紙の本
思春期の数学に疑問を感じている子たちにピッタリ!
2019/08/03 18:46
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しょうちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
ある程度の知識がついてきた小学高学年~中学生が、ほぼ確実に口にする言葉が「こんな数式、覚えていても意味がない」「将来の役に立たない」というもの。
それを否定するかのように、場面場面に応じた数学の活用法がわかりやすく、簡易的な文章で説明してくれています。
数学キライでも読みやすい文章ですし、イラストも交えていて眠くならない。
そして、大人(親や先生)もこのタイトルに惹かれるようで、すぐに手に取ります。
高校生ぐらいにはちょっと簡単すぎる文章かもしれませんが、小学高学年~中学生に関わる人ならば読んで損はないと思います。
(もちろん、高校生や大人でも楽しめます)
電子書籍
日常における数学
2018/07/29 14:53
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:JOE - この投稿者のレビュー一覧を見る
数学の本ですが、日常生活において役立つ(使える)数学の情報が多く載っています。説明も丁寧で解りやすかったです。(ちゃんと理解するのに数回読み返す事も有りますが。)
電子書籍
数学苦手な人には難しい箇所も
2018/05/13 16:51
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まきぴ - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分自身、数学が苦手、かつ学生時代、タイトル度同じことを思っていたので手にとってみました。
丁寧に説明されていますが、やはりなんとも理解するには難しいところもありした。(どうしても自分は数学脳ではないのかなと思いました)
なるほど!と思うところもあり、日常的に役立つ数学の知識もあり、結果読んでみてよかったです。
子供がいるので、スキーをうまく滑るコツや、ブランコの漕ぎ方の説明等、今まで何となくしていたことが、きちんと数学的に説明されていて、子供にも教えやすいかな。
読んでみて損はないと思います。
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世の中でどんなふうに数学がやくにたっているかを紹介。文系や中高生の数学教育に疑問を持っている人むけかな。
C0041
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No.954
1. 目的
数学って何の役に立つの?って聞かれたときの答えが欲しかった
2. 得たこと
テレビと映画館の迫力の差がうまく説明されていた。両眼立体視が迫力感に影響する。ならば片目で見ればOK?7m以上で立体視の効果がなくなる。
3. アイデア
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数学の先生にケンカを売っているようなタイトルに惹かれます。数学好きな人も嫌いな人にもぜひ読んでほしい一冊!
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「スウガク」と言っても「数理工学」を扱った本。 グラフ理論 - 数理計画法 - フラクタル - ゲーム理論 - データマイニング あたり。
子供の科学の連載がもとなので、出てくる式は、四則演算程度。数学的な考え方を説明する項が多く、また、先端に近い情報もあり、わかりやすくおもしろい。
三角関数や、微分積分あたりが役に立つ例は載ってない。たとえが無理矢理とおもえるものも多々ある。
あと、2章揺れの少ない座席、バス場合は後輪の上ですよ。
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少し前に読んだ『はたらく数学』(篠崎菜穂子著)も、コンセプトとしては似た本だと思うのですが、今回読んだ本の方が、断然、いい本でした。
レイアウト的には今ひとつですが(苦笑)、一つ一つの話題が実生活に根付いており、かつ、意外性があり、さらには、必ずしも数式や数値を用いていない、という点は、非常に優れていると思います。
ちょいちょい、「物理の」話を盛り込んでいるのに、「数学」としている点が気になりましたが、普通の人にとっては、ほとんど違和感はないのでしょうね。
数学が得意な人には、数学の意外な側面を知る意味で、苦手な人には、数学の有用さを知る意味で、どちらにもおすすめの本です。
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数学は日常生活に役立つということが簡単に書かれている。
『子供の科学』連載から、大人の人に読んでもらいたいものを
選んで大人向けにまとめなおしたとのこと。
数学脳ではないので「こんなことも数学を使えば簡単に
解決できるのか!」と目から鱗が落ちました。
…でも「文字は線を丁寧に書こう」は数学なのか…?
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数学って何の役に立つ?が物凄く分かりやすい!
久々に名著に出会った気がします。
もっとシリーズで出てくれたら良いのにと感じます。
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●タイトル通り、どういう風に数学が役に立つかを、割かし身近な例をとって解説している。結構面白かった。
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身近な問題を解決するための数学的な手法を紹介しています。
もともとは小中学生向けの月刊誌に掲載されていた記事をもとに、大人にも役立つと思われるテーマを抜き出してまとめたというだけあって、なかなか実践的な内容も含まれています。
仕事の現場で使える技術、日常生活で役立つ技術など、直感に頼るのではなく数学的な裏付けのある技法を用いることで正しい判断を導き出すことが可能です。
本書を読むのに専門的な知識は一切不要です。地頭を鍛えるのにも適した一冊ではないでしょうか。
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わかりやすさはあるけど、通俗的。
数学の本でなく、スウガクの本として考えるなら、そこそこ。数式がほとんど出てこないことは、吉となるか凶となるか。
字が上手になる方法は多少のアドバイスになるが、それが出来ないから、悩むのだと感じた。
既知の内容が多いのも印象的。
スウガクは実は数理工学だという事実を知れば納得できなくもない。また著者が錯覚の研究者であることにも注目しよう。
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日常の中で数学的思考を使える場面を教えてくれる本。
できるだけわかりやすく、とっつきやすく書いてくれているものの、このような実践的な場面で数学を使うといった経験がない(かつ、考えたこともなかった)私にとっては、読んだ後に「さあ、数学的思考で考えるようにしよう!」とはならなかった。(演習が足りていなかったため、文系の私には理解するので精一杯)
ただ、本書を読んで率直に面白いなと思ったし、今まではいち科目でしかなかった、演習をこなすだけだった数学を応用することの面白さをほんのり感じることができた。
学生の時にこういう本と出会って、もっとこういう問題を解きたかった…!
特に面白かったのは、必ずしも数式を用いた計算を必要としない「総当たり戦の対戦スケジュール」や「一筆書き(グラフ理論)」、「セルオートマトン」。自分は幾何が好きなのかな?と意外な発見。
あとは、かまくらの形が頑丈になる理由としてベクトルを用いて説明している箇所や、プールの水を抜き終わるまでの時間で微分方程式に触れている箇所は、「なるほど、ここで使われるのか!」とはたと膝を打った。