投稿元:
レビューを見る
初出は2015〜16の「小説推理」。ニューヨークが舞台の6短編。
第1話「ホワイトキャブ」
ウィスコンシンから初めて来た老女が、ケネディ空港からなら定額のイエローキャブではなく、お上りさんをカモにする白塗りのリンカーンに乗ってしまうのだが、意外な行動に出る。
「ピクルス」古い街区のコプルヒルの古書店主、「キューバン」はエリザベス通りでキューバ料理を出すキューバ移民父娘、「バーバー・ブンチャン」はタイから来た理髪業の女性、「C・D・P」は鴨を池に放しに行く少年たち、「グリーンアップル」は、共にイラク帰還兵だとわかる故郷へ帰る客とタクシードライバーの話。
作者一流の、正直にまっとうな生き方をしている人が敬意を払われるストーリー。
投稿元:
レビューを見る
オールド・ニューヨークを舞台にした短編6作品。
古き良き時代の人情味あふれるものがたりたち。
個人的には、おばあちゃんの「ホワイト・キャブ」と子供たちの「C・P・D」が好きでした。
投稿元:
レビューを見る
2017.08.04
この作家はなんでも書くんだね。ジョンマンの流れか知らないけど、最後にグッとくる短編集。誇りを持ってる人のお話だ!
投稿元:
レビューを見る
山本一力さんの本としては、物足りない感じを受けた 数多く本を書けば、ハズレの本があってもいたしかたないこと
投稿元:
レビューを見る
江戸人情溢れる時代作家の山本一力さんが、ニューヨークを舞台に書かれてる短編集。
西暦で書かれてる時系列が、不思議な感覚で何度も「あ!ココはニューヨークだった
投稿元:
レビューを見る
初めて読む作家さん。タイトルの通りどの街にも日の出た日の入りがあって暮らしている人たちがいる。そこで起こる事件というのは大事だけど小さな非日常が描かれていて心温まるお話だった。