紙の本
難しいけどおもしろい
2020/10/31 18:48
2人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽたみん - この投稿者のレビュー一覧を見る
設定が少しややこしく、頭の中でいろいろ考えながら読みました。でも文章力があるので、スラスラ読める。
2人の言葉のやりとりがすごく好き。
ストーリーがすごく練られていて、おもしろかったです。
電子書籍
男の子視点の
2019/05/16 07:55
2人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:qima - この投稿者のレビュー一覧を見る
ラブ・ロマンス+SFというか。すごく独特でおもしろかった。男の子の言葉遣いがちょっと好みじゃない点以外は楽しめた。細かい設定部分がいろいろありそうなので、もう一度、二度読んでみてもいいかも。
紙の本
タイムトラベルのお話です
2022/12/07 14:36
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みえ - この投稿者のレビュー一覧を見る
戻ったつもりがまた逆戻りという設定が、世界的に有名な、バック・トゥ・ザ・フューチャーぽく感じ、殺伐とした荒くれた世界観が、あさのあつこさんのNO.6を彷彿とさせるような作品でした。
いや、何回ループするねん!て感じ。ラストはあっさり予想通り。あまり新しい面白みは感じなかったです。
投稿元:
レビューを見る
時間遡行機によって過去に遡れることになった世界
泥棒と呼ばれる職業が台頭し、
戦争で失われた美術品を過去から盗み出していた
主人公にある日任された仕事は
19世紀のパリで
ある卵を盗み出すことで……
過去も未来も現在として繰り返す
タイムループミステリ
******
序盤は、なんだかよくわからなくて
マリーに小馬鹿にされて
主人公と一緒に「どういうことだよいい加減にしろ!!」と
カッカしていたけど
中盤以降の展開がとても良かった!
「仕事を成功するまで延々と繰り返すループ」
会社も、あきらめずに何度もチャレンジしてほしいと
社員の泥棒たちに指導している
けれどその繰り返しが単なる「やり直し」以上の意味を持って
ルフの中で行われていくことに
新鮮さというか悲壮というか、あぁ…と嘆息が出た
あんまり「泥棒」という名付けには馴染みはできなかったかも
違う呼び方でも良かったかも
投稿元:
レビューを見る
『この期に及んで縁起でもないこと言うんじゃねえ!こっちは真剣に頼んでるんだぞ!ウィかノンで答えろ!いや答えてくれ!違う答えてくださいお願いします』
『ウィ』
投稿元:
レビューを見る
”俺”こと、ダブルゼロ・トゥウェルフス(ルフ)は、ロストしたフォースを連れ戻し、インペリアル・イースターエッグを盗み出す任務をかせられ、時間遡行機“アリスの鏡”に入るが…
男性視点のSFで、乙女ノベル的なトキメキはありません。
無限ループで繰り返される極限的状態から、壊れそうになりながらも活路を見出すまでが描かれ、幸薄い物語の結末がどうなるのか、読み応えのあるお話だった。
http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-4434.html
投稿元:
レビューを見る
タイムリープ物は話が入り組んで私の頭にはややこしかったりするのですが、こちらはすんなりと理解できました。だからと言ってSFとして単純で浅いわけでもなく、ラブロマンスとしても結構読ませますし、なかなか良かったです。
投稿元:
レビューを見る
ハヤカワと創元、ライトノベルレーベル以外で、タイムリープものが読めるのは嬉しい。世界大戦により荒れ果てた未来において時間遡行会社で泥棒として働く主人公が、盗んだ宝石を持ったまま19世紀フランスで「椿姫」として過ごす同僚から宝石を奪い返すために、同じ時代に時間遡行する話。大戦後である荒れ果てたフランスも物珍しく興味深い。メインの舞台である椿姫の存在する時代も、細かい時代考証はないが、舞台として魅力的。謎が徐々に明かされていくのもいい感じ。作者の次作にも期待。
投稿元:
レビューを見る
超面白かったー!!
舞台は、時間遡行機「アリスの鏡」が発明された、近未来のフランス。主人公ルフは、インペリアルエッグを盗んでロストした友人、フォースを連れ戻すため、19世紀のフランスへやってくる。彼女はそこで「椿姫」を名乗っていた。
とにかく設定が緻密で、ループを繰り返す中盤~ぐいぐい読ませられました。こことここが繋がっていたのか!とわかる楽しさよ……。とにかくすげえ、としか言えないのがもどかしい。
惜しむらくは、少女向けレーベルから出版するには、ちょっと難しいのでは、ってことかなあ。序盤乗り切っちゃえばもんのすごく楽しいんだけど。
あと、脱字多い。(これは個人的な責任ではないかなー……)
けど、久々に次の作品も絶対チェックしたい新人さん!
頑張ってほしいです!
投稿元:
レビューを見る
切なくてかなしくて最後にはあたたかな気持ちになれるお話でした。
二人の人生に幸多からんことを。
ルフは一途で強くて悲しいまでに愛していて。
フォースはどこまでも強い人。
投稿元:
レビューを見る
続きがとても気になり、あっという間に読んでしまった!
時間遡行かつタイムリープもの。19世紀の派遣先から現代に帰ろうとしない逃亡(ロスト)した同僚の理由と、主人公達が所属している会社の裏側の実態が時を繰り返す内に分かってくる。次に主人公はどうするのか、二人はどうなるのか、次の展開が読めず、没頭して読了することができた。
久々に読んで満足する本に出会えた。
投稿元:
レビューを見る
9:ツイッターでSF作家さんたちが激賞されてたので、お試しにと思って古本を手に取ったのだけど、読了してあまりの面白さに新品で買い直しました。
タイムマシンが実用化され、過去に飛んで当時の美術品等を持ち帰ってくる泥棒さんたちの、いわゆるループもの。映画版「オール・ユー・ニード・イズ・キル」の登場人物を少女小説向けにアレンジした感じで、けどなよなよしたところのない、がっしり骨太の凄SFでした。
これ、(失礼な話ですが)本屋で普通に積んであったら絶対手に取らないと思う……。ついった様々。
投稿元:
レビューを見る
タイムマシンが開発されて、過去の失われた文化的価値のあるものをとってくる仕事をするけど、まあ記憶を仕事を終わらせる度に消すブラック企業だったというやつでしょうか。
30人いた同僚は使い倒されて、最終的に主人公とヒロインだけになってしまい、悪環境を打破するべく仕返しをしてハッピーエンドでした。
ループものは好きだけど、とくにドキワクすることもなく綺麗に終わったという印象でした。。もっとドロドロに悪どいのが好きかもしれないです。
投稿元:
レビューを見る
ひさびさのがっつりファンタジー
というかこれがSFというのか……ふむ。
めっちゃ面白かったんだけど!?!?(この時点で☆4)
タイムリープものあんまり好きじゃない。
これもやっぱりその描写は(主人公たちのように
頭おかしくなりそうになるから)好きじゃなかったけど、
だからこそ乗り越えられる設定は美味しかったー
とはおもいつつ、ふとした時にタイムリープ部分が
フラッシュバックして不安になるというか
吐き気がするというか……
やっぱりものすごーーーく苦手な分野。
夜なかなか寝れなかったので、☆3
投稿元:
レビューを見る
繰り返しのタイムリープものでよくありそうではあるが、「泥棒」という設定は新しかった。後半になるにつれて面白くなっていった感じ。最後はいい話だなーという終わり方でスッキリした。