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JAL機内誌に載せたエッセイをまとめたもの。
年齢を感じさせる話が多かったな〜。世間の変わりようとか沢山思うところがあるんだろうね。
大爆笑ではないけれど、ふふふと笑えるところあり、作者の苦労を知りで、まあ面白く読めました。
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浅田次郎さんのエッセイ集。
JAL機内誌『SKYWARD』に連載されたエッセイを集めたものだそうだ。
パソコンを使わず、万年筆で原稿用紙に手書きする作家・浅田さん。
競馬と納豆とラスベガスが好きだという、浅田さん。
どこにでもいる、昭和世代の定年をむかえたオヤジそのもので、
とても親近感を感じる。
40ものエッセイの中には
取材旅行に行った中国の話がたびたび出てくる。
中華料理やご当地料理のお話しも。
健康を気遣いながらもついつい食べてしまうというあたり、
他人事とは思えない。
自分の仕事についても、
もともとは「お笑い」を書くつもりだったのに、
いつのまにか、お涙ポロリの人情作品を多く書くようになったとか、
暑さに弱いから、自分の作品の出来の悪いものは
丁度暑い時に執筆にかかっていたものが多いとか、
浅田さんの人間像も浮かび上がってきて面白かった。
タイトルの「竜宮城と七夕さま」は
浅田さんがとても不思議に思っていることだ。
あの浦島太郎は、竜宮城でどんなごちそうをたべたのだろうか。
1年に1回しか会えない織姫と彦星の恋の行方はどうなったのか。
今でも気になって仕方がないらしい。
そういえば、あの三太郎の携帯電話のCMで
最近、川栄織姫が出てきて、
「1年に1回なんて、だめだめ」と言っていたっけ…。
浅田さんが童心から抱いていたストレートな疑問、
エッセイの中でもユニークに書かれている。
全体を通して、
作家浅田次郎が丸裸(?)になったようなエッセイだった。
ますます、浅田さんが好きになった。
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浅田次郎氏のエッセイ集。表題作をはじめ、リラックスして愉しめる。確かに竜宮城で浦島太郎がご馳走になったものは、刺身や煮魚や焼き魚ではないだろうとは思うけれど・・・
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2017/6/14の出版。JAL機内誌『SKYWARD』人気連載エッセイ「つばさよつばさ」単行本化。
タイトルは竜宮城ではごちそうが出たというのだが、鯛やヒラメは宴会の席で踊っていることになっている。それなら供されたごちそうとは何か。うにやアワビもごちそうからもしれないが、眼の前で踊っている鯛の刺し身のほうがごちそうに思える。何が出されたのだろうかというような内容。
もう一つ、浅田次郎さんは、朝、
『目覚めたとたんに、一日に一度だけ腹筋を活躍させて身を起こし、「よおっし!」と気合を入れて行動を開始する。いったい何が「よおっし!」なのかはわからぬのであるが、ともかく毎日がその一声で始まるのである。』のだそうだ。
浅田次郎さんはワタシより2つ年上。しかし、この本が出されたのが2年前なので、このエッセイが書かれたのはワタシと同じくらいである。なんと元気なんだろうと思う。
ワタシの寝起きはどっこいしょ、やれやれとジワジワと起き上がる。
浅田次郎方式で起き上がれば前のめりで充実した一日は約束されたようなものだ。浅田次郎さんに負けじと朝は心の中で「よおっし!」と叫んでみようと思うが、体というのか気力がついてこない。
しばらくは毎朝浅田次郎さんを思い出すことだろう。
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JALの機内誌、SKYWARDに連載されているエッセイ集ももう四冊目。
相変わらず軽妙な旅を中心としたエッセイで楽しませる。
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昭和元年から64年までの主な出来事と全国各地の観光、午前9時と午後3時の気温を1日の漏れもなく全19巻にまとめた書物がある。これのおかげで昭和を舞台とした小説を書く際、リアルな記述が可能となる それにしても、王妃の館の映像はまさしく奇跡であった。ベルサイユ宮殿もルーブル美術館も借り切っての撮影である。私の記憶する限り、日本映画市場はもとより、ハリウッドの大作にもこんな贅沢はありえない
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読んだことあるコラムもあるはずだがほぼ未読状態。
再読でも強く印象に残ったのは無いからしょうがないかも。