紙の本
社会には「いい言論」も「悪い言論」も必要なんです。
2022/02/06 11:25
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投稿者:FA - この投稿者のレビュー一覧を見る
『社会には「いい言論」も「悪い言論」も必要なんです。その「良し悪し」を決めるのは、言論という自由市場の参加者です。』
自分の気に入る主張は守るが、自分と違う主張は、法を捻じ曲げてでも潰すっていうのはアカンでしょ。それも、主張する場すら奪おうとするのはアカンでしょ。主張してから、筋を通して言論で反論しないとアカンでしょ。でも、そんなことはできないから、主張すらさせない。数を頼んで、潰しにかかる。そういうことでは、戦前の社会に似てきているのでは。
沖縄に関する話しも興味深い。沖縄戦は場所の問題で、捨て石にしたのではないこと。
県民所得の話し。すべて、沖縄特別扱いの理由になっている話し。興味深いです。
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関西に住んでいると毎日のようにテレビでお見かけする(土日も)辛坊治郎さんのメルマガをまとめて加筆したもの。ここ半年ぐらいの出来事でおかしいよな?って思うような内容についてほぼ網羅されています。また、軽快な筆致で楽しく読ませてくれます。
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偏向報道に対しての辛坊節
共感する内容で『なるほど』『うんうん』でしたが
短くて、すぐ読み終わっちゃうので
物足りない感があるけど
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真実も含まれているだろうが、彼の偏った思想も含まれている感じがしてしまい、何が真実なのか分からなくなってしまう。
ただし、新聞記事に関しては、実際の記事を引用していることもあり、朝日、毎日が左派(安倍政権に批判的)で、産経が右派(新安倍政権)ということが分かっただけでも収穫。でも、これを知ってしまうと、中立の新聞が存在しない日本の新聞業界ってどうなっているんだろうって思ってしまう。
また、彼が読売出身だからだろうか、他紙を批判している(実際そうなのだが)が、その割に読売新聞への批判が少ないのはご愛嬌か。
・朝日、毎日は犯罪者が精神心疾患の場合には、そのことを記事にしない。読売や産経もオブラートに包んだ表現。
・朝日、毎日、東京、日刊ゲンダイが左派の代表。
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関西に在住なので、辛坊さんのテレビも見ており、講演会も拝聴しに行っている。
とても軽やかな口調で、政治のことから、マスコミの事まで、わかり易く話される。
図書館司書学を遠い昔に学んだ私であるが、その時の先生が、新聞は、最低5紙ほど読んで来て下さいという、講義であった。
辛坊さんの書かれているように、年金の決算を巡る報道で、理解できなかったことが、ようやくわかった。
昔、六法全書のように、読んでも一般国民に理解できないと、言うようなものではないのか?と、思ってしまった。
沖縄問題にしても、然りである。
トランプ大統領の演説もそのまま新聞を切り抜いているので、この年末に再度、「お前たちは、酷い目にあっている」(笑)と、書かれているのかを調べてみたいと、思っている。
池上彰氏は、事件の流れは、詳しく理解できるように話してくれるのだが、辛坊氏は、事件報道の裏側を読み解くのにどうすればいいのか?というとこまで追求している所が面白い。
辛坊氏だけの意見で、物事を諮りたくないけど、理解しやすくアッという間に、この本を読み終えてしまった。
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当時話題になった問題について、辛坊氏の意見をもとに、新聞やテレビはいかに「忖度」が多いかを解説しています。氏の主張に頷ける点も多かったですが、あくまで参考程度にして、自分の頭で考えることが大切なのではと思います。