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みんなのレビュー263件

みんなの評価3.5

評価内訳

248 件中 1 件~ 15 件を表示

電子書籍

ふたつのオリンピックに挟まれた男

2020/05/02 23:21

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る

1964年の東京オリンピック開催時に肉体労働に励んだカズは、戦後の日本そのものです。2020年のオリンピックを見ることなく、上野の人混みに消えていった後ろ姿も忘れられません。

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紙の本

全米図書賞受賞の本書を読み、日本の近代は何だったのかを考える。

2021/12/07 14:30

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぴんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

上野恩賜公園のホームレスは東北出身者が多い。語られる、ひとりの人の人生。生きる事の、指の間をすべり落ちていってしまった時間のように、見つめ、聞き、思いを馳せる。上野恩賜公園のホームレス達の人生を。この小説は見えない、いや見ないようにしてきたものが見えてくる本である。物語はカズの故郷を津波が襲う場面で終わる。帰る場所はどこにもない。

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紙の本

「人生にだけは慣れることができなかった」男の人生。

2021/01/16 23:41

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:トリコ - この投稿者のレビュー一覧を見る

「どんな仕事にだって慣れることができたが、人生にだけは慣れることができなかった」主人公の人生。
東北出身者の主人公と天皇皇后との接点を、東北ではなく東京においた点が秀逸だと思った。
単行本初版は2014年だが、自分は東京オリンピック延期後に読んだことで、かえって冷静に味わうことができたと思う。

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紙の本

悲しい運のない男の物語

2023/08/01 11:50

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

主人公の男はどうしてホームレスになったのだろう、「自分が死ぬことが怖いのではない、いつ終わるかわからない人生を生きていることが怖かった、全身にのしかかるその重みに抗うこともできそうになかった」と男は説明する、家族のため出稼ぎで働き、子供も社会人になりこれから楽ができるかと思っていた矢先、不幸が連続して彼を襲う、本当に彼の母がいうように「運のない男」だ、読んできていたたまれなくなる、どうやら男はもうこの世の人ではないようだ、でも死んだからといって天国へ行くこともなく、彼の栖であった上野恩賜公園あたりをうろついて他人の会話に耳を傾ける、かなしい。彼がさっさと天国に行かないから東日本大震災も目撃してしまう、ますますかなしくなるのに

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紙の本

柳 美里を見つけた

2022/11/22 09:48

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:えんぴつ - この投稿者のレビュー一覧を見る

柳 美里の作品をちゃんと読んだことがなかった。東京キッドブラザースの活動、ややエキセントリックなイメージが先行し、何となく食指が伸びなかったのである。

以前、瀬戸内寂聴さんが「柳美里、あれはいいですよ」話しているのを聞き、そうなのかな・・・と思ったものの、そのままになっていた。本作が全米図書賞翻訳部門受賞したことをきっかけに、手に取った次第である。

結果、柳美里を見つけたと思った。

今、彼女は福島県の相馬に拠点を起き、活動している。
(福島県との接点は、彼女の祖母が、戦後、新潟県との県境の会津・田子倉ダム建設に携わった多くの朝鮮半島出身者相手の店を開いていたからかと思っていたが、そうでもなかったようだ)

福島県の浜通り地方の出稼ぎ者の話である。出稼ぎ者は、好きで出稼ぎするわけではなく、地元で食えないから都会へ出るのである。方言を交え、出稼ぎに出なければならなかった人たちの苦悩を淡々と書き切ったと思う。相馬地方の人たちの多くは富山方面から移ってきた等々、柳田国男の山びと論考にも派生するかのような記述も見られ、柳氏が、丁寧に調べられていることが伺えた。

その昔、多くの「金のたまご」たち、多くの出稼ぎ者たちが、帰りたくても帰れない思いを抱え、ふるさとの訛りを懐かしみ、上野駅に集っていたという話を聞いたことがある。地方への出発点は全て上野駅であった。

すっかり様変わりしたおしゃれな上野駅の姿からは想像できない悲しみが見えた。

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2018/01/04 22:35

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2020/03/26 08:20

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2021/03/10 21:23

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2021/02/22 23:17

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2020/12/08 14:44

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2021/04/10 10:42

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2022/09/27 21:56

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2020/12/06 15:09

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2020/12/26 19:45

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2020/12/23 10:11

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