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2017/09/20 13:28
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投稿者:ポッター - この投稿者のレビュー一覧を見る
作者は、本についての愛着が感じられる作品であった。本を通じて、色々な生き方に触れる事ができるというのは、共感できる。でも、作者は強い生き方ができる人だから言えるんじゃないかなと思う部分もあった。
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著者ほどの読書家でも、外れの本を手にとってしまうことがあるということと、関心があっても思うように読み進められない本は、文章に問題がある等何かしらの理由があるので無理に読む必要はないと自分勝手に解釈しているということに、俗な本読みの私も勇気づけられた。
「読書は心を潤したり、精神的な満足を求めてする無償の行為」という言葉にハッとさせられる。「何かリターンを求めて功利的に本を読むのは、読書の価値を下げる」という言葉等に反省すること頻り。
「仕事と読書と人間関係と、そこからくる人間への理解」が人が生きていく上で大事であるという著者のモットーは心に刻みたい。
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兎に角、本を読め!読め!と書いてあるのかと思ったら違った。小説でも何でも興味のあるものを読め、読みたくないなら読まなくていいと書いてあった。
自分にとって価値のあるものは他人には価値がないかもしれない。でも、自分には価値があるなら読むべき。
昔、こんな本を読んでも意味がないと教師に言われたことがあるけど、まさにこの事なんだよな。
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死ぬほど読書とあるが、読書術の本ではなく、人生において読書がどう関わり、影響するかを著者の経験から書かれている。文体も平易で読みやすい。
読書があまり好きでない方は、読書っていいかも!と思えるし、読書の好きは人はあらためて今の自分の日々にどう関連し影響しているか見つめなおす機会だと感じた。
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読書論というか、読書に関するエッセイ集。楽しく読め、読書好きにはさらなる読書意欲が湧く。
本を読んで考える事。本は著者との対話であること。心の栄養は読書で得られること。読書により心に色々な興味がフックとなり、セレンディピティが起こること、等々など・・・。
終りの方で著者が、本を読んでいる人とそうでない人は話をすれば分かる、と述べているのは大いに頷ける。面白い人はみんな読書好きか、或いは読書以外によって心のフックがたくさんある人だと、私も思った。
星数が少ないのは、特に感動的でも情報量が多かったわけでもなかった故。私の基準。
読書家には良い暇つぶし。それ以外にも読書をしたくなる良書。
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瀬島龍三 もし問題が怒ったら、すぐ飛行機にのって現地に生きなさい。お金なんか気にしなくてもいい。それで会社から文句をいわれたら、私にいいなさい」
現地にすべてがある、一次情報をいかにして集めるか
瀬下さんは、「問題があれば、すぐ現地にいけ」といっていたよと新人社員にいった
人間にとっていちばん大事なのは、「自分は何も知らない」と自覚すること
情報は考える作業を経ないと、知識にならない
教養の条件、「自分は何も知らないことを知っていること」と「相手の立場にたって物事を考えることができること」
教養を磨くもの 仕事と読書
ガンジー 人間を人間たらしめる条件は、自分の意思を抑制すること
賢者は自らを律し、愚者は恣(ほしいまま)にする
本当の賢者とは自分の欲望をコントロールできる自制心を持っている人
新宿 ルミネtheよしもと なんばグランド花月
徳川家康 不自由を常と思えば不足なし
問題があるというのは、懸命に生きているあかし
「失敗しても死ぬわけでじゃない。生きていればチャンスはいくらでもある。そもそも生きていることそのものが問題を生むんだから、問題が嫌なら死ぬしかない」
「問題は人との関係であり、一人で解決するものではない。他人への想像力と共感が、解決へ導いてくれる。問題がある限り、またそれを解決する答えも必ずどこかにある。問題があるということは、生きている証だ。問題があることを喜べ」
人間一人では生きていけない。人間一人の力はたかだかしれている。これが私にとって人生最大の教訓です
木のいのち木のこころ 西岡常一
癖を見抜いてそれを生かす
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タイトルに惹かれて手にとった。
読む本のジャンルに優劣はない、と書かれていたけれど、普段小説ばかり読む自分としては、この本を読んで、歴史物や古典、ノンフィクションも読んでみたくなった。
読書をするときに、「考えながら」読むことが、自分にできているのか?
経済界で力を発揮してきた人が、どのような本の読み方をしているのかを知れて、勉強になったし、自分の読書の仕方を省みることができた。
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「動物の血」と「理性の血」がよくわかった。
読書しなくても生きていけるけれど、
私は読書して
より人間らしく、より良く生きたい。
毎日読書する習慣つけたい。
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2018.5.25
平易な言葉でわかりやすく、量も程よかった。
タイトルからは少し違ったイメージの内容だったけど。
本の読み方、楽しみ方は人それぞれだしそれでいいと思ってるけれど、丹羽さんの書いていることに共感できる箇所がいくつかあって、そうそうって思ったり。うーんってところもあったけど、そうやって、ふだんは違う世界にいる人の考えを知ることができるのも読書の醍醐味なのだと。
その本を読んで、自分がどう思うか。それが人それぞれ違うから、人によって感銘を受ける本とか面白い本って違うんだよなー!
