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hontoレビュー

電子書籍

光の帝国 常野物語(集英社文庫)

光の帝国 常野物語 みんなのレビュー

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一般書

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みんなのレビュー709件

みんなの評価4.2

評価内訳

709 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

ひとが生きていくために必要な軸を心に

2012/08/19 20:31

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:桔梗 - この投稿者のレビュー一覧を見る

ひとが生きていくためには 心の中に“軸”となるものが必要だと思う
これは その軸を見つけることができる本


常野という地区からきた特殊な能力をもつ人たち 
なみはずれた記憶力や遠くの出来事を見る力などさまざまな力 
普通の人々の生活に溶け込み その力を生かしながら穏やかに暮らす常野一族

彼らをめぐる連作短編集

いつの時代も 彼らはみな自分の能力を受け入れ 人のために使い生きてゆく
その能力ゆえに辛いこともあり 痛ましく残酷な目にもあう
それでも彼らの想いは途絶えることなく 
再び射してくる明るい光に 安堵が胸いっぱいに拡がる


「常野」とは“権力を持たず群れず常に在野であれ”という意味だそう

与えられた力を 自分のためだけではなく 周りの人たちのために
果たして使えてるか そして更に力を高める努力をしてるか
読みながら自らにそう問いかける


権力を持たず群れず常に在野であれ 

その言葉を胸に刻み 地に足を着けて生きていくこと
その想いを途切れさせることなく 次へと伝え繋げること

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紙の本

最高っ!な短編ファンタジー集

2002/02/23 13:33

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あき  - この投稿者のレビュー一覧を見る

 もうね〜、本当に本当に本当に面白かった!なんですか、これは!? っていうぐらいに! 短編小説集で、基本的には一作ずつ主人公が変わるのですが、主人公が変わる度に雰囲気も変わり、読みどころがたくさんありました。特に、表題作になっている「光の帝国」は、ひときわ印象に残りました。「光の帝国」のあらすじを少し…。

 超長寿命の「ツル先生」は、常野の長老的存在。ツル先生が、常野の能力を持つ人々を守るつもりで分教場をつくり、そこには数人のちからをもった人たちと、行き場のない「普通の」子供たちが暮らしていました。細々とながら、毎日を楽しく暮らしている人々。
 ある日、その人々のもとに、一人の脱走兵がやって来ます。聞けば彼は、日本軍でも特殊な部隊にいたらしく、ツル先生は、彼が訪れたことに不気味な予感を覚えます。そして、哀しくも、その予感は的中し、運命の日がやってきます。ある日突然、分教場が、見知らぬ男たちに包囲されてしまったのでした。いつしか、戦争に狂っていた日本軍に目をつけられていたのです…。

 哀しくて切なくて、ヤリ切れない気持ちになる作品でした。気づいたら涙がこぼれていました。でもね…このツル先生をめぐって語られる話は、これだけではなくて、そして、切ないままで終わるわけでもないのです。今ここで、それを語るのはネタバレになるのでやめますが、最後の短編では、先に流した涙とは別の意味を持つ涙が流れました。
 読んで良かった! 買って良かった! 何度でも読みたい! 読み終わった後、しばらく呆けてしまったのは久々でした。

 あとがきに、「また一連の作品を書きたいと」あったので、シリーズ化の可能性も?! 期待して待っています。恩田先生、(心の底から)よろしくお願いします!

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電子書籍

心が揺れる

2017/08/25 01:34

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:szk - この投稿者のレビュー一覧を見る

常野一族の第一作目。特殊能力を持つ人々が身を隠しながらも自らの役割、生き方について考え、時に悩み、時に世界を救いながら物語は進む。第一話目の光紀の話は泣いた。彼はまだよく自分の能力を把握していないが、本能で人を助けたのだと思う。そして家族でも友人でも大切だと想う人と没交渉になってはいけない。身につまされる。中盤から要所要所で出てくるツル先生。彼は長老みたいなものか。色々な事象を確認し修正できるもの見過ごすしかないもの等水の様に対応していく。子供たちと暮らしていた山での話は切なく悔しい。全話心揺さぶられる。

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紙の本

常野物語

2016/11/06 11:24

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ひややっこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

この常野シリーズは好きですねえ。やはりツル先生の存在が秀逸で、彼がいてくれる、そのことが何とも言えないほどの安心感を与えてくれます。

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紙の本

呼び覚まされるような物語

2003/07/31 00:42

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ゆいこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

