紙の本
がんばれ!
2010/09/18 18:42
12人中、11人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kumataro - この投稿者のレビュー一覧を見る
年収150万円一家 森川弘子 メディアファクトリー
年収150万円という数値から読書前は母子家庭のお話だと思いました。しかし、ご夫婦と4歳の3人家族でした。夫は作家、妻はイラストレーターの自由業です。
年収150万円ということは、月収12万円ぐらい、ひとりの稼ぎが月6万円、日給にすると休みなしで働いて2000円です。最初の2・3ページをめくった段階で、転職を勧めたくなりました。とある月の収入は、こども手当てだけの5000円です。赤字の9万7000円ぐらいは貯金から補填(ほてん)です。
長い人生のうちで、一時期あるいは短期の年数の間、低収入暮らしをすることはあり得ることです。それが一生続くことは好ましいこととは思えません。生活や人生の世界が狭くなります。自分自身だけであればともかく、とくにこどもには影響が出ます。お金をかけて、社会を生き抜くための技術を身につけさせ、経験を積ませなければ、反動は親にきます。ふりかえってみれば、子が中学を卒業する義務教育期間はお金がかかる範囲は広くありませんでした。続く、高校・大学では莫大な費用が出費されます。話が脱線しましたが、その点で、この作者さんは自分をさらけだして実用書的なこの漫画本を出版されました。ぜひ売れて印税で儲けて、もっと年収を増やしてほしい。
この本では、ご夫婦が自由業・自営業であることが特徴です。サラリーマン家庭、パート主婦では真似できない生活です。周囲にある人間関係でどうしてもお金が必要になります。節約のみに徹底していては仕事関係の人付き合いが成りたちません。
お金を使わずに楽しみを手に入れる手法が描かれています。スーパーの閉店時刻近くの半額セールからはじまり、おどろくことに家族でパリ旅行までされています。取引する金銭の単位が原則上限何百円の世界です。50年前の日本人の暮らしであり、現代の75歳以上の年金暮らしの様子と共通します。また、車の保有がない暮らしです。お菓子の購入の記事が多いのですが、節約なら健康にも配慮して食べなければいいのにと思ってしまいますが、我慢できないのでしょう。男性にとってのビールみたいなものと読み替えました。
この本を手にとって読まれるのは、作者同様倹約家の人でしょう。共感を味わいたいのです。浪費家は読まないでしょう。いろんな生活の仕方があると受け取りました。好きなことを仕事にする。年収は少なくとも自由になる時間がたくさんあることがうらやましい。
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フリマを活用しつつ楽しむ心構えが素敵♪
節約やケチとはちょっと違う
はからずもエコ☆な、スローライフ。
大量消費社会を忘れます!
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最近多く出版されている、コミックエッセイのひとつ。
SF作家のだんな様とイラストレーターの著者、そして4歳の娘さん
3人が楽しく暮らす「年収150万円」のライフスタイルを垣間見せてくれます。
食費は1万、住まいのは戸建の6万円!
フリマや懸賞、パンミミに頂き物♪
なんと年一回は大好きな海外旅行にいっちゃいます!
マルシェで買い出し&キッチン付きホテルで自炊!!
もちろん蚤の市にもくりだします。
お金では買えない人との繋がりや、楽しくありのままに生きる心構えを
ほのぼのと味わい深く伝えてくれる一冊です。
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貧乏生活のノウハウがぎっしり詰まった漫画エッセイであります。年収150万円以上ある人なら、この本と同じことをやれば、かなり貯金ができるはず。著者である森川一家は、なんと年収150万円なのにもかかわらず、年に一回海外旅行をする。なぜそんなことが可能なのかは、本書を読めばわかるというわけである。ある意味、生活指南、節約指南のノウハウ本だ。
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夫はSF作家、妻はイラストレーター。
仕事も収入も不定期。
フリマと懸賞と徹底自炊でたくましく生活。
年収150万一家の楽しく暮らすコツを大公開。
懸賞当選7つのヒケツ、超激安海外旅行術も伝授。
やりきり過ぎて真似はできませんが、
すごく工夫して楽しそうでした。
実際節約して海外旅行にも行ってるし すごいです。
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パンのミミから始まり、節約生活が面白く書かれています。タダで手に入るものにお金をかけない。でも、海外旅行には行くというメリハリある生活を楽しんでるのが面白かった。
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・はなまるマーケット 2010年10月19日(火) TBS系列にて紹介
「年収150万円一家」の著者で主婦兼イラストレーターの作家に節約術を聞いた。一斤の切れ端の四角いパン耳を活用しているとのことで、「パン耳のタマネギトースト」や「パン耳のピザトースト風」「パン耳のバナナシナモントースト」などが紹介された。
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「はなまるマーケット」で紹介されていた、この作家さんの節約レシピのキッシュが美味しそうだったので、他のレシピも知りたくて読んでみました。
が、レシピ本は、「年収150万円一家 毎日のこんだて」の方だったようです。
こちらは、森川家の節約エッセイ本ですが、この本はこれで面白かった!
