電子書籍
物語の核心に
2017/06/09 20:03
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投稿者:とうふ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ついに判明する各々の意図。行動の意味。最終巻が楽しみです、
紙の本
「少年と少女と正しさを巡る物語」へ続く話
2017/08/27 09:46
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投稿者:ふじのき - この投稿者のレビュー一覧を見る
6巻と7巻のタイトル、成程。中野君の言動がほんとに好きだ。「愛を叫んで女の子が笑えば、宇宙はハッピーだ」。少しの躊躇もなくケイの背中を押しまくる。頭を使う作品なので、彼がでてくるたびに癒されます。純粋な善って、彼なんじゃなかろうか。
電子書籍
能力抹消
2020/01/06 15:41
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投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレですが、最後に能力が消えてしまいましたね。
なんだかんだで能力は残ると思ってたので、ちょっと意外でした。
でも、次の巻への期待が持てるということですね。
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6巻は7巻と対になる感じ。まずはリセット前に何があったのかが描かれて、菫の遠大なシナリオも明らかになる。7巻でケイはどう立ち向かうのか。
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才能って言葉があるが、あれはある種の異能に近いのかもしれない。じゃあ、異能とは異端なのだろうか?
咲良田の街をリセットし、「能力(異能)」を封じようとする者と、それを阻止する者とが、各々の能力で静かな戦いを繰り広げる。限られた範囲とはいえ世界を左右する事態だが、動機はとても個人的で、故にどちらにも共感してしまう。
人を好きだから、その人のために世界を救おうとし、また哀しみが生まれる。切なさの連鎖を見ながら、最終巻へ。
「私の好きな人が、別の女の子に好きだと伝えるのを待つために、私は長い間、なにも話さなかった」
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終盤に向けて物語が一層加速する。
始まりの三人、未来視の魔女と能力範囲制限の夫婦が作った咲良田市の能力者たちをあるべき姿に戻す。その信念で管理局の一部署、対策室室長の浦地が暗躍し、相麻菫が力を貸す。
文化祭での出し物の劇、演じるケイと美空の距離が縮まる一方で、美空を危険から遠ざけたいとの思いから彼女を一人にしたのが失策だった。
街の数か所で突然起きた能力の暴発事故、そして咲良田市を包み込む雨雲を一瞬で晴らして青空になったとき、能力者たちの街の終焉サクラダリセットが始まる。
能力を残せば、犠牲になる人がいて、救われる人がいる。
能力をなくせば、犠牲になる人がいて、救われる人がいる。
全てが終わったこの街で、ケイ一人が別の選択肢を探して走り出す。
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クライマックスへ向けて面白くなってまいりました。
浅井と春埼。 浅井と相麻。 相麻と浦地。
咲良田の仕組み。
それぞれの想い。 思惑。 駆け引き。
よくできた物語だ。 とても面白い。
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無駄な登場人物は一切いなかったこと。1巻からずっと最終章へ向けて物語が着実に進んでいたこと。この巻を読んで分かり、ただただ脱帽しました。次巻が待ち遠しいです。
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2018/4 13冊目(通算65冊目)。浦地の企みにより咲良田中の能力の消失が行われ、春埼もケイと知り合う前の記憶を消去されてしまう。相麻菫の本当の目的がこの巻で明かされるが、未来を変えないために既に起こっていることを変えない様に実際に行動するというのはとてもつらいことではないか。そういった意味では非常に切ないなと読んでいて思う。相麻菫が残したわずかな希望を元に、ケイは春埼の記憶を取り戻す事ができるのか?。最終巻、じっくりと読んでいきたいと思う。
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サクラダから能力を無くそうとする管理局員と、それを阻止しようとするケイ。
それぞれの理由はどちらも理解できるものであり、最後に河野氏がどちらを選択するのかが気になります。
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色々なことが回収され始めている。こんがらがりながら、最後に向かっているんだなと思う。
2017/9/25
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サクラダリセット6作目。
我慢しきれず、アニメを2話だけ見進めてしまったら、この人はこの人なのかーーー、と思ってしまい、その情報が本に出てきたものなのか、出てきただろうけどどのあたりかなどわからず、少し後悔。
映画を観てひとつの結末、ひとつの話の進み方を知ってしまっているので、確認行為のようで純粋に小説を楽しめないでいる。
初期にも思ったことだが、映画を観てはまっていなかったらこんなシリーズ物読めなかった気もするから、なんともやきもきする。
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河野裕の少年と少女と、を読みました。
咲良田を舞台にしたSF、サクラダリセットの6冊目でした。
咲良田にだけ存在する超能力を全て消し去り、咲良田を普通の街にしようとする浦地の策略は成功したかに思えたのですが、記憶を保持する浅井ケイの能力だけは消されずに残ります。
そして浅井ケイは最後の反撃に出るのでした。
春﨑美空のキャラクターがペルソナ3に登場するアイギスと同じように感じるのが面白いと思いました。
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能力があるから、生まれる幸せと犠牲があって、
能力がなければ、守られた幸せと守られなかった犠牲がある。
その選択が良いのか悪いのかなんて、立場によって違うんだなと、、、
咲良田という能力のある町の物語を通じて、哲学を学んでいる感じ。
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記憶が書き換えられる。
使い方次第で強力な能力に分類されそうだが、誰一人警戒していなかったのか。
布石を打つことには成功しているが、これを上手く利用出来るかは唯一全てを知る者次第だな。