ファンタジー系、超能力系の非日常の話に苦手意識を持つ私が、
なぜかすんなりと入り込めました。
ほんわりと暖かく、じんわりと悲しく、
そして現代社会のゆがみにも訴えかけるような、
心を揺さぶられる短編集でした。
一話一話の様々な主人公にそれぞれいつの間にか感情移入し、
まるで自分が体験しているような気持ちになりました。
読後もいつか町でこの登場人物たちとすれ違うことがあるような気がします。
誰もが持っている小さな正義感を刺激されることと思います。
忘れていた感覚を呼び覚まされるような、
それでいてあっという間に読んでしまうストーリーです。

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紙の本

次から次へ

2016/02/28 23:05

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:師走 - この投稿者のレビュー一覧を見る

最初の『大きな引き出し』で引き込まれたので
次から次へ読めました。
「蒲公英草子」と「エンドゲーム」もこのシリーズなので、一緒に読むと尚いいです!

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紙の本

HOME

2015/08/25 05:08

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夜メガネ - この投稿者のレビュー一覧を見る

「光の帝国」というとなんだか圧迫感さえ感じるけれど、
「常野物語」とあると、 「トコノ?とおのじゃなくて?」 とあっさりモデルに辿り着く。

だってこれは、恩田陸版「遠野物語」なのだから。(あとがきにもあり)
私がこれを手にしたのは、「ライオンハート」のあとだったと思うので、
恩田陸作品3~4冊目だったはず。 なかなか大胆に「モチーフはこれです」と
明かす作家さんだなぁと思っていたけれど、作品はもちろん、
モチーフをそれまでより魅力的に見せるのが恩田さんの手腕だと今は思っています。
これを読んで、「遠野物語」を読んでみたくなった人だっているはず。

「きみがみつける物語」にも一編収録されている「大きな引き出し」でグッとつかまれ、
一族の歴史です、悲しい時期も苦しい時期もあり、「今」につなぐ。

悪い事でなければ、不思議な事は不思議なままでいい。 
害がないのに暴こうとするのは野暮ですよ、という思想が固まってくる一冊。

常野シリーズは、恩田さんもおっしゃるとおり、今新作してもおかしくないシリーズ。
他の作品でも不思議な力を持つ人は登場するけれど、常野が発信基地のように
感じられます。
すべてのホームのような、まとまりある短編集。評価は、5点では足りないくらい。

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紙の本

不思議な力を持つ人達の素敵なお話です

2002/03/07 11:00

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:和音 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 未来を見る力があったり、膨大な知識を「しまう」事ができたり、遠くで起こっている事を知る力だったり、 普通の人よりもはるかに優れた力をもつ常野(とこの)一族。これは彼らの物語です。

 読んでいて、最初はほのぼのとしたお話だなと思っていたのですが、読みすすめていくうちに、ホラーっぽい 作品があったり、戦時中の苦しい時代の悲しいお話があったりと一族の歴史を垣間見たりして少々 複雑な気分になってしまいました。しかし、とても吸引力のある物語で、一気に読んでしまいました。「六番目の小夜子」でも感じたのですが えもしれぬ不安感を抱かせる描写がとてもうまいと感じました。一つ一つのお話が少しずつ関わりを持っている、温かさや悲しみのつまった常野一族の物語です。 この中の話からまた別の物語が生まれたらいいのになと感じました。

 収録作品…「大きな引き出し」・「二つの茶碗」・「達磨山への道」・「オセロ・ゲーム」・「手紙」・「光の帝国」・ 「歴史の時間」・「草取り」・「黒い塔」・「国道を降りて…」

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紙の本

好きな作品の一つ。

2015/08/18 00:17

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:eri - この投稿者のレビュー一覧を見る

時折、不思議と読み返したくなる本です。著者の作品はたくさんありますが、中でも好きな世界観、作品の一つです。

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紙の本

光と影

2005/10/22 21:15

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あさひ - この投稿者のレビュー一覧を見る

これまで何冊か恩田作品を読んでいますが、この作品は私の中ですごく不思議な位置にあるような気がします。
「光の帝国」というタイトルから、読む前は文庫版解説者の方と同じように壮大なファンタジーかと思っていましたが、そんなことはない。
不思議な能力をもつ常野と呼ばれる一族のお話だけれど、奇抜ではない。
とても暖かく、切なく、素朴に光と影を包んでいるお話です。
とにかくツル先生が好きで、ツル先生が登場する短編「手紙」「光の帝国」「国道を降りて…」だけこれまで何度も読んでいます。
ツル先生の容貌についての記述はシンプルで、延々描かれているわけじゃない。
なのに頭の中には親しみやすい瞳をしたツル先生が勝手に浮かんでくる。
会ったことはないのに、懐かしい気持ちで「ツル先生」と呼びたくなる。
「国道を降りて…」の美咲もきっと、こんな気持ちだったんだろうなぁ…と思いました。
同じ「常野」が登場する長編「蒲公英草紙」、そして「オセロ」の続編も刊行されるようなので、この世界がお気に召した方はぜひ。

