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紙の本
経営書としては、もはや古典と言ってよいでしょう
2009/04/11 11:35
5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:龍. - この投稿者のレビュー一覧を見る
経営書としては、もはや古典と言ってよいでしょう。
優良企業と超優良企業は、どこが違うのか?
ビジョンを持っているか、どうかでその違いが生まれるということです。
ビジョンは持っているだけではだめです。それを組織に浸透させていることが大切。
よく「××のDNA」という言葉を使いますが、その会社のDNAをビジョンに乗せて脈々と受け継いでいくイメージです。
ビジョンは長期的な視点。
しかし、ビジョナリーカンパニーは長期的な視点のみにとどまりません。
足もとの短期的な利益もしっかりあげています。
100年に一度の不況と呼ばれている昨今。
このビジョナリーカンパニーで取り上げられたソニーをはじめとする企業も、軒並み業績悪化しているようです。
ここからどう回復するのか。
ビジョナリーカンパニーとしての真価が問われるところです。
龍.
http://ameblo.jp/12484/
紙の本
安易な市場主義を克服する理想主義
2001/05/21 22:15
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:高杉親知 - この投稿者のレビュー一覧を見る
長く存在し続ける企業の秘密は何だろうか。ずっと利益を出し続けることは言うまでもないが、それは必要条件であって十分条件ではない。また、同じ環境で同じ時期に創業されたにもかかわらず、一部の企業だけが長く成功する理由は何だろうか。本書は、それを多数の実際の企業を比較することで明らかにする労作だ。
我々現代人が市場資本主義の中で生きているのは明らかだ。そして近年、日本の不況と共に市場万能主義の隆盛が著しい。しかし本書で明かされるように、市場で生き続ける強い企業の目は市場ではなく自らが打ち立てた理想に向いているのである。例えばソニーを考えてみよう。ソニーが創業された時、創業者達は利益率や投資効率を考えていたのではなかった。日本製品の低価格・低品質という悪印象を払拭し、優れた製品を作ることで戦後日本を復興させようとする高い理想こそが、ソニーの人々を突き動かし、現在我々が知る世界企業を生み出したのである。
現在の不況は戦後の廃墟に比べれば大したことは無いのに、当時の方が夢があったように見える。だからこそ、資本主義の成功の根底には人々に訴えるべき高い理想があるという本書の発見を、もっと人々に知らせたい。ただ時流の波に乗ろうとするなら流されるだけだ。必要なのは波を突き抜ける強い理想なのだ。それは個人でも企業でも変わらない。本書は低迷する経済の中にあってもなお理想を失わない新しい日本人に是非読んで欲しい本である。
紙の本
志の高い経営者の方にはバイブルとなるかと
2002/05/29 04:17
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Masato - この投稿者のレビュー一覧を見る
もう、決して新しい本とはいえません。
しかしこの本には時代を超えた普遍的なものが詰まっていると思います。
私の知る経営者の方で本書を優れた本として取り上げる方が多く、私もその一人です。
1人のカリスマ経営者がその経営者の人生と同じように産まれて、そしてなくなっていくと言うのではなく、創業者亡き後もその企業が長く世界的に貢献しつづける為の要素を現存する企業から徹底的に調べ上げまとめ上げた本です。
単純に私利私欲のためのビジネスではなく、世の中に長く大きく貢献できる企業を作りたい、育て上げたいという志の高い経営者の方には是非読んでもらいたい1冊です。
ボリュームがありますが、それが気にならないくらいの良書だと思います。
紙の本
永続する企業の秘密を解き明かします!
2018/09/12 12:11
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、昔からの創業で今も成功し続けている企業18社を取り上げ、その永続の秘訣を探る貴重な書です。現代の社会は変化が激しく、また技術革新も急速に進んでいます。そのような状況において、せっかく創業したにも関わらず、数年で倒産してしまう企業も数多くあります。それに反して、伝統を引き継ぎながら、今なお成長を続けている企業もあります。こうした企業はどのようにして経営を続けているのでしょうか。本書は、その企業の秘密、経営の鍵とも言われるノウハウを公開した貴重な書です。
紙の本
長生き企業の秘訣
2001/02/06 13:48
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:dakara - この投稿者のレビュー一覧を見る
「企業の寿命は30年」と昔よく言われましたが、そうはいうものの潰れる企業がある一方で、長い間業界の頂点に立ち続けている企業があることも事実です。
本書は、時代を超えて優れた企業である3MやGE、ヒューレット・パッカードなど18社の事例から、ライバル企業との比較という観点を通じて、エクセレンスの源泉が「基本理念」にあることを発見します。ビジョナリー・カンパニーとは、確固とした基本理念をもち、それを失わない企業です。安易なリストラ、あるいは安易な経営手法が流行しやすい現代に、日本企業にとってよい処方箋となる本のような気がします。