神々の淫宴【特別版】 みんなのレビュー

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投稿者：やまだち　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

あとがきの言葉をかりると「大変クレイジーな本」でした（笑）。

ネタバレがあります。

天界の王で長男の太陽神攻め・ヘリオス
月の神を司る次男の受け・メルク
冥界の王で三男の破壊神攻め・オニキス

本編はメルク視点。番外編はヘリオスとメルクの世話係視点。

天界の中で最も格の高い神々の間に生まれた三兄弟による、三角関係と近親相◯もの。次男メルクをめぐって長男と三男の兄弟喧嘩と、仲直りからの兄弟愛が読めます。

ギリシャ神話や日本神話などがベースになっていて、「なんでもありな神様たちによる、シリアスに見せかけたギャグ話」とあとがきにありますが、本当にギャグ話でした。設定は耽美なのに比喩や擬人化が巧みで、会話も面白かったです。あんなエロい餅つきがあったなんて・・・三男の合いの手（笑）。そして事の真相には驚きました。

「兄上の活火山を、メルクの泉で鎮火して」

この一文に惹かれた方におすすめです！

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投稿者：ナイロンスカートさん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

最後の最後のショートストーリー(ネタバラシ的なエピローグ)をもう少し早く出して、ネタバラシ後のラブいシーンとか読みたかった！！

そしたら絶対面白かった！ブラックな内容読むのが絶対面白いから、小冊子特典とか欲しかった( ; _ ; )

続編は望めないパターンだから、もう少し前倒しでカミングアウトしてくれたら最高でした…