく、全世界で共有できたら戦争なんて起こらないのに、そうではない悲しい現実。
今まで戦争は起こらないと思っていたのが、ロシアのウクライナ侵攻で、日本もいつ戦争に巻き込まれるか分からない世の中になったのだなぁと思います。日本が戦争をしないと決めていても、他国から攻められる可能性はやはりあるわけで、その時どうするのか…。
【メモ】
憲法は、国の力を制限するための、国民から国への命令書だということを、知っていますか?
強くて大きい国の力を制限し、国と個人の関係を対等にするには、とてもだいじなことなのです。
だから、わたし、憲法くんは、個人こ自由がうばわれないように、国をおさめえう人たちが、自分勝手な政治をおこなわないように、歯どめをかけているんです。
わたしというのは、戦争が終わったあと、こんなに恐ろしくて悲しいことは、二度とあってはならない、という思いから生まれた、理想だったのではありませんか。
理想と現実がちがっていたら、ふつうは、現実を理想に近づけるように、努力するものではありませんか。
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松元ヒロさんが好きだ。
ここ数年、公演にはほぼ行っている。
ずいぶん前、今はない安田生命ホールでヒロさんの公演を見たときが「憲法くん」の初見。そのときだったか、座席からやはり今は亡き談志師匠が出てきてヒロさんを絶賛した。特別なお墨付き感でさらにファンになった。
それが本になったと知ったのはずいぶん経ってから。
本にして問題提起をしたいね的な雑談をしたことはあったけれど、
実際に形にした編集者がいた。
こういうふうになるのね、と感慨深い。
挿絵もかわいらしくてこの本らしい。
途中で挿入される憲法の前文は、リズムが詩のようで美しい。
公演でこの部分を一気にヒロさんがまくしたてると、
客席はシーンとなって、やがて拍手が起こる。
目で読むと、また違った趣きがある。
企画の勝利。だと思う。
憲法改正の動きについて、「現状と憲法が合わない」という意見が出てきていることに対して
*理想と現実がちがっていたら、
ふつうは、
現実を理想に近づけるように、
努力するもの
ではありませんか。
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『未明の砦』の中で出てきた本。
知人は、松元ヒロさんのファンで気になっていたそうです。
学校で憲法を習ったときは、ひたすら暗記だった記憶がありますが、
「憲法とは、国の力を制限するための、国民から国への命令書」
だということ。
そして、
「わたし、憲法くんは、
個人の自由がうばわれないように、
国をおさめる人たちが、
自分勝手な政治を行わないように、
歯どめを
かけているんです。」
という部分をしっかり教えるべきかな、と思います。
小学生から大人まで、一読されることをオススメします。
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「未明の砦」で脇くんが読んでいたこちらの絵本。憲法がどのようなもので、どのように誕生したのかがわかりやすく描かれている。
憲法改正のニュースを耳にすることはあっても、具合的にどのように改正するのか、改正することによってどんな変化が起こるのか、恥ずかしながら私は知らなかった。
日本国民として、憲法に興味を持つきっかけに子ども大人問わずオススメな絵本。
#憲法くん
#松元ヒロ 作
#武田美穂 絵
#20240202 読了
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理想を現実に近づけるために、国民から国への命令書なのが憲法。
ハッとさせられたよね。
今の日本の政治はその真逆に陥ってる。
国民主権って大事な言葉を忘れる所だった。
この70年間戦争をしていないっていうことは世界に誇るべき功績なんだよ。
子どもにも分かりやすいように憲法ってこんなことのためにあるってことが書いてある。
今度春になったら持って行こう。
子ども達にも憲法を正しく伝えよう。