タタールで一番辛い料理 みんなのレビュー
- 斉藤正幸, アリーナ・ブロンスキー
- 税込価格:1,320円(12pt)
- 出版社:幻冬舎メディアコンサルティング
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電子書籍
忘れ難い小説
2021/09/14 23:42
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:GZ - この投稿者のレビュー一覧を見る
翻訳のせいなのか、元々の文章のせいなのか、とても読みにくいが、なかなか波瀾万丈で面白かった。
主人公ロザリンダの一人称で書かれていく。彼女にみんな振り回されるが、周りの人たちの目線では書かれていないので、全てロザリンダの思ったことしかわからない。だが、初めはバカでノロマだと思われた娘のスルフィアは実は優しくてとても穏やかな人だったのではないか?反抗的で我が強いと思われたアミナートは実はとても傷ついていたのではないか?
いろんなことが起こりすぎてとてもまとめられないが、ドイツではベストセラーになったらしい。
結局何が言いたかったのかよくわからない話だが、とても記憶に残る作品だと思う。ロザリンダの人生に拍手を送りたい。
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