漫画なので、さらりと読めます。
お母さんの事を「かー」と呼ぶ、娘ちゃんがカワイイ~ッ!!!
年収150万円の節約方法は、私にとってはとても真似できない方法だったりしますが、でも、「節約を楽しむ!」っていうところは、是非是非真似したいです。
森川家の生活は、こだわりがあって、結構お洒落なんですよねー。
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150万でどうやって暮らすんだ?と半ば馬鹿にして読み始めたみたけど、なんだかとても楽しそうな生活!
フリマも行ったことなかったけど、今度ぜひ挑戦してみよう。トイレの水も少し考えねば・・・と、なんだか影響をうけてしまった。
こんな生活もあったんだ~ととても勉強になった。
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夫はSF作家、妻はイラストレーター。仕事は不定期、収入も不定期…。年収150万円一家の楽しく暮らすコツ、大公開。
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真似できるならっ!と思って手にとったけど、私には難しそうだった。
でも、いろいろ工夫して節約を楽しんだり、自分のなかで何を大切にするかをよく知ったりとかは、見習いたいところ。
あと、SF作家の夫っていうのが北野勇作だったのが、なんか嬉しかった。
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年収150万一家の懸命な節約生活が綴られています。
一家の娘、コハルちゃんが可愛いです。しかし、コハルちゃんの買い物がスーパーとフリマのみとは…!
コハルちゃんが小学校に入学すると、変わってくるのでしようか。
節約生活は取り敢えず、
1に懸賞
2に自炊
3にフリマ…と。
それでも海外旅行が出来てるのは、本当にすごい。
フリマは影響受けて行ってきました!楽しかったです。
いつか作者さんみたいに上手く交渉が出来るようになりたいなぁ。
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(感想)紹介されていた節約術は、ちょっと私には難易度が高すぎ^^;服は普段フリマが多いので、ユニクロでさえ高く感じるというのがすごいと思った。
でもゲーム感覚で、いかにお金を使わずに暮らせるか考えるのは楽しいかもしれない。
(ここがよかった!)
・美容学校の学生さんがやっているエステは格安
・「パンのミミピザ」はおいしい
・だんなさんもフリーランスなので、時間の都合がつきやすく家族でパリに15日間滞在できた。(うらやましい~♪)
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「旬、はずすべからず」、「クリスマス用の鶏でサムゲタン(もどき)」等、参考になる物もあるが、関西と関東で、基本的な環境温度差を感じる・・・関西、温かいな(のか、いわゆるケチ根性なのか、無駄を嫌う性質なのか)羨ましい。
実戦向きじゃないけど、人の家庭の内部を見ているようで少しいたたまれない気にもなったけど、幸せは人それぞれだなと。
そして、やはり「マメ」な人でないとコツコツは続かんだろうなと実感。
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なんでこの本を借りたのかな。確かテレビで紹介されてて、おもしろそうと思って図書館で予約して数ヶ月、すっかり忘れた頃に順番が回ってきました。節約・倹約は立派だけど、私は正直ここまでできないな。。。家族3人で年に一度の海外旅行を実現できてるのはスゴイけど。まぁお金がなくてもなんとかなるんだってことは理解できました。
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家計を切り詰める、若い人には参考になる内容
楽しんで節約して、使う時にはぱっと使いたい
次回作も借りよう!