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マーケティングとは、顧客を抱えている課題を発見し、それを解決すること。
「顧客」を意識。
「解決」を意識。
例えば、日本人の持っている「休憩」のイメージとは、「ストレスからの解放」。発見した、この顧客が持っている課題に対して解決策を提示
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ネスレ日本でプロパーの日本人として初めて社長兼CEOになった著者が、仕事で成果を出すための心構えを自分の経験を基にして説いた本。
また、著者は生活のベースを一度も海外に移さずにここまで来たのだから、
海外駐在したから国際ビジネスパーソンと勘違いしている人よりも、骨太で聞きごたえがあった。
本当に尊敬できる人を見つけてほしい。
持論を持て。と言う2つのメッセージは心に響いた
気に入った言葉
・どんな国や組織で働いても、世界に通用する人材になる事は可能である
・世界に通用する人材になるためのキーワード
Think Globally, Act Locally(グローバルに考え、ローカルに行動する)
勝ち方を知っている事
・実行を繰り返せばビジネスに失敗はなくなる。(何が上手くいくかは誰にもわからない)
・マーケティングを実践する手順
1.自分にとっての顧客を明確にする
2.顧客抱える問題を発見する
3.問題を解決する方法を考える
・仕事で本当に必要とされる事は「顧客が認識していない問題=無意識に抱えている問題」を発見する事
・顧客の問題につて常日頃から自分の頭で考え続ける
1.自分一人で考える
2.常識を疑う
3.新し現実を探す
・ターゲティングはするな、大きな問題設定から入れ
・どんな場所で働いていてもイノベーションは生み出せる
・ホワイトカラーの仕事とは顧客の問題を解決する事
・生産性を上げたいなら働くすべての人たちが「仕事」と「作業」の違いを正しく理解する(顧客の問題解決に繋がらない事=作業)
・「作業」しかできない人がAIやロボットに働く場を奪われる
・優先順位をつける基準は「一番難しい事から先にする」
・個人の意識次第で生産性は劇的に変わってくる
・お客様は神様だと思っているが、本来は売り手も買い手も対等なビジネスパートナーだ
・どんな上司であっても150%の評価を貰うつもりで仕事をしてきた
・いつの時代も志を持つものが成功する(志=自分は何をしたいか)
・会社から与えられた目標とは別に自分で目標を設定する
1.目標設定:自分を高めるために自分で設定する目標
2.行動力:自分で考えたことを実行する。深く考えるという習慣とセットになって成果を出せる行動力と言える
3.優秀さの定義:スポンジを乾かすのがは良い人(吸収が速いだけでなく、一度吸収したらすぐに1から吸収できる)
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店頭でみかけて面白そうだったのだけど、これを紙で買う気にはなれずそのまま。出たばかりのようなので、そのうちKindleが出るかもね。
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これ本人が書いてない(ライターが書いてる)だろ、と思った。繰り返しが多いし、やたら自慢してる風に思ったけど、外資食品メーカーの営業・マーケの人たちがどんな風に仕事してるのかが垣間見れたのと、書いていることが大体まっとうなことだったので、意外と良かったです。読みやすいし。
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ネスレの少しがっかりした研究書に紹介されてた、高岡さんの本の第2弾。これでネスレ関連は3冊と。
コトラーとの共著とほとんど内容同じだった。特にマーケティング思考について。
・トップとして進める改革のポイント「ルールをなるべく減らす」
・生産性向上では、労働時間・休暇取得日数を管理職評価の項目に。
→これいいですね。インプットを賃金ではなく、時間にするのは正しいと思う。みなし残業制とかの会社だと、賃金と労働時間が比例しないので。
・自分は何をしたいのか(志)。これがあるかないかで、同じ仕事をしていても、得られるものが違う。
・目標は会社から与えられるものだが、自分を高めるために、自分で目標を設定する。会社が与えた目標を達成しても、平均値をクリアしたにすぎない。他人に言われたことだけしかできない人間からはイノベーションは生まれない。
→ここは結構不思議な箇所。目標が会社から与えられる、上司から与えられるってのが一般的なのか。そう思ってる人がいることをあんまり想定してなかった。
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キットカットで有名なネスレでの仕事を通して、働き方について書かれている。
シンクグローバリー、アクトローカリーというだけあって、物事を俯瞰して、問題点を見極める成功例が多く載っている。
【3ポイント】
イノベーションは、課題として認識していなかったけど、後から課題であったことに気づくこと。
リノベーションは課題と認識し、改善すること。
作業はするな。
自分がやっていることが価値を生んでいるかを常に意識する。
もし作業であれば仕組化して減らす。
42歳で死ぬ。
目標は常に3年後を見据えて立てる。もし、自分が42歳で死ぬと仮定すると、逆算して何をすべきか考えるきっかけになる。
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日本でのマーケティングと言えば名前が出てくる方。自身の体験をベースに過去に行ったマーケティングについて自身の着眼点について述べられている。目的思考が強く行動の定義化がよく出来ていると感じた。心に響く内容も結構あった。