投稿元:
レビューを見る
既にマイホームを持っている人も、これから購入を考えている人も、一度は読むべき!
都市近郊のバス物件だとしてもガッカリするなかれ。
終の住処としての物件なのか、投資としての物件なのかで、価値は変わってくる。
この本の後に『プリンセスメゾン』(池辺葵)を読んでみるのも面白いかも。
投稿元:
レビューを見る
「マイホーム」が憧れになったのもここ数十年のことだったのか。これまでの歴史とこれからの予測に説得力があり、非常に勉強になった。
投稿元:
レビューを見る
マイホーム神話に踊らされてはいけない。
マイホームであわよくば儲けることは難しい。
余りまくる時代に。
投稿元:
レビューを見る
2017.10.26 読了
今後日本人口はどんどん減ることが分かっており、空き家も増えていっている中、なぜにこんなに新築マンションがどんどん建つのか違和感を感じていたが、不動産業界を知る著者の意見を読み、やはり需要と供給の合っていない異常な状態であることが確認できた。
面白かったのは、マンション販売時期が「第一期第二次」など細分化されている場合は、思うように販売が進んでいないケースであることや、ネット不動産の活発化の部分。
投稿元:
レビューを見る
空き家第一世代=団塊世代の親の家が空き家になる。
空き家第2世代=団塊世代の家が空き家になる。
家族で住んでいた個人の持ち家の空き家が増える。
マレーシアの青田買い、完成までに売ってしまう。
タワーマンションは中国人のお気に入り。
不動産でも需要が伸びるのは、商業施設やホテルなど。
施設の運営が必要な不動産。
オペレーショナルアセット。
裏通りのかき氷店を中心に新たな町並みができる。
住居もオペレーショナルアセットにする。シェアハウス、民泊、ペット専門、サーファー用、など。
投稿元:
レビューを見る
不動産における社会問題を様々な切り口で発信する著者。本書では「マイホーム」を持つことの意義とリスクを取り上げる。定番の「持家か、借家か」論、マイホーム価値の向上方法、マンションVS戸建て、二世帯住宅やタワーマンションの問題点などなど。
「マイホーム」を持つということに正解はないのだと気付かされる。そして、マイホームは「買う」、「住む」だけじゃない。マイホームを「貸す」ことにも目を向けるべきだ。
サブタイトルに記されている2022年は都市部の生産緑地が優遇税を廃止される年。それによって、大量の農地が安い価格で市場に登場し、地価は大暴落すると、著者は予想する。つまり、地価相場の大転換になる。
ホントかね。生産緑地とか言う土地が不動産市場を左右するほど存在するとは思えない。が、都市部で土地を買うなら、2022年まで待ってみるのも悪くはないかもしれない。
投稿元:
レビューを見る
マイホームを購入する目的を明確にすべき。
住宅用
投資用ー賃貸 or 転売
今の日本に住宅兼投資用はほぼ無い。
不動産業界にもパラダイムシフトが起きている。投資物件の転売による利益が主たる利益構造だったのが、シェアハウスや商業用賃貸などの管理運営することで利益が出る構造へ変わりつつある。モノからコトへ。
投稿元:
レビューを見る
今の住居からの引越しを考えており,次の住まいをどのようなところにしようかというのは悩ましいところです。
マイホームの購入は考えていませんが,賃貸よりも分譲の方が,一般的に設備が優れていることも事実であり,知人がマイホームを購入したなどの話を聞くと,心揺れ動くことはあります。
その中で,持家派か賃貸派のどちらがお得なのかの比較は無意味であるなどの指摘や,私が不動産に関して感じていたことも触れられており,自分の考えは,そう大きくずれてはいなかったのだと,勇気づけられました。
マイホームを購入することを検討中の方は,一度読んでみても損はない本です。
投稿元:
レビューを見る
ある程度落ち着いたらマイホームを買うんだ、そういうもんだと漠然と思っていたけど、そんな甘い考えを打ち砕く本だった。
特にタワマンの大規模修繕費について恐ろしくなった。踏み倒す住人がいて、コミュニティが崩壊する例があるとのこと。
一生賃貸でもいいかなと思えた。そのくらい身軽でいい。
投稿元:
レビューを見る
kindle unlimitedで読めたので読みました。
