紙の本
九条菜月氏による人気の「ゆら心霊相談所」シリーズ第3弾です!
2020/09/03 10:49
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、『オルデンベルク探偵事務所録』シリーズ、『魂葬屋奇談』シリーズ、『翼を継ぐ者』シリーズ、『華国神記』シリーズ、『蒼穹に響く銃声と終焉の月』シリーズなどの作品で知られる九条菜月氏の作品です。同書も、人気の『ゆら心霊相談所』(全5巻)シリーズの第3弾です。内容は、由良家の一人娘・珠子が無事に小学校へ通い始め、平穏な日々が訪れるかに見えたゆら心霊相談所ですが、「視えちゃう」アルバイトの秋都尊は、変人所長・蒼一郎がいつも首に巻いている包帯に、不穏な黒い靄が滲むのを目撃します。尊は、その首に刻まれた秘密をつきとめ、恩人を救うことができるのでしょうか?波乱ずくめの面白い物語です!
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オヤジ所長、呪われる!? 首の包帯、亡くなった妻、弁護士を辞めた理由。変人シングルファーザー・由良蒼一郎の過去が明らかに! ほんわかホラーミステリー第3弾。
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シリーズ3作目。一応、これで終わりなのかな?由良さんの呪いの正体が意外だった~。珠子は無事学校生活を送れているようで何よりです。
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一人娘が小学校へ通い始め、寂しい所長。
そして、人の縁によってやってきた仕事。
そういえばきれいな奥さんがいたな、という1話目。
落ちを知ってしまえば納得でしたが
まさかそんな現実とは…。
別方向で頑張ったので仕方ないですが
まさかそうなるとは、思ってもみなかったと。
まぁ思い込みですから、仕方がない?
2話目は、これで多少はこりた? と思いたい2名。
多分次回も何かあったらやりそうですが。
キャラとしては動かしやすいのですが
本当にいたら…殴り倒したい人種です。
ノリが悪い~とか言われたら、さらに油、かと。
今まで地味に引っ張ってきた、というか
大丈夫なのかネタが解決した3話目。
とはいえ、どうして譲渡されたのか、が
気になるところです。
ひとつ心配がなくなって良かった、という所。
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「火の玉寺のファントム」
まるで見たかのように。
最初は妄想の中での出来事だったのだろうが、徐々に妄想と現実が入り交じってしまい最終的には勝手に作り上げた物語のヒーローと思い込んでしまったのかもしれないな。
いくら仕事といえど、見える者と聴こえる物が夜の墓地に行くなんて何より耐え難い事だったろうな。
「廃病院の幽霊」
探しに行き帰らぬ者に。
道具を使わなければならないような場所にどの様にして入り込んだのか疑問ではあるが、何事も無く生者の身で探していたら絶対に見つける事が出来ない場所だったろうな。
好きな事だからと行って法を犯す様な行為をし、バレなければ大丈夫だと思うのは良くない考えだな。
「死者からの贈り物」
蝕み続けてきた呪いは。
あの時こうしていればと後悔する出来事は誰でもあるかもしれないが、それを許すことができず自身を責め続ける想いが強いほど心から順番に病んでいくのかもしれないな。
一度犯した罪は刑期を経て償う事は出来るかもしれないが、消える事は無く一生付き纏うのだろうな。