紙の本
私たちが見慣れているコンクリートの知られざる知識を提供してくれる一冊です!
2020/02/22 09:45
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、建設分野では必需品となっているコンクリートについて、その基礎知識および最新の技術を分かりやすく解説した一冊です。一言でコンクリートと言っても、その材料や配合具合は様々で、また同じ材料を使っていても温度や打ち込み方で品質が大きく違ってくるのだそうです。同書では、私たちが見慣れているコンクリートについて、モルタルとの違いやビルや橋の建設方法、欠陥や劣化の補修法、リサイクルなど多岐にわたる私たちが知らない知見を提供してくれます。
電子書籍
コンクリートについて
2023/03/27 22:24
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:福原京だるま - この投稿者のレビュー一覧を見る
身近に溢れるコンクリートについてその種類から塩害や中性化といった老朽化の仕組み、その対策までコンクリートの全てが語られていて面白い。
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わかっているようでわからないことが書いてあるような気がする。
●凝結が生じたコンクリートの上に新しいコンクリートを打ち足すと、コールドジョイントと呼ばれる不連続な面が形成されます。
●コンクリートポンプ車1台で1時間当たりに供給できるコンクリート量である「打てる量」(60〜90m3/h・台)と内部振動機1台で1時間当たり締固めできるコンクリート量である「打ってもよい量」(小4〜8、中10〜15、大25〜3090m3/h・台)とは明らかに違うことを認識する必要がある。157
●維持管理のシステムが出来て、点検も一定の間隔で行われているからと言って、そのやり方を踏襲し続けるということだけでは維持管理を正しく行っているとは言えません。
★どきっとする言葉。。身にしみる。
★買って持って置いてもいい本かな。
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コンクリートの基礎が平易に記載されており、分かりやすい。大学の頃にコンクリートの授業と並行してこの本を読んでいたらもっと理解できただろうなあと思う。
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我々はコンクリートでできたものに囲まれて暮らしているが、どういうものかをあまり知らない。この本には、コンクリートの基礎、固まるメカニズムから、コンクリートの歴史、いろいろな種類のコンクリート、ビルや橋などがどのように作られているのか、強度を保つための工夫、検査や補修の仕方、これからの環境に負荷をかけないコンクリートのあり方、といった、ひと通りの知識がわかりやすく解説されている。タイトルは小辞典だが読み物として構成されている。
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身近なものでありながらあまりよくわかっていないかったコンクリートのことを体系的に知ることができる。古代ローマ以前から使われてきた技術ではあるが日本では歴史が浅い。それにしても、カタカナ用語が多いのに驚いた。また、寿命が意外と短い点にも驚いた。
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https://elib.maruzen.co.jp/elib/html/BookDetail/Id/3000057301
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物性研の所内者、柏地区共通事務センター職員の方のみ借りることができます。
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