何の気なしに読んでみましたがなかなかおもしろかったです。
夫が何かにつけてもう少ししたらマンション買おうよ☆とのんきに言ってるけれど本当に買ってよいのかしら?と思っていたのですが、住まいとして住むなら資産とか投資とか甘っちょろいことを考えずに住み倒すという気持ちで住んでしまうのもありということが分かりました。
一方で投資も視野に考える場合では入手コストを抑えたり十分なexitも考えてやってるんだなぁ、なるほどなぁと思いました。具体的な事例があるのがいいです。
参考になったのが、売りづらくて買い叩かれ気味な二世帯住宅を買って(ただし完全別居型)、一世帯部分を貸すという方法。これなら親が元気なうちは収入を確保しつつ、将来親の面倒を見るというフェーズに移行したとしてもやりやすいなぁと思いました。もうひとつが、1Kマンション投資の方がファミリー向けマンションよりも坪あたりのコスト利回りが良く、さらに住民の入れ替えがある方が価格設定上もやりやすいとのこと。個人的にはまとまったお金があれば昔住んでいた学生街の1Kマンションとかを投資したいなぁと思っていたりもしたので、もう少し勉強してみてもいいかもしれない。具体例で挙げた人は築5-10年以内のマンションに絞って5年以内には売却するという。そういった形でリスク回避/利益確定or損切りというのもいいのかもしれないな。とにかく先立つものはお金だけどね。
あと、2022年以降は農地が出てきて、不動産事情が大きく変わるとのこと。家族のタームとしては時期的に買うなら2021年頃かなと思っていたけど、もう数年粘って我慢してみてもいいのかもしれない。もちろん子どもたちの人生イベントを重視したいけども・・・。
投稿元:
レビューを見る
・家を投資の視点で考え過ぎないこと。
・家を買う本来の意味は自分のライフスタイル充実の助けとするもの
・2022年の生産緑地解除で土地の価格は下がり、ファミリー用の賃貸物件も出てくる。
・投資として儲けるのは難しくなるから、住み倒すつもりで自分達の好きな家に住もう
投稿元:
レビューを見る
思いのほか良かった。
確かにマンションの価値のほとんどは土地じゃなくて建物。しかもすぐボロボロになる。
P94 多くの日本人は不動産の価値のほとんどを建物においている?
タワマンの多くが容積率が高く、1000%程度のものも存在。⇒一室あたりの土地が狭い⇒せいぜい5坪⇒土地と建物の割合が85:15とかになる。⇒経年劣化する建物の価値にみをゆだねる
P101 たいていの会社は不動産運用の副業を容認
P124 不動産広告というポエム。イメージコンセプト、言葉の意味は何のことやらさっぱりわかりません。意味はなく、客を酔わせる美辞麗句というのはみえみえ。
P130 3つの駅からアクセスできます⇒どこからも遠いのね。
P138 「第一期販売」は売れるかどうかの様子見。売れる物件なら分けて売る必要ない。
投稿元:
レビューを見る
マイホームを持つという行動の中で「常識」とされていることが、いかに供給側(売る側)の理論でできているかを、わかりやすく解説してくれる内容。世の中的に「マイホームを買わなければ」みたいな機運が高まっている。思わず流されそうになるが、無理をして買うことが、いかに危険か、罠がいっぱいだということが、よくわかった。また、「負動産」になりがちな実家の相続についても、わかりやすいアドバイスがあり、ありがたい。
投稿元:
レビューを見る
家、買う前に読む本だったなぁ…
でも、読んでも今の家、買ったかな。うん、買ったはず。(と言い聞かせる)
土地に価値を感じている。
家は価格を押さえて住み倒す。
この二点が基本方針だったので、読んでもショックを受けずに済んだのかも。
あえて言うなら、将来の不動産を取り巻く環境で、「家が飽和状態になるから、高齢者でも家を借りられるはず」というもの。
それが叶うなら一生賃貸もありだったかな?まあどうなるかわからないけれども。
投稿元:
レビューを見る
牧野氏の得意分野である不動産(マンション、戸建て住宅)の話。デベロッパーのつくる夢や幻想に惑わされてはいけないとういう話。買うのであれば5〜10年の中古物件がいいらしい。新築を買うなら自分たちが住むのではなく、賃貸に出すか、数年たってから売るのがよい。買う場合も駅近くでなければならない。