私も書評や帯、人のおすすめ等をもとにして本を選ぶことはあまりないけれど、決め込むことはせず、たくさんの本に触れる中で自分にとっての良書に出会っていきたいと思う。
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【死ぬほど読書】
・与えられたものばかりで生きていると、「自分の頭で考える」ことができない
周りから与えられた狭い世界のなかで、実利的な結果ばかり求める。そんな生き方は、精神的に不自由。
・ビジネスにおいて情報は生命線。一次情報は重要。情報の精度と質を高める。
・自分の無知を自覚する。どんなことからも学ぼうと謙虚になる。読書すれば、自分の未知が多いことに気付く。
自分が何も知らないという思いは、成長させてくれる。
自分は何でも知っていると思い込む人は傲慢で、なんでもひとより優位に立ちたがり、自分勝手に進める。
・情報は「考える」作業を経ないと、知識にならない
・本は人間力を磨くための栄養
・相手の立場でものを考えることができない人は教養のない人
・伊藤忠兵衛「商売菩薩の業、商売道の尊さは、売り買い何れをも益し、世の不足をうめ、御仏の心にかなうもの」
・アレクシス・カレル『人間──この未知なるもの』
人間とは何かという問いに対しては、人は謙虚でなくてはならない、ということを教えてくれる
・想像力は大事。人間理解が深まる
・本を買う決め手は目次、作者の論理的思考が分かる
・古典とは…長時間、多くの人に受け入られた書物は広い間口と奥行きがある。人々の心の渇きを潤してきた。
・関心あっても、理解できない本は無理に読まない
・ベストセラーは時代の流れを知るためのもの。
・週刊誌の役割は、大衆の下世話な覗き趣味に応えること。妬みひがみ満載を読んでいたら、負の感情に偏ってしまう
ネットの情報は、週刊誌よりもさらに断片的。理性の血よりも、闘争本能の動物の血を掻き立てる
・「なぜ?」と考えながら読めば、思考力が磨かれる
・作家・歴史家の編曲のHis-Storyでなく、ノンフィクションなど史実に基づいたStory
史料性の高い本には、その行間を自分の想像力と思考を使って補っていく楽しさがある。
・戦争がひきおこす数知れない悲劇は、人間の心の弱さを示す。心の鍛錬の難しさを自覚せよ
・ガンジー「人間が成長するための条件」として
1.身体の鍛錬 2.知識の鍛錬 3.精神の鍛練
・不足している感情は本で補う
・劉備「悪、小なるを以て之を為すなかれ。善、小なるを以て之を為さざるなかれ」
・他人の失敗談はあてにならない。小さな失敗をしておいてその都度反省する。
・西岡常一『木のいのち木のこころ』
──癖のある木は寸法で組まず、。癖で組め。癖を見抜いて上手に使えば、まっすぐな木よりも強く建物を支える。
・読書は自己の内面ではなく、著者とも対話。多くを読んだ人は、たくさんの著者と出会って、彼らの声を頭の中で響かせている
・育ちのいい学者先生でも、人生経験乏しければ、品性はにじみ出てこない
・お金持ちになって仕事をしないで遊び暮らす、のが最高の幸せだと思っている人は、
仕事の意味やそれが人生の上でいかに大切かを理解していない
・真面目にいい仕事をし、よこしまな発想をせず、人のことも常に考えられる人に運は微笑む
・エ���ートほどスランプに陥る
「社会に出れば、君の立場は君が決めるものじゃない。人が決めるんだ。だから人事を尽くして天命を待つ気持ちでいればいい」
自己評価が高すぎる。調子が悪くてだめなときこそ、自分本来の実力だと思えば、スランプに陥らない
・壁にぶつかったときこそ、その人の器の大きさがよくわかる
・本は人を見る目を養ってくれる。人間とは何かという究極の関心を抱きながら生きてきたことが影響している。
・学歴が高くてもに伸びない人はプライドが高い。上司と軋轢、雑用をおざなりにした仕事ぶりで信頼を失くし、人望を集められない
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読書に関する、いわゆる「読書本」が好きでよく読むけど、すごくしっくりくる内容。一般的に読書本は、読書を無条件で礼賛したり、肯定する意見も中にはあるけど、丹羽さんは極めてフラットな視点なのが良い。
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<目次>
はじめに
第1章 本に代わるものはない
第2章 どんな本を読めばいいか
第3章 頭を使う読書の効用
第4章 本を読まない日はない
第5章 読書の真価は生き方に表れる
第6章 本の底力
<内容>
「はじめに」で、新聞に投書した大学生の「読書無用論」の記事が載る。そこから最初のうちは、読書論らしきものが綴られている。が途中から、人生論に代わっている気がする。第5章、6章はあきらかに章題と内容が乖離している。まあ、1日で読める軽いものだけどね。
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読書好きの著者による、自身の本の読み方や、それを通した生き方について、感じられるところを書かれています。世間に多い「読書方」というものではなく、日常に溶け込んだ読書生活といったものを紹介されているような気楽さで楽しく読むことができました。タイトルが「死ぬほど」とあるので気負って読みはじめましたが、「死ぬまで」どのように本読みを生きていくかという内容です。その楽しさを本書を読んで終始感じました。本を読む人にしかわからない世界を、私も本読みと思っているので、ふんふんと共感をしながら一気に読ませていただきました。
本を読むことだけでは勿論だめで、その知識などを仕事にどうやって活かしていくのか。著者の経営者としての経験への活かし方も書かれていて、勉強になる面が多数ありました。さらに本を読むことが好きになりました。
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読書の醍醐味が感じられる一冊。
読書のみならず人生観にも触れられている。全てが受け入れられる訳ではないが、参考にはなった、
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タイトルが気に入って購入。
本をもっと読みたくなるからいい。
私が読んだことのある本が出てくるとやったーと思う。
教養を磨くものは仕事と読書と人。
人生を豊かにするものと同じですね。