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紙の本
傑作!!
2024/01/16 16:18
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投稿者:いぬ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「傑作」としか言いようがない面白さです。「最後の事件」でシャーロック・ホームズがライヘンバッハの滝に消えてから「空き家の冒険」で再登場するまでの3年間、彼は日本で伊藤博文と共に難事件を解決していた……と言葉にするとイロモノっぽく聞こえますが、これが本当にこんな出来事があったのではないかと錯覚しそうになるほど面白いので、是非読んで欲しいです。ホームズ作品を知らなくても面白いけれど、知っていれば倍面白いのではないかと思います。
紙の本
夢の共演
2023/07/30 00:45
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投稿者:一式観測機 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本屋を練り歩いてある時にこの本を発見しました。
シャーロックホームズとコラボする作品は多いですけどこれに関しては初めて見るコラボの仕方なので一瞬で買うことを決めました。
伊藤博文とシャーロック・ホームズの共演は最高としか表せないです。
著者の方は日本人なのですが日本人でこれだけホームズを上手く魅せれるなんてと感動さえ覚えた作品です。
紙の本
推理と歴史の面白さの融合
2021/12/02 20:03
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投稿者:ちーずけーき - この投稿者のレビュー一覧を見る
ホームズと伊藤博文が出会っていたら……という設定のパスティーシュ。日本史の知識は高校程度でしたが、スムーズに読み進めることが出来ました。
聖典の内容が散りばめられていたり、大空白時代のホームズの変化も説明されていて、とても面白かったです。
紙の本
あり得たかもしれないパスティーシュ
2019/06/28 00:09
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投稿者:たけとり - この投稿者のレビュー一覧を見る
初読み作家さんだったけど、とても読みやすい文章。「法治国家」という焦点からモリアーティとの対決やロシア皇太子襲撃事件が描かれていて、なるほど…と。ホームズ原典の挿絵で始まって挿絵で終わる演出も良かった。死亡事件前と後でホームズの性格が何故変わっているかの解釈に説得力があるし、ホームズ作品を知っているので「あの事件の話だな」と楽しめた。ミステリとしても、ホームズものとしても、歴史小説ものとしても面白かった。オススメ。
紙の本
タイトルはかっこ悪いが
2018/05/20 13:14
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投稿者:まんだかず - この投稿者のレビュー一覧を見る
シャーロック・ホームズと伊藤博文が対決するわけではありません。
モリアーティ教授と対決した後、兄のマイクロフトの協力の元、日本へ。
ホームズが幼少期の頃、ロンドンに在中していた伊藤博文を
頼ってふたたび巡り合います。
そして2人で日本の国家的危機に立ち向かうのがおもしろい。
ときどき本家ホームズのエピソードが散りばめられているのが
ニヤリとさせられる。
野暮ったいタイトルがもったいない。
紙の本
推理小説と歴史小説との融合
2017/10/28 21:55
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投稿者:クンタキンテ - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者が、従来の推理小説から歴史小説に守備範囲を変えてゆく過渡期にあたる作品になる。伊藤博文とシャーロック・ホームズとの掛け合いが面白い。なお、この小説は、明治時代の「大津事件」を扱っているが、当事件について、改めて関心を持った。ところで、当時の日本国は、この小説にあるように、真剣に冷や汗を流したのであろうか。終盤のどんでん返し(?)に度肝を抜かれた。この小説に描かれていたような出来事の、あることないことが、この後の日露戦争と、その帰趨につながるのかなと、勝手に考えてしまった。