紙の本
おふざけが
2020/05/21 00:57
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投稿者:papakuro - この投稿者のレビュー一覧を見る
赤壁の戦い、レッドクリフ、三国志のハイライトですよ!
なのにこのふざけよう!
作者は、御存じ栄えある第1回ファンタジーノベル大賞受賞者で、中国歴史小説風ファンタジーという世界を生み出した。
三国志はコーエーのゲームを始め、数多くの雑多な作品が取り上げている。そういった中で、作者の独自色を示そうとしたらこんなになってしまったのか?
まあ、正史の三国志に対し、我々が読んでいるものの元となっている三国志演義もかなり盛っているということだから、ありっちゃありなんだろうけれど。
呉の人たちが、変になまっているのはかえって史実に近いといえるのかも(広い中国、所変われば言葉も変わるだろう)。
タイトルでわかるとは思うけれど、普通の三国志を期待して読まないように。ヒーローがチンピラや変態にしか見えないので、普通を期待していると結構イラッとくるかも。
そういえば、今話題の武漢はこのあたりだって書いてありました。
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【最強のぐんしー・孔明、呉の美周郎と対決!】曹操との赤壁の戦いを前に、呉と同盟を組まんとする劉備たち。だが、呉の指揮官周瑜は、変態孔明に殺意を抱いた。手に汗握る第参部!
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赤壁の戦い!!
今回も笑わせてもらいましたよ。本当に面白いんだもんなー。
そうして読みながら、孫権って影がうっすいことに気が付く。うーん、生まれるのが十年遅かったか、孫権!
もったいないぞ!
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冒頭の本筋とは直接関係のないサンゴクシシャン談義を経て、物語はいよいよクライマックスとなる赤壁の戦いに向かっていきます。
酒見さんのツッコミも相変わらずの冴えを見せ、時にニヤつき、時に爆笑しながら、最後まであっという間に楽しく読ませてもらいました。
第四部は出たばかりなので、文庫化にまた二年半から三年は待たねばならないのが難点ですが、楽しみに待ちます。
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赤壁の戦いから劉備が荊州切り取るまで
孔明を変質者として、常に白羽扇を持っていることを揶揄したりしながら、しばしば話の中に割り込んで突っ込む作者。
このため、うるさいというほどではないが、読むリズムをつかみ損ねてしまった。
三国志は他にも読んだけれど、これはこれで読み物として面白いと思う。
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ハチャメチャ三国志だ。呉の国の要人が皆広島弁をしゃべるところが愉快だ。話が展開するにつれ、三国志演義の世界に近づいてくるのはやむを得ないところ。
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ようやく文庫本の第3部が刊行されました。続けて読みたいところですが、いかんせん作者の酒見さんの遅筆?!なのか前回の発行から間が空くのでお話が何処まで進んだのか思い出し思い出しの読書です。それでも、読み始めると酒見流の独特な作風に引きずりこまれます。
題名からわかるとおり、これまでの三国志などのイメージからの孔明や劉備玄徳像を覆すトンデモ人物表現が満載。彼らの言動に物語の中でケチをつけ、大いに突っ込むスタイルです。今回はあの赤壁の戦い辺りが舞台になりますが、何故か九州弁をしゃべる重臣や三国志武将の中でもカッコよさでナンバーワンの周瑜=美周郎が孔明を狙ってメラメラするシーンとか可笑しさが随所にあり、漫画を読んでいるような感覚です。孔明は確かに変な奴ですが、軍師と言うだけに様々な戦術は意表をつくもので愉快になりました。
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まったくと言っていいほど、三国志について知らない。
マイ・ファースト・三国志が、この本。
それで、いいのだろうか。
ま、楽しいから、いいか(笑)。と思うことにする。
第二部を読んでから、ずいぶん日が経ってしまっての、第三部。
三国志では山場にあたる、赤壁の戦いのところが、この巻にくる。
この巻では、美周郎、周瑜が、ほとんど第二の主人公のようだった。
この小説始まって以来、ほとんど唯一のまともな「英雄」。
彼のおかげで、孔明の「変質者」ぶりがいよいよ際立つ。
この他の三国志本を、私は将来、読んで受け入れることができるのだろうか…。
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酒見賢一の泣き虫弱虫諸葛孔明を読みました。
友人に勧められて読んだ、諸葛孔明を題材にした小説でした。
konnokは三国志を読んだときにイマイチ面白さが分からなかったので、この小説もちょっと評価は低くなりました。
文章は読みやすいし、面白いかも知れないな、とは思うのですが、知らない人の内輪話を延々と聞かされているような気がしました。
三国志を気に入っている人にとっては諸葛孔明はヒーローなのでしょうから、その裏話的なこの物語は面白いんだと思いますが。
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サンゴクシャン最大の見せ場赤壁編。
正史と演義の世界を縦横無尽に行き来しつつ愛情溢れるツッコミが素晴らしい。
仁義なき戦いに出てきそうな呉の連中よりも孔明の方が妖しく怖い。
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いまもっともヤバい酒見版三国志!赤壁に孔明の出る幕なし!美周郎と魯粛を見直すべし!赤壁の戦いを見直すべし!それすなわち、三国志を見直すべし!!
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【なんだこりゃ!?三国志】も3巻目。有名な話赤壁の戦いも、「なんだこりゃ!?」だった。本編読んでないので、ますますだけど、とっても面白い!
呉の人達が喋ってるのは、広島弁?博多弁?高知弁??誰か教えて下さい。
巻末のフリペもグッド!
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2巻まで読んでて超久しぶりに再開。面白かった。赤壁から周瑜の死まで。やっぱ私、サンゴクシシャンだな!
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物語も佳境に入り益々絶好調。有名な赤壁の戦いが対曹操より、孔明と周瑜の暗闘に力点が置かれている。しかも孔明が超変態(笑)。
こんな三国志読んだことないが面白いし、それなりに説得力があるのが作者の力量のなせる技か。
呉の人達の広島弁?が絶妙にハマってます。