投稿元:
レビューを見る
衝動買いしたけど、一日で読んでしまうくらい、次が気になって仕方なかった。一体誰が犯人なんだろう・・・。
投稿元:
レビューを見る
298
逃亡する凶悪殺人犯。犯人に似た3人と、その3人それぞれに深く関わった人々の話。
それぞれの話は良いとして、読解力がないからなのか、個人的には、冒頭の殺人の理由がわからないまま、かつ、犯人が抱いていた『怒り』が何に対してのものだったのかわからないまま物語は終わり、モヤモヤ感が残った。
同著者、読了3作目。
投稿元:
レビューを見る
殺人事件が発生したところから物語は始まる。そこから、軽度の発達障害を抱える娘・愛子と一緒に暮らす父・洋平&その下で働くようになる田代、ゲイの優馬&気付けば優馬宅に暮らすようになっていった直人、沖縄の離島に暮らす高校生・泉と辰哉&辰哉の民宿で働くようになる田中、主にこれらの三つの場面がかわるがわる描かれる。
三場面に関わる全ての人にそれぞれの事情、心情があり、それらの描写に読みごたえがあるので、途中まで殺人事件のことは強く頭に残っていなかった。しかしその殺人事件の犯人像が徐々に浮かび上がってくるうちに、嫌な予感がするようになる。三場面の登場人物、誰かが犯人なのではないか、と。伏線と思われる箇所が複数あり、そのどれもが異なる登場人物に少しずつ重なるところが上手い。続きが気になりすぎるので、急いで下巻へ。
投稿元:
レビューを見る
八王子の惨殺事件のあと、東京、千葉、沖縄に、素性不明の男が、現れる。それぞれに関わりあった人々は、事件と関係があるのかと疑心暗鬼に陥る。
それらの人々とともに、読み手もまた、そのうちの誰かが犯人なのかと、推理をしたり悩んだり、下巻にさっそく手を出す。
投稿元:
レビューを見る
何気なく本屋さんで見て、「吉田修一さんの本だから」と買ってきましたが、当たりでした。
まずは夫婦殺害事件が起こるんです、八王子で。
犯人は特定されるんだけど捕まらなくて、一年後。
日本の三ヶ所に、身元がよくわからない三人の男が現れるんです。
そしてそれぞれ、その地域の人と関わりを持っていくわけだけど、話の流れからするとこの中のどれかが殺人事件の犯人なわけで、「一体どれ? ああ、あなたたちもそんなに深く関わっちゃダメだよ……」とドキドキしてきてしまうのです。
上巻ではまだまったくわからない。
三人が三人とも、過去に何かありそうで怪しいし、読んでるこっちも気が気じゃありません(笑)
投稿元:
レビューを見る
読みたかった本が文庫化されたので購入して読んでみました。
ゲイだとか、実際にあった事件を思い出させるあたりとか、頭の中にその情景が浮かぶような描写だとか、まさしく吉田修一作品という感じ。
下巻も楽しみです。
投稿元:
レビューを見る
怪しい人三人いるけどみんななかなか魅力的な人なんだよなー!
話がばらばらすぎるけど、下巻でどうなるのか楽しみー
明日買ってこようー
投稿元:
レビューを見る
ちょっと久しぶりの吉田修一作品。
やはりうまいなー。
群青劇なのに全く混乱せずスラスラ読めます。
それぞれに怒りを抱えているけれど誰もが諦めている状況下で出会う新たな『怒り』…。
色々と思うところはありますがとりあえず下巻へ。
投稿元:
レビューを見る
まだ上巻が終わったところだから、主だって物語が大きく動いたわけではないけれど。。。
うーん、どうやって書いたら良いのか悩むけれど、千葉で漁業やってる親子、ゲイとして人生を歩む男性、訳あって沖縄の離島に移住した母娘。そして、1年前に起きた殺人事件と。
それぞれの物語がそれぞれに動くんだけれど、上巻ではそれらの登場人物がどう繋がるのかが全く見えない。それでも一気に読んでしまったのは、それぞれの登場人物の前に現れた、素性の知れない謎の男達の存在。この素性の知れない男達が今後、どう物語に影響していくのかが気になって仕方ない。続きは下巻で。
投稿元:
レビューを見る
お話の舞台が3箇所に分かれているのに、テンポ良くスピード感もあって面白かったので下巻まで一気に読みました。そして上巻を読んだ時点で少し余韻を楽しめば良かったと後悔しました。
タイトルの「怒り」という言葉が鮮烈で、山上の残した「怒」の文字がなにかとてつもなく大きな意味を持っているんだろうなと期待しながら読み進めました。上巻でははっきりとしなかったので下巻に持ち越しです。
それぞれ異なる場所に現れた三人の身元不明の男たち。三人の中で山上は誰なのか、それとも三人とも山上ではないのか。三人とも怪しかったのですが、この中に山上はいないと予想しました。というよりも山上であって欲しくない。吉田作品の展開にそんなヌルさはないだろうと思いつつ、信じた大切な相手がそれに値しない人物だったなんてシーンは見たくないと思いました。
投稿元:
レビューを見る
読んでみたかった作家の作品だ。
最初に殺人事件の概要が書かれている。
それから殺人事件とは無関係の人物達の話しが始まる。
無関係と思われた話しにバックボーンの分からない男が加わってくると、グッと面白くなってくる。
殺人事件との距離はあまり縮まっていないが、下巻へ期待して高めの評価。
投稿元:
レビューを見る
3つの家族のエピソードが順番に語られるスタイル。
冒頭の殺人事件がセンセーショナルな分、そのあとが
淡々としすぎていてちょっともどかしい。
投稿元:
レビューを見る
殺人事件の犯人が指名手配され、1年後3つの家族に身元不詳の3人の男が現れる。3人はそれぞれ交流を深めていくのだが。
残忍な殺人事件から幕を開け、それぞれ寂しさを抱えている3つの家族と謎の3人の男が現れるので、悲しい結末を予想される展開に一気に引き込まれました。
3つの家族と3人の男の交流は、それぞれ話が展開し、3つの物語を味わうことができる感じでした。
今のところ、この3つの物語は交差することなくそれぞれで進んでいくので、下巻でどう展開していくのか、先が気になって仕方ありませんでした。
投稿元:
レビューを見る
買う気は無かったのだけれど…
本屋に行くたびに目に付く『怒り』のタイトル。
インパクト強いなぁ。
気になってしょうがなくなり、負けて購入する事に。
八王子で起きた殺人事件。
現場には血で書かれた『怒り』の文字。
犯人は未だ逃走中。
東京、房総、沖縄の3つの土地に現れた身元不明の三人の男。
下巻にどう繋がるのか、先が読めません。
犯人はこの三人の中の誰かなのだよなぁ。
投稿元:
レビューを見る
八王子で起こった陰惨な殺人事件の犯人を追う刑事と、房総、東京、沖縄に現れた謎の男性。それぞれ、暗い背景を持っているのだけど、この4組の話が下巻でどう繋がって転がっていくのか全く予測ができません。左利きだとか、頬にホクロがあるとか、犯人と同じ特徴を持っていても犯人だとは限らないし、傷ついた泉ちゃんが立ち直れるのか、予測不能のまま下巻に突入です。