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紙の本

壮大なドラマの幕が開く前に

2004/07/04 17:32

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:luke - この投稿者のレビュー一覧を見る

 恩田陸「光の帝国」です。副題に「常野物語」、連作短編小説です。宮城県の某所にある常野には昔から特別な能力を持った者たちがひっそり暮らしていたのだが、不幸な出来事によりそのその地を後にし、能力を隠して世間に散っていった。その者たちのそれぞれの今の生活を綴った連作…と、簡単に説明するとこうなります。相変わらずの恩田陸の世界です。まあ、簡単に云えば超能力がテーマのSFとなってしまうのですが、そうは問屋が卸さないのが恩田陸。実に摩訶不思議な感動です。この手の定番ですと色々な超能力者が敵対する悪の権化みたいな者と難問を切り抜けながら戦ったり、事件を解決したり…みたいなお話になると思うのですが、この本は一筋縄では行きませんよ。世の中にひっそりと溶け込んだ常野の人々のその後であったり回想であったり再確認であったりと事件性は無いと云えば無く(抱えている問題はありますが)最後にゴールが来るわけでもないのです。連作なれどつながりは見えてこず、全く予測がつきません。

 そんな散りじりバラバラな連作を空から地上を見るように、木を見ず森を見るように、部分より全体を見るとおぼろげながら形が見えてきます。ところが、そうやってやっと見えそうになった時に幕が引かれてしまうのですが、作者の後書きを読むとなるほどと頷けるのですね。そうか、これはプロローグなのかと。だから繋がらないのだ。これから始まる物語の前兆なのです。プロローグでこれですから、先を想像すると否応なく壮大なドラマが見えてきそうです。台風の前の静けさ、その静かなる不安定さ故の不安と恐怖の時間が刻まれている本なのです。

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紙の本

しんみり、感じ入る一冊。

2003/05/26 15:51

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:NEO - この投稿者のレビュー一覧を見る

一緒に泣きましょう。

涙を流さずとも、こころでしんみり感じ入る。
読み終わった後、心か、記憶か、どこかが泣いているような気がする。
そんな、一冊。

話は、なんてことない。

不思議な能力を持つ常野一族にまつわる、短編集だ。
この粗筋とタイトル「光の帝国」を見ただけじゃ、読む気にはならなかった。
が、ファンの間で非常に評価が高い一冊なので、読んでみる事にしたのだが…

粗筋だけ喋っちゃうと、本当に何てこと無い小説なんだけど
やっぱり、そこは恩田陸。
きっちり読ませながらも、読者に委ねる部分もあり。
そして、日本人が感じる郷愁を呼び起こす。

恋人と会えない一人の夜とか。
友達と喧嘩しちゃって、寂しい午後とか。
人を恋しく感じると同時に、疎ましく感じてしまう時に読むと
自分の大切な人達の顔がひとつづつ思い起こされ
全ての人の「優しさ」を大切にしよう、という気になる。

暖かい作品なので、誰にでも、ぜひ読んで欲しい。

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電子書籍

ファンタジー短編集

2017/07/27 03:35

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者: - この投稿者のレビュー一覧を見る

短編集なので仕事の合間にも読みやすかったです。一話づつ、主人公が変わりますが、物語が繋がっていて、登場人物が被っていたりします。
ある話で主人公だった人物が他の話で出てきたり触れられてその後や過去がわかったりして読むほどに引き込まれていきました。
特にツル先生の話では思わず涙してしまいました。

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電子書籍

常野ワールドを形成する短編集

2017/06/18 00:05

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:美佳子 - この投稿者のレビュー一覧を見る

第1部の『光の帝国』は、いわば序章で、常野にまつわる不思議な話の短編集となっています。やたらと記憶力のいい、なんでも「しまえる」春田家。「あれ」という正体不明のものと戦い続け、「裏返されない」ために相手を「裏返す」ことを延々と続ける拝島家。一体いつから生きているのか分からない「ツル先生」。普通の人には見えない、建物や人間にまで生える毒々しい色の「草」を取る人。どうやら自分が何者なのか記憶にないらしい「亜希子」。

それぞれのエピソードは一応独立していますが、様々な伏線が相互に干渉し合い、響き合って一つの常野ワールドを形成しているようです。

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紙の本

○感じたこと

2001/08/16 23:23

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:秋月真夜 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 つながった舞台の短編集。世界や出来事がとても強くリンクしているのですが、それよりも、ひととひとのつながりを深く印象付けられます。常野一族の絆の物語。

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