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実践的な仕事の手引き。
環境整備を知りたい方は是非。
役に立つ本です。
中小企業の経営者は読んだほうが良いと思うなあ。
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工房をGW明けにみんなで整理整頓しよう!と、丸二日間その業務に当ててあるので、参考にと読んでみた。
すぐ真似したいことも沢山、うちでは直接関係ないけど、その発想が素敵!とか、楽しくあっという間に読めた。
うちの代表の奥さんもこういう本好きだから、貸してあげよっと。
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気になったのは、「人間とは、どんなに面倒くさい事でも、3回繰り返すと、慣れてしまう生き物」という言葉と「移動年計」をうまく使おうというもの
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置く位置を決めて必ずそこへ片付ける習慣にすることで、物をなくさないようにする。特に工場では、現場の安全管理のためでもあると以前に聞いたことがある。そして少し前のことだが、ある社員の机の引き出しの中にスポンジが敷き詰められ、はさみや定規やペンを収納するところがその形にくり抜いてあるのを見た。そしてそれがこの本の始めの方に書かれているのを見たので、この本を読んでみたくなった。
写真を多用してありわかりやすい。特に色使いをどのように活用しているかは写真を見れば一目瞭然。
当たり前かもしれませんが、実際の業務にそれを活用できているか?というとそうでもないことは多い。そして多色使いすればいいってものではないことも、きちんと書かれています。
その他、環境整備のために具体的に何をしているか?は満載ですが、それだけでないです。
何でもデジタル化すればいいというものではない。会社は能力が低い人でも成果を出せるようにする。そうするとアナログになるのだと。仕事ができる人を前提とした仕組みの中ではできない人は身動きが取れないが、仕事ができない人に合わせれば問題は起きないと。
他にもあります。社長の願望を標語として貼り出すことの無意味さ。上司と部下のサシ飲み。他社のやり方をまねするのではなく、他部署のやり方をまねすること。気づいたことをメモにして提出すれば1件につき500円。なぜそうするのか?手段と目的がきちんと書かれており、どれも理にかなっていると思いました。
最初は嫌々でも…但しなるべくそうならないように配慮する。時にはお金で釣っているのだが、それもありだと思います。つまり【形から入って心に至る】のだと。やらない善よりやる偽善、とちょっと似ていますね。
何でもかんでももったいない、はダメなのだとも。設備投資をして効率や生産性を上げることを惜しんではいけないとも書かれていますが、中小企業はその見極めが難しいところなのではないかと思います。
タイトルにも書かれているように基本的には中小企業向けの内容ですね。何でもかんでも真似すべしとは思わないですが、いくつかできることを取り入れるだけでも違うのではないでしょうか。
ただ、営業は社内で立って仕事をする(社長もですが)のはやりすぎじゃないかなぁ。社長がやってたら社員は嫌だとは言えないでしょう。トップダウンをボトムアップに変えたと書いてありましたが、これは営業が言い出したことでしょうか?たまたま今日はアイリスオーヤマでも座ってPC作業禁止との話を見ましたし、以前キヤノンの子会社でも座って仕事をさせないことの是非が問題になりましたよね。効率が上がったとの話もありますが大丈夫なのかなぁ。ずっと座っているのは健康に良くないのもあるけれど。
立って仕事をするというのはどうかと思いますが、それで星を減らそうとは思わないほど、この本の内容は充実していると思います。この会社のやりかたを見学に行く人がいるのも納得です。
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自分の成功体験を土台としてつくられた、整理整頓(5S)の考え方とノウハウ。Q&A方式で読みたいところから読みたいところだけ読むことができる形式は、まさに実務者を向いて書かれていると感じさせてくれるものだった。なかでも一番響いたのは、何事も一気に難しいことができるようにはならない、段階的発展、進歩が大切というような考え方が根底にあることだ。全く共感するもので、経営者として実践してきた重みのある言葉と感じると同時に、私自身が考えていたことは間違っていなかったと思うことができた。
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小山さんの本は すごく 参考になるんですね。
今回の本も
すぐに実行できる内容です。
整頓は 形から入って心に至る
整理のコツは 置き場所をなくすこと
その通りです。
半年に一回は 読み返したいですね。
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【「整理=戦略」であり「整頓=戦術」である】
本書の著者、小山昇氏はハウスクリーニングなどの事業を手掛ける、株式会社武蔵野の社長である。武蔵野では20年前より、他の中小企業の経営者や社員に向け、自社の現場を公開する「現地見学会」を開催している。これと、著者の「経営の真髄は現場にある」という考えから、より多くの人に現場を知ってもらえるよう本書を著したと伺うことができる。
P36ℓ6「『整理=戦略』であり、『整頓=戦術』である」これは私が特に印象に残っている1節である。ここでは、「仕事をしやすくするためには環境設備『整理、整頓、清潔、礼儀、規律』(その中でも整理と整頓、特に整頓)が重要になる」という前提で話を進める。これを会社経営に置き換えて考えると、「整理=戦略」「整頓=戦術」になるという。詳しくは本書で確認してもらいたい。
私は今まで、家や学校など、あらゆる場面で「整理整頓をきちんとしなさい」と言われてきた。その時の私は、整理整頓についてあまり意識はしていなかったし、最低限やっておけばいいだろうと思っていた。しかし、今改めて考えてみると、私の周りで「できる人」というイメージがある人は、整理整頓をきっちりしていた。それが物と情報の双方で当てはまっていたため、仕事との関連性と、生産管理の5S(整理、整頓、清掃、清潔、躾)の一部にも入っている、整理整頓を重視したのだろう。
環境設備の5つに関しては生産管理の5Sと同等の意味であると思う。その中でも整理整頓という、誰もが身近に感じていることに対して、ここまで言及して発展させていることに驚いた。また、それを会社全体で徹底的に行動に移せていることがすごいと思う。おそらく誰もが当たり前だと思っていることだけれども、全ての企業が実際に取り組んでいるかはわからない。行動している人からの言葉は力があり、また、とても共感する内容であったために強く印象に残っている。整理整頓の重要性を再認識させてもらえた。
本書中には人間の性質をうまく活用した内容が多く、普段の行動と一致し、なるほどと思えることばかりであった。会社という単位だけではなく、個人の意識を変えるためにも実用的なものであるためぜひ読んでもらいたい。私も普段の生活にも生かしていきたいと思う。
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確かに整理整頓は基本。自分の職場で落ちているゴミを拾わないのは論外。なかなか著者の会社ほどきっちりやるのは大変だけど。